『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』見どころは少し“背伸び”をした人間ドラマ!小林千晃さん・渕上舞さん・加隈亜衣さんたち出演キャストが登場した第1話先行上映会レポート!

更新日:2019年9月26日 23:48

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『ガンダムビルドダイバーズ』から2年後の世界を舞台にした新作アニメ『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』が、ガンダム公式YouTubeチャンネル「GUNDAM Channel」にて2019年10月10日(木)より配信スタートとなります。9月25日(水)には東京・新宿ピカデリーにて第1話の先行上映会が開催。本稿では、上映会に集まったファンに向けて出演キャストたちが披露したトークショーの模様をお届けします!

 

▲左からMCの綾見有紀さん、メイ役・渕上舞さん、ヒロト役・小林千晃さん、フレディ役・加隈亜衣さん、岡本拓也プロデューサー

 

映画館の大きなスクリーンで第1話が上映されたあと、MCの手引きによって主人公・ヒロト役を演じる小林千晃さんたちゲスト陣が拍手に包まれながら登壇。メイ役の渕上舞さんはイヤリングを、フレディ役の加隈亜衣さんはスカーフを身に着けており、それぞれが担当するキャラクターをイメージして選んできたと話しました。その流れで、SUNRISE BEYONDプロデューサーの岡本拓也さんが着用しているタイトルロゴTシャツが話題に。今は世界で1着しかないとのことですが、今後量産する予定もあるとグッズ展開をほのめかすコメントもありました。

 

和やかなオープニングとなったトークショー最初のテーマは「役に決まった時の気持ち」。小林さんは小学生の時に見た『機動戦士ガンダムSEED』が自身にとっての初ガンダムだった(この時、客席からはどよめく声も……)ことに触れつつ、 決まったと報告を受けた時はあまり実感がなかったとトークしました。

そう話す小林さんに、分かる!と共感の声で応えたのは渕上さん。ガンダムという看板の大きさから、オーディションを受けたものの正直自身はなかったと渕上さんが胸中を吐露する一方、加隈さんは小躍りするほど嬉しかったと振り返って笑いを誘います。

 

トークショーではキャスティングに関する裏話も語られ、メインキャラクターの声優さんは全員がオーディションによって選ばれていることが明らかに。綿田慎也監督と相談し、「とにかくキャラクターのイメージに近い人」を選ぶ方針だったと話す岡本さんは、何かを背負っているヒロトのイメージに小林さんが最も近かったとベタ褒め。第1話のクライマックスシーンにおける、とあるセリフをオーディションの課題にしたところ、小林さんだけが唯一イメージ通りの演技を披露してくれたといいます。

 

難しい役どころだというメイ役には、綿田監督・音響監督の両名から渕上さんを推す申し出があったそう。演技の幅が求められるものの、渕上さんにならお任せできると思ったと続ける岡本さんのコメントを受け、決意を新たにする渕上さん。オーディション用のボイスサンプルが一番振り切れていたという加隈さんの演技は、良い意味での化学反応が起きていると岡本さん。一緒にいることが多いというパルヴィーズ(声:南真由さん)との差別化のため、フレディにはかわいいだけでなく、少しおバカキャラっぽい役回りが求められたとのことです。

加隈さんはそんなフレディを演じるにあたり、声優として今まで使ったことのない音域の声で演技しているとトーク。第1話で実際にその演技を確認したファンたちから爆笑が起きるなか、フレディのような耳の生えた男の子キャラをずっと演じてみたかったと笑顔で応えました。

 

ここからは、本作に登場するメカが話題の中心に。それぞれが搭乗するガンプラの印象がトークテーマとなった際には、アースリィガンダムの王道カラーリングが生み出すカッコ良さに興奮気味な小林さん。一方の渕上さんはメイのウォドムポッドについて、どうやって戦うのかずっと気になっていたと困惑(?)気味に語り、客席から笑いが漏れる場面もありました。

 

コアガンダムに搭載されている連携合体換装システム「プラネッツシステム」については、大方の予想通り、惑星にちなんだものであることが改めて明らかにされました。現状発表されているアースリィガンダム、マーズフォーガンダム、ヴィートルーガンダムのほか、さらなるバリエーションについても期待して良いと胸を張る岡本さん。客席が拍手で応えるなか、話題はガンプラへと移っていきます。

 

MCから「ガンプラを作ったことがありますか?」と質問があると、先日行われた「C3AFA TOKYO 2019」のステージにて、10月に発売を控える「HGBD:R 1/144 アースリィガンダム」を人生初ガンプラにしたいと話したことを振り返る小林さん。その後、一足先にアースリィガンダムのガンプラをもらえたという小林さんは、苦戦しながらも説明書通りに組み立てることができたと話しました。

弟がふたりいるという加隈さんは、幼い頃に弟さんたちがガンプラを組み立てる様子を見守っていたとのこと。その流れでガンプラを組み立てたあとに貼るシールを自分も貼ってみたいと思い立ち、1度だけ作ってみたことがあるといいます。同じく弟がいることで知られる渕上さんは、地元の福岡から弟さんが遊びにきた際、お台場のガンダムベース東京でなんとガンプラを2・3個買ってあげたというエピソードを披露。

 

トークショーも終盤となり、作品の見どころがテーマになると、従来のガンダムビルドシリーズよりも“背伸び”をした作品になっていると岡本さん。登場キャラクターの年齢層もあがっており、これまでとは異なる方向性で人間ドラマを描くことにチャレンジしているといいます。渕上さんは、メイが『ガンダムビルドダイバーズ』の登場キャラ・マギーと絡むシーンもあることに言及。シリーズ作品ならではのお楽しみも用意されていることを示唆しました。

 

最初からある程度仲が良く、同じ方向を向いていたキャラクターたちが多かったこれまでとは異なり、登場人物たちがバラバラであることが強調された『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』。小林さんはそんなバラバラなキャラクターたちがどうやって結束していくのか、その人間ドラマに注目して欲しいとアピールし、トークショーを締めくくりました。

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