盤面に散りばめられたワタル&龍神丸の意匠に注目!『魔神英雄伝ワタル』35周年を記念して発売される「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」開発者インタビュー!

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

1988年のアニメ放送開始から、今年で35周年を迎える『魔神英雄伝ワタル』。そのアニバーサリーイヤーを記念して、日本を代表する腕時計メーカー・セイコーとのコラボウオッチ「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」がバンダイナムコフィルムワークスから発売決定! 現在、A-on STORE、プレミアムバンダイ内サンライズストアで予約受付中です。

「バンダイナムコフィルムワークス×セイコー」初のコラボアイテムとしても注目を集める本商品は、各所に散りばめられたワタル&龍神丸の意匠、盤面にあしらわれた青空と虹、さらにインデックスには劇中で使用された「神部文字」が採用されているなど、随所に作品への愛を感じる仕上がり。

このメモリアルアイテムについて、電撃ホビーウェブでは、『魔神英雄伝ワタル』作品担当のバンダイナムコフィルムワークス・M氏、商品開発担当の同社・S氏にインタビューを敢行。そのこだわりや見どころ、さらには『魔神英雄伝ワタル』35周年の今後についてもお話を伺いました。

 

▲『ワタル』ファンならば、一目見ただけで頭の中に主題歌『STEP』が流れ出すこと間違いなしの「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」。A-on STORE、プレミアムバンダイ内サンライズストアで8月27日(日)まで予約受付中です!

 

――本日はよろしくお願いいたします。まず「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」は、どういったところから企画がはじまったのでしょうか?

M氏 今年が『魔神英雄伝ワタル』シリーズ生誕35周年ということで、それをお祝いするべく、4月にメモリアルアイテムとして「魔神英雄伝ワタル レイヤードグラフ(R)」という商品を発売したんです。これが非常に好評をいただいたこともありまして、それならば次のメモリアルアイテムを企画していこうということになりました。そういった流れの中で、セイコーさんとのコラボウオッチが実現したかたちになりますね。

――メモリアルアイテム第2弾を時計にするというのは、企画がはじまった段階で決定していたんですか?

M氏 そうですね。「周年のお祝いとして、キーになるようなものが出したい」「35周年が思い出深い年になるようなアイテムはなんだろう?」と考えたときに、それなら時計がいいんじゃないかということで、かなり早い段階で決まったと記憶しています。そうして、アニメなどさまざまな作品とのコラボ商品を発売しているセイコーさんに、「ぜひ『ワタル』で!」とお願いしたのが企画スタートの経緯ですね。

S氏 さらにいうと、セイコーさんとのコラボウオッチを作りたいというお話は、『ワタル』に限らず以前から挙がっていたんです。それで水面下でいろいろな調整していたんですが、その調整がつきそうになったタイミングと、『ワタル』35周年という節目が重なってくれたので、今回のコラボが実現できたという側面もありますね。

――なるほど。それでは、商品について詳しくお聞きしていければと思います。まず、デザインの方向性はどのように決定したのでしょうか?

M氏 コラボウオッチということで、作品の世界観を表現することを第一として、その上で「普段使いしやすい」というのも重要なポイントだなと考えました。というのも、シリーズが35周年を迎えて、ファンのみなさまの作品への愛着が年数以上に重なっていますから、せっかくならばシチュエーションを選ばずに着用していただけるものにしたいなと。そういうところで、さりげなく日常に寄り添えるアイテムを目指したつもりです。

▲作品の世界観を散りばめつつ、「普段使い」にも配慮されたデザインとなっています。

 

――たしかに。いわゆる「キャラクターアイテム」としての主張が強すぎず、どんな服装に合わせても違和感のないデザインですよね。

M氏 そうなんです。私も仕事中に着用してみたんですが、強く主張しすぎず、だけど「わかる人が見ればわかる」という感じの仕上がりなので、そこの匙加減はうまくいってくれたかなと。さらに、男性女性どちらでもつけられるユニセックス仕様になっていますので、どなたでも違和感なく着用していただけるかなと思います。いちど弊社の女子社員にも着用してもらったのですが、女性がつけても重々しい、ゴツいといった印象にはならなかったですね。

