ガンプラ作例【1/100 フルメカニクス ガンダムバエル】をフクダカズヤが作る!(その2)

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※この記事は7月1日までの公開です。

 

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』より、ギャラルホルンの象徴的モビルスーツが「1/100 フルメカニクス ガンダムバエル」としてリリース! フクダカズヤが随所にディテールアップを施しました。今回から製作を開始します。

 

※関連記事も併せてご覧ください。

 


1/100 フルメカニクス ガンダムバエル

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こんにちは、フクダです。今回はいつもお世話になっているビルドファイターズD-Rはひと休みし、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』より「1/100 フルメカニクス ガンダムバエル」の製作を担当しました。D-Rの方でAXオベロン&AXタイターニアすーぱーふみなアクシズエンジェルVer.と白系に塗装する作例が連続していたためでしょうか、全身真っ白のガンダムバエルもボクのところへやってきました。もちろんボクの方でもそれらの作例とは違うアプローチの白塗装をしていますので、興味がありましたら過去記事と併せてご覧いただいてもよいかもしれませんね。

 

さてさて、先月3月24日に発売となったガンダムバエルですが、その真っ白のボディと翼を思わせる大型の推進ユニット「スラスターウイング」が目を引きます。内部フレームの露出度が少ない大きめの装甲はゆるやかな曲面を多用しており、機能美ではなく装飾美を思わせるその意匠は、他のガンダムタイプとの違いが読み取れ一味違った印象を色濃く感じます。厄災戦時、アグニカ・カイエルが本機に搭乗して他のガンダムを率い指揮をとっていただろうその姿はソロモン72柱の東の王を彷彿とさせ、(悪魔の名前ですが)神々しい存在だったのではないか……といろいろ想像してしまいました(笑)。

 

キットは、ガンダム・フレームに装甲を取り付けるといったいつもの構成。今回も“設定画に近づける”といったような縛りのある作業は設けず、設定画は「参考」としてキットの素材を活かす方法で製作を進めました。

 

 

全体

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  • エッジ化とC面の使いわけ
  • スジ彫りと四角や台形、六角形の凹モールドの彫りなおし

 

あまりエッジを利かせピンピンに尖らせてしまうと、先に書きました“ゆるやかな曲面”との整合がとれなさそうだったので、C面はそのままとしている部分を多く残しています。「エッジは立っているけど痛々しい鋭利な印象がない」という感じでしょうか。厚み(薄さ)を演出したい部位は削り込み、それ以外はC面で処理する……と様子を見ながら対応しています。また各部に見られる様々な形状の凹モールドはカドを出すように彫りなおしを加えています。

 

それ以外の工作を上から順に説明します。

 

 

頭部

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  • フェイス部のモールドを劇中風に修正

 

フェイスパーツ(E1-21)のモールドをアニメーション作中のように修正。モールド埋めにはガイアノーツの瞬間カラーパテ(白)を使用しています。エッジ出しはアンテナの前面と、頬あてのみ行っています。

 

▲頭部の比較。▲頭部の比較。手前が加工後。ただ彫り直しているワケではなく段差をつけてメリハリもつけている。

 

 

胸部

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▲胸部アップ。鎖骨部分のシリンダーも新造されている。

 

  • フレームの一部を切り欠き、首の前後スイングの拡張
  • 装甲類はほぼキットのまま(一部にモールド追加)
  • 肩口の板状パーツの裏面にモールド入りのプラ板を接着

 

首周辺のフレームを削り、首の取付けダボで前後に可動できるようにしてみました。黄色のダクト(A1-1)とその下の白いパーツ(F8)の下端末部のみシャープ化しています。両脇の板状のパーツ(F9、10)の裏面側にプラ板を貼って埋めています。モールドのパターンは鉄血シリーズでよくみられる三角を取り入れたパターンを参考にしています。

 

 

腕部

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  • ヒジにある青いブレードの形状を若干変更
  • 平手首の表情変更

 

マーキングが独特に分割化された肩ですが、様々な作業性を考慮してキットのままの分割とし、合わせ目はモールドに見える処理を行いました。単調な線に見えないようにブロックごとに太さを変えたり凹モールドを追加するなどの情報を増やしています。

 

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▲肩パーツ比較。左がキット、右が作例。モールドなども彫り込まれている。

 

下腕の一部に別体化しているようなモールドを追加していますが、外装を外す方向などを考慮してスジ彫りの向きを選択しています。フルメカニクス共通の平手首パーツは機械的な無表情さの魅力があるのですが、バエルに関してはもう少し表情があった方がよいと判断して簡単な改造を行いました。

 

▲腕部の製作途中写真。▲腕部の製作途中写真。胸部横、板状のパーツの裏面にはプラ板を貼り、三角状のスジ彫りを入れている。ヒジの青いブレードパーツのほか、手首パーツの表情の違いにも注目。

 

 

腰部

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  • サイドアーマーの形状を整形
  • フロントアーマーとリアアーマーの調整
  • リアアーマーにパネルラインのモールドを追加
  • 脚部取付け軸(D3)を加工し、脚部を2ミリずつ内側に寄せて取り付けている

 

サイドアーマーは設定画を参考に整形しました。そのサイドアーマーの周辺のスキマがちょっと気になりましたので、スキマを調整するようにフロントアーマー、リアアーマーの端末にプラ板を貼り足しています。

 

リアアーマーは他のパーツと比べるとモールドが少なめで少々寂しい印象がありましたのでスジ彫りを追加しました。剣のユニットをつけてしまうとまったく見えなくなってしまうんですけどね(笑)。

 

▲リアアーマーの肉抜き穴はプラ板でフタを。▲リアアーマーの肉抜き穴はプラ板でフタを。鉄血シリーズで見る三角を基調としたモールドを取り入れている。

 

▲リアアーマーの加工。右が加工後。モールドの追加、プラ板による面の延長確認できる。

▲リアアーマーの加工。右が加工後。モールドの追加、プラ板による面の延長確認できる。

 

次回は、脚部の加工やバックパックについてお届けします。

 

 

DATA

1/100 フルメカニクス ガンダムバエル

  • 発売中
  • 価格:3,456円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

 

関連情報

 

(C)創通・サンライズ・MBS


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