劇場版『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』試写会インプレッションをレポート―鬼気迫る悠と仁の闘い、その結末を見届けよ

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劇場版『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』が、2018年5月19日(土)より公開となります。『仮面ライダーアマゾンズ』は、Amazonが手がける動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」用のコンテンツとして、2016年からスタート。仮面ライダーという作品の持つ「怪奇性」を今一度フィーチャーし、インパクトのあるストーリーと画作りで人気を博しました。

 

 

その人気を受けて製作された劇場版では、これまで物語を牽引してきた水澤悠(演:藤田富さん)と鷹山仁(演:谷口賢志さん)、2人の関係性における結末が描かれるとあり、多くのファンから注目を集めています。本稿では、公開に先駆けて行われた試写のインプレッションをお届けしましょう!

 

舞台は『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』から2年後。アマゾン駆除組織・4Cから逃げ続ける悠がたどり着いたのは、周囲を森林に囲まれた謎の養護施設。慎ましやかに生活する子どもたちと、その背後に見え隠れする「アマゾン畜産計画」の謎を主軸に物語が展開していきます。

 

見終わった直後の感想としては、「すごいものを見てしまった」という一言が真っ先に浮かびました。『アマゾンズ』本編中でも印象的だった薄暗い画作りはより凄みを増し、その迫力はスクリーンで観ることで何倍にもふくらみます。森の洋館というシチュエーションも相まって、嫌な予感がひとつひとつ的中していく展開にはホラーじみたスリル感も。序盤のとあるシーンでは音が遮断されるような演出も盛り込まれ、印象的な場面をより強調していたのが心に残っています。

 

新たに登場するアマゾン「ネオアルファ」も、本作のポイントのひとつ。その圧倒的な強さを披露する戦闘シーンでは、『アマゾンズ』初期のアルファを思わせるような、ゆったりと余裕に満ちたアクションを見せてくれます。ネオアルファに変身する養護施設の園長・御堂英之助(演:姜暢雄さん)と仁さんとのやりとりには、2人が過去にどんな関係だったのかを匂わせる会話もありました。

 

そして、何といっても悠と仁さんの決着。時には共闘し、時には殺し合った2人の関係にピリオドが打たれます。正直なところ、いちファンとしては劇場版でもその結末はなあなあになってしまうのではないかと思っていたところがありましたが、それは無用な心配となりました。2人が闘うシーンでは悲壮な覚悟のぶつかり合いが正面から描かれ、思わず目を覆いたくなるほどの迫力がありました。藤田さん、谷口さんの全身全霊が込められた演技を、ぜひ劇場で見届けてください。

 

 

DATA

劇場版『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』

  • 2018年5月19日(土)公開
  • 出演:藤田富/谷口賢志/武田玲奈/東亜優/三浦孝太/俊藤光利/籾木芳仁/田邊和也/宮原華音/勝也/姜暢雄/国府田聖那/神尾佑/加藤貴子/藤木孝
  • 監督:石田秀範
  • 脚本:高橋悠也
  • 監修:小林靖子

 

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劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (C)石森プロ・東映

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