『A.O.Z Re-Boot』Vol.87更新!『TR計画』におけるジム・クゥエル、ギャプランの役割を解説!!ヘイズル、ファイバー編

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イラスト●藤岡建機/編集●電撃ホビー編集部

コミック第VI巻にて火星編がひとつの区切りを迎えたコミック「A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-」。その「A.O.Z RE-BOOT」の藤岡建機氏描き下ろしイラスト連載、更新です!!

 

TR計画開発系統図:TR-1&TR-5

「TR計画』では、TR-1からTR-5までの機体が開発され、必要とされる機能や技術が実験・検証されました。その中でも特にTR-1とTR-5は極めて多機能な機体として完成したことでも知られます。


前回に続き、今回は「TR計画」においてジム(ジム・クゥエル)、ギャプランがどのように発展していったのかを解説します。ジム・クゥエルは、ガンダムヘッドの心理的効果の実証を目的としましたが、ベース機の性能と各種オプションによる多機能性によってさまざまな形態へと発展、主力機に匹敵する性能を獲得するに至りました。そしてギャプランは、ギャプランTR-5[フライルー]、そして[ファイバー]へと発展し、TR-1とTR-5で検証された技術は、ガンダムTR-6[ウーンドウォート]、そして[インレ]を開発するうえで重要なファクターとなりました。

 

●ジム・クゥエル


ジム・カスタムをベースに開発された機体で、ティターンズ結成当初の主力MSとして運用されました。ガンダムヘッドを取り付け、RX-121 ガンダムTR-1[ヘイズル]として敵味方への心理的影響の検証が行われました。その後、[ヘイズル・カスタム]へと改装され、[フルドド]との合体によって[ヘイズル・ラー]、そして胴体ユニットを[プリムローズ]に換装することで[ヘイズル・アウスラ]へと発展しました。本機では多様なオプションの検証が行われましたが、[フルドド]や[プリムローズ]による機体の発展性の実証も「TR計画」において大きな役割を果たしました。

 

●ギャプラン


地球連邦軍が運用した可変MA。高高度迎撃を目的とした機体ですが、ブースターを装備することで成層圏までの上昇が可能となっています。「TR計画」においては、頭部をガンダムタイプへの換装、シールド・ブースターへの変更などが行われ、ギャプランTR-5として運用されました。また、汎用強化パーツを装備した[アドバンスド・フライルー]、[フルドドII]と合体した[フライルー・ラーII]などへと発展。特に[アドバンスド・フライルー]は、その突出した戦闘力から「領域支配(エリアドミナンス)機」とも呼ばれました。また、[フライルー]をコアユニットとしたファイバーは、複合防御バインダーをはじめとする各種強化装備に加え、2機のMSを搭載可能な機能を有します。

 

イラスト連載まとめに掲載されているピンナップでは、それぞれの機体についての解説もされていますので要チェックです!(ピンナップ内の機体名をクリックするとテキストが展開されます)

 

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DATA

A.O.Z RE-BOOT GUNDAM INLE ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢- VI

  • イラスト・漫画:藤岡建機
  • 原作:矢立肇・富野由悠季
  • 判型:A5判
  • 発行:KADOKAWA
  • 定価:990円(税込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ イラスト/藤岡建機

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