――『ワタル』は女性ファンも多い作品だと思うので、そこは嬉しいポイントですね。続いては、ディテールについて細かくお聞きしていければと思います。

M氏 ディテールに関しては、弊社から入れたい要素をセイコーさん側にお伝えして、それに対して「こういうのはどうですか」という案をいただいて、それを当て込んだり、ブラッシュアップしたりしながら決めていった感じですね。特に「青空と雲海と虹」は非常に印象的なモチーフなので、はじめからオーダーさせていただきました。ただ、盤面のデザインに落とし込む上で、さきほどあげた「普段使いできる」という部分とのすり合わせにはかなり苦心しましたね。

▲盤面のベースとなるのは、『ワタル』を象徴するような青空と雲海、そしてそこにかかる虹。

 

――この盤面の、青空から雲海へのグラデーションは本当に美しいですよね。『ワタル』という作品らしさがすごく感じられる部分だと思います。

M氏 これが真っ青な盤面でも主張が強くなりすぎてしまうし、雲の部分が多すぎても「もう少し作品性が欲しいな」となってしまうと思うんですよ。個人的に、とてもうまく調整できた部分かなと自負しています。

S氏 青空と雲海もですが、虹のバランスにも悩みましたね。虹はどうしても、色的に主張が強くなりすぎるんじゃないかという懸念があったんです。ただ、そこを太い虹にせずに細いアーチ状にしたことで、全体の印象を崩さずうまく調和した状態にできたのは一番いい点だったかなと思います。

――ほかの部分に目を移していくと、長針と短針は登龍剣がモチーフになっているんですね。

S氏 そうですね。ここも最初にこちら側からオーダーさせていただいた部分です。

M氏 やはりどこまでオーダーできるかというのは、予算や技術的な部分もあり、「現実的にどこまでできるか」というところとのせめぎ合いでしたね。それと、インデックスに採用している「神部文字」も、こちらから「ぜひ入れたい!」と最初にオーダーさせていただいた部分ですね。ちょっと細かいので一見気づきにくいかもしれませんが、これくらいの塩梅がちょうどいいのかなと思っています。

▲インデックスに採用されているのは、作品内に登場する「神部文字」。アニメ放映当時、解読するための「一覧表」があったのです。

 

――「神部文字」が使われているのは、ファンならばニヤリとするポイントですよね。なんというか、「作品内で用いられる文字」という設定は、80~90年代の空気感をすごく感じて懐かしい気持ちになります。

M氏 そういっていただけると、頑張って捻りだした甲斐があります(笑)。やっぱり作品の世界観を表現するという意味では、普通の数字を入れるよりも遊び心が出せたかなと思っています。購入してくださった方がふと時計を見たときに、「あ、神部文字だな」と感じてくれると、作品との距離感も近くなるのかなと……。この「神部文字」に関しては、残っている資料をかき集めて、セイコーさん側に「インデックスにはこの文字を使ってください!」とお渡しした感じでしたね。ただ、やはり神部文字を使うにしても、直感的に読めなければいけないと思うので、そのあたりはデザイナーさんに細かく調整していただきました。

――盤面下側に金龍のモチーフが浮き上がるのもおもしろい演出ですね。

S氏 金龍に関しては、最初にセイコーさん側に使いたいモチーフのひとつとしてお伝えしたときに、「金龍を表面処理の加工を変えて表現できますよ」というアイデアをいただいていたんです。それで、盤面のデザインを考えていく段階で、「やっぱりどこかにアクセントとして金龍を入れたいよね」というお話になり、そのアイデアを採用させていただきました。

▲盤面下側には、金龍が見る角度によって浮き出します。勾玉をモチーフにした金色の装飾にも注目したいところ。

 

