劇場版『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』公開に向けて2人の主人公・水澤悠と鷹山仁の関係をおさらい!

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『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』が、いよいよ2018年5月19日(土)に公開となります。本作は、Amazonが手がける動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」用コンテンツとして、2016年からスタートしたオリジナル仮面ライダーシリーズの劇場版。本稿ではその公開に向けて、『アマゾンズ』における2人の主人公・水澤悠と鷹山仁の関係を振り返ります。

 

 

『仮面ライダーアマゾンズ』は、1974年にテレビ放送された『仮面ライダーアマゾン』のリブート的作品。当時の日本ではまだなじみの薄かったAmazonプライム・ビデオでの独占配信となり、ファンの注目を集めました。制作発表会の時点から「平成シリーズ初期に見受けられたような挑戦的な試みを行っていく」と明かされ、そのドラマは“仮面ライダー”という存在が元来持っていた怪奇性を今一度振り返る内容に仕上がっています。

仮面ライダーアマゾンズ公式より。左のアマゾンアルファは鷹山仁が、右のとアマゾンオメガは水澤悠がそれぞれ変身します。

 

本作の鍵となるのは、アマゾン細胞と呼ばれる人工の細胞と、それを培養した実験体・アマゾンの存在。アマゾン細胞は人間のタンパク質を好み、食人衝動を持つ4,000もの実験体が放たれた街が舞台となります。物語の主役は、水澤悠と鷹山仁という2人の人物。アマゾン細胞に人間の遺伝子を移植したことによって生まれた悠と、アマゾン細胞を自らに移植したことでアマゾンとなった仁の関係は、たびたび“養殖と野生”に例えられました(以下、場面写真は東映公式より引用します)。

▲水澤悠(上/演:藤田富)と鷹山仁(下/演:谷口賢志)。

 

アマゾン研究を行っていた大手製薬会社の野座間製薬は、事故により脱走した実験体たちを処分するための「駆除班」に人知れずアマゾンの駆除を行わせていましたが、アマゾンとして覚醒した悠がその現場に出くわしたことで物語が動き出します。正体を知らされず人間として育てられた悠は、自分が本当は人を食う怪物なのではないかと苦悩。科学者として研究に携わり、アマゾンを生み出してしまった責任から全てのアマゾンを殺すことを目的とする仁とぶつかるうち、「守りたいものは守り、狩るものは狩る」という結論に至ります。

 

人を食らわず、ひっそりと生きることを望むアマゾンたちを守ると決めた悠と、仁はついに相容れない仲となり、シーズン1のラストには壮絶な戦いを繰り広げながらも、その決着がつくことはありませんでした。

 

その後も時には敵として、時には共闘しながら続いてきた悠と仁の関係が、今回の劇場版でピリオドを迎えます。一足先に試写を拝見しましたが、その結末は『仮面ライダーアマゾンズ』ファン必見の内容となっていました。これまでのシリーズをおさらいしたい人、これから『仮面ライダーアマゾンズ』に触れる人はゴールデンウィークの時間を利用して、鑑賞前にシーズン1を見ておくとより劇場版を楽しめると思います!

 

 

DATA

劇場版『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』

  • 2018年5月19日(土)公開
  • 出演:藤田富/谷口賢志/武田玲奈/東亜優/三浦孝太/俊藤光利/籾木芳仁/田邊和也/宮原華音/勝也/姜暢雄/国府田聖那/神尾佑/加藤貴子/藤木孝
  • 監督:石田秀範
  • 脚本:高橋悠也
  • 監修:小林靖子

 

 

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(C)2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (C)石森プロ・東映
劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (C)石森プロ・東映

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