マジョーラ塗装のズゴックにディテール盛りまくりのディープストライカーなど、電撃ガンプラアカデミー2020年11月投稿分

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ガンプラビルダーズワールドカップ 2014年・2015・2018年日本大会ファイナリスト、2016日本大会準優勝の佐藤哲夫氏をはじめ、吉本プラモデル部の方が作品を選出するガンプラアカデミー。第10回は2020年11月に投稿作品された作品から、吉本プラモデル部部長 佐藤哲夫氏、吉本プラモデル部大阪支部長アイバー氏注目の作品をピックアップします。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 今月選ばれた10作品は以下のとおりです!

 

吉本プラモデル部 大阪支部長 アイバー選出作品

 

作品名:ガンダムマーリック(dopeさん)

歴代ロックオンのよくばりフルセット!! カッコいいっす! 初めてのミキシングとのことですが、明確な目標をもって製作されている事もあって、非常にまとまりのいい機体に仕上げられていると思いました! dopeさんの「引き算は難しい」という発見、それからのスキルアップをも共有させていただける一作です!

 

作品名:ハイゴッグ(月風さん)

1/100かと見紛う絶妙な塗装! カッコいいです! ディテールの追加をせずシンプルなまま完成度をあげるって、それはそれで凄く技術が要る事ですよね……。月影さんの作品はその「素材の味」をとことん活かす方向で作られているように感じました! 腕の節から覗くパイプの塗分け等、丁寧な仕上げを隅々まで見させていただきました! 海の幸の味を堪能させていただきました!

 

作品名:綺麗なのでお気に入りです。(naccさん)

滅茶苦茶美しいです! マジョーラ塗料実験用とのことですが、差し色の銀や滑らかな表面のツヤ、ズゴックというキットチョイス含めて全てがハマってます! いろいろ角度を変えて見たくなる作品でした! 勝負作品と言われても納得のまとまり感です!

 

作品名:「しかし!私もニュータイプの筈だ!」GUNPLA EXPO 2020 先行発売 RG ジオング(めおぷら夫さん)

……み、3日で仕上げただと……!? パチ組でも十分な達成感を得られる高密度キットを3日でデカール込みでフィニッシュする手際の良さに脱帽です! もしめおぷら夫さんが劇中の整備士なら、4日あれば100%、パーフェクトジオングにできたでのは!? 青系に塗装されたエフェクトの発光表現も、RGに相応しい存在感を放っております! 参考にさせていただきます!

 

作品名:HGUC.MOON-AMS-123X-X(F.SEIEI【VSK】さん)

細かい塗り分けアレンジがカッコいい! ムーンガンダムはディテールの細かさに対して配色はシンプルというデザインなんですが、そのバランスを保ったまま各部に刺し色の追加や複数色での塗り分けで、RGのような高解像度の仕上がりにされているのがカッコいいです! 元の設定がこうだったよな……と思ったくらい自然なアレンジ! このセンス……妬けるわ~!!

 

 

 

 

吉本プラモデル部部長  佐藤哲夫選出作品

 

 

作品名:陸戦型ガンダム(you_keitoさん)

これは素晴らしいバランスですねー! 細かく様々な箇所のディテールアップがされていますが、とくに肩と太もも! 他の機体からのミキシングだと思いますが、陸戦型ガンダムにピッタリのマッシブ感! そしてマッシブなのに全体的に見るとスタイリッシュなのもさすが!

 

作品名:SDCS ザクⅡ(つよポンさん)

SDの作品って、可愛い方向にふるかスタイリッシュな方向にむかうパターンが多く感じるのですが、こちらは重厚感あふれるシブイ作品に仕上がってますねー! おそらくプロポーションの変更等はされてないように感じるのですが、基本工作とスミイレ、塗装、ウェザリングといったプラモ製作の基本をしっかりおさえるとこんなにカッコよく仕上がるんだっていうお手本のような作品ですね! 私もこういうところこそちゃんと勉強したいっす!

 

作品名:旧キット 1/144 大気圏内外両用戦闘機 コアブースター(おおやけさん)

こちらの作品も作者さんの基本技術の高さをまざまざと見せつけられましたねー! 一つ一つの合わせ目をしっかり消し、旧キットならではのどうしても出来てしまう尾翼の隙間などの処理、完璧なマスキング技術! そう! ガンプラって、改造も楽しいんだけど無改造でもその人の技術でとてつもなくカッコよく仕上がるんすよねー! お見事っ!!

 

作品名:ディープストライカー改(スリスタさん)

私ね、本来こういうモリモリディテールのモリモリウェポンな作品ってあんまり好みではないんですよ! 好みではないけれど、こうやってちゃんと自分の方向性を定めて、自分のテーマに沿ってモリモリされちゃうとやっぱりカッコいいですよー! 審査から「好み」の部分をどけても選ばされちゃった!! 完全に私の負けです! 参りました! だってカッコいいんだもん!

 

作品名:RGアストレイ レッドフレーム(ブチさん)

またもや来ましたね! 「ブチさん節」! こちらの方はとにかくデカール過多を突き抜けて、カッコいいデザインとして一体化させる職人技の持ち主! しかも、今回はRGですか! そんなにデカール貼ったらやりすぎでスケール感くずれちゃうよーと思いきや! さらにそこから貼る! 貼る! 貼る! 最終的にカッコよくなっちゃうのスゲーや! とくに今回はシールドやべーっす!!

 

 


吉本プラモデル部  大阪支部長 アイバー総評

今回も皆様の素晴らしい作品を見せていただきました! ここから5つ選ぶ……! いやー、難しいっす! ガンプラは自由という言葉がありますが、楽しみ方に型が無いんですよね! 設定を深く追求する方、理想のMSを追求する方、たくさん作る方、一つの作品に注力される方……そんな皆さんのこだわりの中から、特に自分のこだわりや理想に近い物を選ばせていただきました! もちろんこれら以外の作品にもたくさん刺激を受けましたが、自分がガンプラの何を楽しんでいるのかという事に気づけたのは大きな発見でした! 熱い刺激を受けましたので、これから積みの一つを崩していこうかな! そして新作でも2~3個ポチろうかな! まだまだ家で過ごすことが多い状況ですが皆様健康には気を付けて、健やかなプラモライフをお過ごしください! ちゃんと運動もするんやで! ありがとうございました~!

吉本プラモデル部 部長 佐藤哲夫総評

さて今回も素敵な作品めじろ押しでガンプクアカデミーでございます! ここのところ「魅せ方」のアイデアが光るものが多かった印象でしたが、うってかわって今回は「基本技術の高さ」を見せつけられた回のような気がします! ディテールアップにしても、何をどれだけ追加すればどーなる? といった計算に裏打ちされた安定感を感じましたねー! 私もずっとプラモを作ってて、あれもいいなこれもいいなと色々やってきましたが、ここで「ハッ!」とさせられました! やっぱりなんでも「基本」がしっかりしていればこそなんだねー! 「審査」みたいな偉そうなことさせてもらってますが、結局私の方が毎回勉強させていただいております!

あざっす!!

 

 

今月もたくさんの力作をご投稿くださりありがとうございました。

投稿いただいた作品から、吉本プラモデル部のメンバーが作品を選出します。プラモデルを愛してやまない芸人たちを唸らせる入魂のご投稿をお待ちしております!

 

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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(C)創通・サンライズ

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