――見る角度によってときおりチラッとあらわれるのが、さりげないですね。

S氏 これを完全に色で表現してしまうと、どうしても主張が強くなりすぎてしまうんですよね。このあたりはかなり気を配って調整させていただきました。

――ちょうど雲海から顔を出しているようにも見えます。

M氏 そこは狙って配置していたわけではなかったのですが、そういわれてみるとそうですね。いい演出になってくれたかなと思います(笑)。

――盤面中央にはワタルの王冠があしらわれていますね。

S氏 ワタルの王冠は当初入れる予定はなかったのですが、「やっぱり盤面を見たときに、ワタルと龍神丸のつながりを感じるようなポイントがほしいよね、王冠なら金龍との相性もいいんじゃないか」というお話になり、いろいろな案があった中から採用することにしました。

M氏 最初はこの王冠が入っているあたりに創界山を入れようかという案もあったんですが、『ワタル』という作品の世界観を表現する役割は虹と青空におまかせして、ここはワタルと龍神丸というキャラクターに焦点を絞ってデザインしていこうということになりました。

▲盤面中央に鎮座するのは、ワタルの王冠モチーフ。こう見ると時間によっては、長針・短針がワタルが握る龍神の角のようにも見えますね。

 

――やっぱり創界山は印象的なモチーフなので、入れたくなりますよね。

M氏 そうなんですよ。ただ、全体のバランスを考えたときに、どうしても難しいんですよね。虹と創界山の両方を入れようとすると、手前に山がくるので虹のかたちが見えなくなってしまうし、青空の見え方の印象も変わってしまうし……と。

――そういった試行錯誤があったんですね……。裏ぶたには35周年ロゴ入っていますね。外からは見えないというのが、またオシャレです。

M氏 やはり35周年記念アイテムなので、どこかには入れなければいけないだろうということで、裏面に配置させていただきました。シリアルナンバーも裏面に入りますので、ここはご購入いただいた方だけが見れるお楽しみという感じですね(笑)。

▲裏ぶたには『ワタル』35周年ロゴとシリアルナンバーが。こんなところでもスペシャル感を演出してくれます。

 

――箔押し加工がほどこされた専用のボックスも、特別感があります。

S氏 時計の実物とボックスのカラーチャートを見ながら、Mさんと何色がいいかを何度も話し合って決めましたね。最終的には青系の色になりましたが、当初は赤系にしようかという案もあったんですよ。ただ、そこは「作品らしさを感じられるのは何色かな?」という部分と、開けたときの「うれしい感じ」を演出できるのはどの色かを想像して、今の色味に決めました。

M氏 ここの色合いはかなり悩んで、何周もした記憶がありますね。あと、箱の中に入っているクッション部分の色も選ぶことができたんですよ。もう少し黄色味がかった色もあったりしたんですが、やはり時計がシンプルに浮き立つような色がいいだろうということで、今のホワイトに決めました。

▲突き抜ける空のような、ブルーの専用ボックス。内側には箔押しの35周年ロゴが。

 

――完成品を見た時の感想はいかがでしたか?

S氏 実物のサンプルが出来上がるまではデータでのやりとりだったので、盤面の青空のグラデーションが綺麗に表現されているかなど、不安な部分は正直ありましたね。こういうのってグラデーションがブロック状に出てしまうこともあるので……。金龍の浮かび上がり方なども、データではわかりにくい部分ではあったので、そこも気になる部分でしたね。あとは金色のパーツが多いので、そこの主張が激しくなりすぎていないかなど……心配ごとは尽きなかったです(笑)。でも、出来上がったものを実際に見たら、自分が理想として想像していたものと差がないくらいに素晴らしい仕上がりで、ものすごく満足な内容ですね。

M氏 私も満足な内容で、仕事で『ワタル』のイベントがあったりしたら、そこにつけていこうかなとか、そんなことを考えていました(笑)。ちなみに今、池袋の「サンライズワールドTOKYO」に「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」の実物が展示されていますので、お近くの方はぜひ足を運んでいただいて、ご覧になっていただけると嬉しいです。

――今回のコラボウオッチは『ワタル』35周年記念の第2弾アイテムとのことですが、今後も周年記念アイテムは続くのでしょうか?

