『スター・ウォーズ』帝国軍の隠密部隊の兵士「シャドウ・ストームトル―パー」の1/12スケール・プラスチックキットが、バンダイより出撃準備中！

公開日：2015年11月30日 19:00

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電撃ホビー編集部

文／TAKUYA KUBO

■ライター：TAKUYA KUBO……電撃ホビーマガジンでは海外映画の関連グッズを紹介するコーナー「WORLD CHARACTER TOYS」を担当。『スター・ウォーズ』に造詣が深い。

プレミアムバンダイ限定で「シャドウ・ストームトル―パー」のプラスチックキットの発売が決定！　ストームトルーパーのカラー・バリエションとしては、近年定番のアイテムになっているので、リリースを期待していた方も多かったと思う。

※商品画像は企画監修中のものです。

ところで、このシャドウ・ストームトルーパーが、どこに登場したのかご存じだろうか？　実はコミック……と書くと「読んだことはないけど、そうだと思った」という方が大半だと思う。だがコミックはコミックでも、旧3部作公開当時に月刊でコミックをリリースしていたマーベルの作品ではなく、1979年から1980年にかけて新聞に連載されていた『スター・ウォーズエピソード４／新たなる希望』と『スター・ウォーズエピソード５／帝国の逆襲』を描いたコミック・ストリップ作品が初登場だと言えば、このキャラクターがいかに特殊な存在だったかおわかりいただけるはずだ。

コミック・ストリップとは、新聞の誌面の上段や下段に帯状にコミックのコマを掲載し、日曜版には倍のスペースで掲載されるもの。シャドウ・ストームトル―パーは、その作品内で、皇帝パルパティーンの密使であり“ブラックホール”というコードネームを持つ者の配下の兵士として初登場を果たした。そのため、当初はブラックホール・ストームトルーパーと呼ばれていた。

そのようなわけで、インパクトのある容姿に反して一時は非常にマイナーな存在だったのだが、後にダークホース・コミックが、このコミックを復刊したり、後のスピンオフ作品でブラックホール・ストームトルーパーを起源としたシャドウ・ストームトル―パーが登場したことにより、この兵士は一気にファンに認知されるようになる。

今回のキットは、先に発売された大人気のストームトルーパーの成形色替えでシャドウ・ストームトル―パーを再現。ストームトルーパーと同様、専用ディスプレイベース（艦内の床イメージ）、E-11ブラスター・ライフル、DLT-19ヘビー・ブラスター・ライフル、SE-14rショートレンジ・コンバット・ピストル、各種ハンドパーツ、水転写式デカール、マーキングシールが付属する。