『河森正治EXPO』いよいよ開幕!立体物で河森ワールドを味わえるエリアやこれからの“未来”を見据えた展示など内覧会のフォトレポートをお届け!

更新日:2019年6月1日 02:27

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

『マクロス』や『アクエリオン』などに代表される作品群を手がけ、ロボットアニメ好きならその存在を知らぬ者はいないクリエーター・河森正治さん。大学2年生でプロデビューを果たし、これまで河森さんが歩んできた40年にもおよぶ創作の軌跡を追う企画展「河森正治EXPO」が、いよいよ2019年5月31日(金)より東京ドームシティ・ギャラリーアーモにて開催となります。本稿では、その一般公開に先駆けて行われたメディア内覧会の模様をフォトレポートでお届け!

 

 

入り口を進む観客の目に飛び込むのは、これまでに河森さんが関わった作品タイトルがびっしりとデザインされた壁面。その通路の先には、EXPOの大きな目玉のひとつである直径約10メートル・高さ約5メートルのドームシアターが待ち構えています。河森作品の登場人物たちが時空を超え、力を合わせて戦う映像作品の世界へと没入できる体感型アトラクションとなっていますので、ぜひチェックしてください。なお、ドームシアターを観覧する際にはドームシアターつきチケットを用意するか、当日会場にて観覧チケットを購入する必要があります。

 

ドームシアターを抜けると、立体物を通して河森作品の世界観を味わうメインパビリオンへと進入。エリア中央には、河森作品キャラのフィギュアがずらりと並ぶ壮観な眺めが広がります。

 

展示台をフィギュアと二分するのは、ファイターからバトロイドへと変形し、滑走路に着地するVF-1 バルキリー。変形の過程が連続写真を思わせる演出で描かれており、躍動感満点の展示となっています。

 

その奥に見える巨大な拳「破常識拳」は、アクエリオンの無限拳を思わせるモニュメントとなっています。河森作品に登場するメカの模型空き箱を利用し、観客の目を引くインパクト絶大な展示に仕上げた「破常識拳」。使用されている空き箱はすべて河森さんの私物だというから驚きです。

 

そのほか、アクエリオンEVOLやニルヴァーシュ、ザ・フールなどの特大立像も展示。

 

「マクロス」シリーズの歴代バルキリーも額装されており、ファンにとってはたまらない光景です。

 

そのほか、パネルが設置されたフォトスポットも充実。そのまま撮るも良し、一緒に写るも良しなエリアが随所に用意されています。

 

2019年8月に導入予定の『マクロスΔ』新型遊技機もお披露目されていました。

 

メインパビリオンの出口には、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』にて展開された白熱のレースを再現した展示も。音と光によって、タイヤが火花を散らせる演出を楽しめます。

 

河森さんが生み出してきた膨大な量の企画書やストーリーメモ、デザイン画などの数々や、本EXPOで初公開となる未公開資料などが所せましと展示されたクリエイティブパビリオンの写真は、おさめることができませんでした。その実態はぜひ会場でご確認いただくとして、ここからは河森さんがどのように作品のアイデアを得ているのか、その元を探るインスピレーションエリアをご紹介! 河森さんの作業机を忠実に再現した展示には、そのスタッフワークの秘密が散りばめられています。創作活動をされている方にとってもヒントになる何かが隠れているかも知れませんね。

 

「マクロス」シリーズではすっかりおなじみとなったミサイルを一斉発射するシーン、いわゆる「板野サーカス」の着想を得たというロケット花火。少年期の河森さんは、仲間たちと数千本ものロケット花火を同時に打ち上げたといいます。その様子を再現した展示もあり、少年期の河森さんが見た光景を追体験することが可能です。

 

そのほか、河森さんがこれまで取材のために訪れた外国の様子を収めた写真資料も展示。

 

さらには、河森さんの人生を代表作とともに振り返る壮大な年表も。内覧会の時点では、マンガ『シャーマンキング』の作者として知られる武井宏之さんの寄せ書きが描き込まれていました。これから続々と、河森さんに縁のある方たちの描き込みが増えていくのでしょうか。また、河森さんと馴染み深い面々から贈られたお祝いのお花も、会場のいたるところで確認できます。

 

最後となるフューチャーパビリオンでは、河森さんが現在進行形で手がけている作品や、そのさらなる先を見据えた未来の展示を展開。メカの変形機構を構想するにあたり、自らモデルを作成することで知られる河森さんの新作「可変ロボットバイク」が、なんと実物大で再現されている展示もありました。

 

EXPOを楽しみつくした後には、ここでしか買えない限定グッズの数々を取り揃えた物販コーナーもチェック。来場の記念にぜひ、お目当てのグッズをゲットしてください!

 

DATA

河森正治EXPO

  • 会場:Gallery AaMo(東京ドームシティ ギャラリーアーモ)
  • 開催期間:2019年5月31日(金)~6月23日(日)
  • 開場時間:10時~20時(最終入場19時30分)/5月31日(金)は13時開場/期間中毎週月曜10時~19時(最終入場18時30分)
  • 入場券:ローソンチケット、アニメイトオンラインショップにて各種販売中

 

関連情報

 

関連記事

 

(C)Shoji Kawamori/Satelight Inc. All rights reserved.
(C)1997-2008 FromSoftware, Inc. All rights reserved.
(C)ソニー株式会社
(C)SHOJI KAWAMORI, SATELIGHT/Project AQUARION EVOL
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2001 アルジュナ製作委員会
(C)2005 BONES / Project EUREKA
(C)サテライト/AKB0048製作委員会
(C)サンライズ
(C)創通・サンライズ 協力:BANDAI SPIRITSホビー事業部
(C)東宝・サンライズ
(C)河森正治/サテライト・JM ANIMAITON・ハルフィルムメーカー/あにゃまる探偵社
(C)おぐち/Crypton Future Media, Inc. www.piapro.net piapro costume designed by コヤマシゲト
(C)Satelight Inc./ GOOD SMILE COMPANY, INC
(C)1996テレビ岩手・グループタック
(C) ITV/Pukeko
(C)2019 FgG・gumi/SK,S
(C)1984,1994, 2015 ビックウエスト
(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
(C)2019 Marvelous Inc.
(C)SK,S/A/G/NTFP
(C)2017 SK,S/XSM
(C) BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団

上に戻る