M氏 そうですね。今後も周年をお祝いするグッズや、書籍なども発売していく予定です。また、ファンの皆様と一緒にお祝いできるような機会も絶賛企画中ですので、そこはお楽しみにしていただければと。

――『七魂の龍神丸』のイベントで、神志那弘志監督も「応援上映をやりたい」と話されていましたね。

M氏 そうでしたね(笑)。ようやくコロナも少し落ち着いてきたというところで、そういったイベントも、今後はぜひやりたいなと思っています。その他、様々な周年企画も告知できるタイミングを今練っていますので、いましばしお待ちいただけると嬉しいです。

――40周年を迎えるのもすぐだと思います。そのときは「こういうアイテムを作りたい」というものはありますか?

S氏 そうですね。やはり時計をやってしまったので、それ以上にビッグなアイテムをというよりは、弊社だからこそ出せるアイテムを掘り進めてみたいですね。それも含めて今、いろいろと企画を進めているのですが、「ファンの方のニーズにあったもの」「ファンの方に満足していただけるもの」を出したいと思っているので、「こういうものが欲しい!」というものがあれば、SNSなどで熱量高く発信していただけるとすごくありがたいです。

――最後になりますが、読者へのメッセージをお願いします!

M氏 今、絶賛35周年を走っていますが、今後も周年をお祝いする企画などをたくさん用意しているので、このメモリアルイヤーをたくさん楽しんでいただけるとうれしいです。そのうえでこの腕時計をつけて、時間を見るたびに「35周年よかったな、楽しかったな」と思ってもらえれば最高です!

S氏 セイコーコラボウオッチに関していえば、現在『ワタル』のみならず、『ボトムズ』『ダンバイン』も展開していますし、弊社にはいろいろな作品があるので、「こういうものが欲しい」という声をドンドンあげていただけるとうれしいですね。35周年、さらには40周年まで、一緒に盛り上げていきたいと思っています!

▲セイコーコラボウオッチシリーズとして、「装甲騎兵ボトムズ セイコーコラボウオッチ」「聖戦士ダンバイン セイコーコラボウオッチ」も現在A-on STORE、プレミアムバンダイ内サンライズストアで予約受付中。こちらもチェックです!

――本日はありがとうございました。

 

DATA

「魔神英雄伝ワタル セイコーコラボウオッチ」

  • サイズ:【ケースサイズ】約縦42.8mm×横35.0mm×厚さ6.9mm、【カン幅】約18.0mm、【腕周りの長さ(最長)】約19cm ※メタルバンドは「らくらくアジャスト」を採用。工具が付属しているので、自身で調整できます。
  • ムーブメント:クオーツ(平均月差±15秒)
  • 素材:【ケース・裏蓋】ステンレススチール、【風防】カーブハードレックス、【バンド】ステンレススチール
  • ほか、仕様:日常生活用防水、1年間保証、シリアルナンバー入り※シリアルナンバーはお選びいただけません。
  • 生産国:日本
  • 対象年齢:15才以上
  • 販売サイト:A-on STORE、サンライズストア
  • 発売元:バンダイナムコフィルムワークス
  • 価格:44,000円(税込)
  • 発売日:2024年2月28日(水)予定
  • 予約期間:2023年7月7日(金)12時~8月27日(日)23時59分まで

※最新の情報・詳細は商品販売ページをご確認ください。
※予約期間内であっても、予定数に達した場合、販売を終了させていただくことがございます。予めご了承ください。
※予約期間終了後も在庫分がある場合は販売を行います。
※商品写真・仕様は、開発中のものです。商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。
※店頭やイベント等で販売する可能性があります。

(C)サンライズ・R

関連情報

 

関連記事

上に戻る