武装全盛りのシェンロンガンダムに、ヴィネット風のザクIIなど、電撃ガンプラアカデミー2022年1~12月投稿分まとめ

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今回のガンプラアカデミーは2022年1~12月に投稿作品された作品から、各月1作品ずつ電撃ホビーウェブ編集部がピックアップします。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 選ばれた12作品は以下のとおりです!

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電撃ホビーウェブ編集部のピックアップ12作品

1月ピックアップ作品

作品名:ハロで作ったファースト戦士達(てててっちゃんさん)

各機体の特徴をよくとらえていて、めちゃくちゃカッコ可愛い作品ですね! ベースとなっている「ハロプラ ハロ」はシンプルなデザインですが、こういったものに別の機体の記号を付与していく作業は、簡単そうにみえて実はものすごくセンスが問われる工作だと思います。それを違和感なく仕上げられているのはお見事! 個人的にはガンタンクが一番好きです!

2月ピックアップ作品

作品名:ララア~専用モビルア~マ~(マー房さん)

ほかにもたくさんご投稿していただいたマー房さんの作品は、いずれも過剰なほどに追加ディテールやデカールが施されており、それが独自の世界観を形成していてめちゃくちゃカッコいいです! とかくディテールアップは「バランス」や「粗密」などが重要視されがちですが、突き抜ければこんなに魅力的になるのか!と、脱帽してしまうパワフルな作品でした。今後もたくさんの作品を見せていただきたいです!

3月ピックアップ作品

作品名:シェンロンガンダム タウヤー&フーティエ装備(ほりきちさん)

工作も塗装も写真のうまさも頭ひとつ抜けていて、もはや何も言えない、ほりきちさんのシェンロンガンダムです。自分好みに変更されたという配色もバッチリ決まっていますね! ウイングガンダム系のキットはバリエーションも豊富で、こういった同系列の機体での武装カスタマイズにも向いてますよね。ぜひともほかの4機も見てみたいというのは、贅沢な願いでしょうか(笑)。

4月ピックアップ作品

作品名:ゴッグシールド(ザクⅡ初期型 改)(@館長さん)

いずれの投稿作品も筆塗りで仕上げられている、@館長さんのヴィネット風ザクです。機体各部の複雑な色合いはもちろんのこと、肩アーマーに描きこまれたモノアイの反射光や、ザクの左側で街やMSが燃えているであろうことを想像させる脚部のオレンジなど、絵画的なセンスやテクニックがあふれている作品だと感じました。素晴らしい!

5月ピックアップ作品

作品名:シャア専用リックディアス 突撃型(雪未詩織さん)

かつて『モデルグラフィックス』誌で、永野護先生ご自身が製作された「シャア専用リックディアス突撃型」を作ってしまうという、なんともマニアックな作品ですね。「ええ!これがガンプラになるの!?」と驚くようなマイナー機体も発売されるようになった昨今ですが、やはりキット化されていない、される可能性が低いであろう機体を作り上げるのは、モデラー冥利に尽きることだと思います。ぜひこれからも、「それ作る!?」という機体をピンポイントで作って、世間を驚かせていただきたいです(笑)。宇宙との合成もカッコいい!

6月ピックアップ作品

作品名:ユニコーンの日(F.SEIEI【VSK】さん)

「ゲームやアニメのワンシーンを切り取る」というのはジオラマの定番ですが、これはもう、メタ的といいましょうか、アイデア勝ちな作品ですね(笑)。展示会などに持っていったら目立つでしょうね~。ただ、アイデア一点突破というわけはでなく、機体やエフェクトの仕上げもすごく丁寧にされていて、アクションベースが見えないようにする隠し方も巧み! アクリルカバーをうまく使用したレイアウトもお見事で、どこを切っても完成度の高い作品だと感じました。

7月ピックアップ作品

作品名:「戦いの匂いを消させてください」1/144オリジン版ガンダム&ザク(あやぽんさん)

デジカメやスマホが普及し、SNSが発達したことで、完成した作品を「どう写真に撮るか?」という命題は、昨今のガンプラシーンで避けられないものになっていると思います。こちらのあやぽんさんの作品は、そういったところで「魅力的な撮り方」の好例だと感じました。自然光を使う&夾雑物が映りこまない下からのアングルにすることで、見事にガンダムとザクを巨大に見せている……さらにガンダムの足元をトリミングしているのも、巨大感の演出に一役買っていますね。

8月ピックアップ作品

作品名:黒い三連星専用【トリプルドム】(47478さん)

パッと見たときに「完成度が高いな!」と思わせる作品にするのって、実のところ地道で細かい作業の積み重ねで、集中力を維持したまま完成させるのがとても大変ですよね。こちらの作品はそういうところで気を抜かず、最後まで走り抜けた見事な作品だと感じました。追加したディテールの精度も高いし、本当に丁寧でスキがない! アニメ版のカラーリングに寄せたという塗装も決まっていますね!

9月ピックアップ作品

作品名:ア・バオア・クーの亡霊(コピルアクさん)

普通にガンプラを作っていたらなかなか出てこないであろう、センス爆発な作品ですね。こういった作品は、製作者ご自身が「こういうものを表現したい」という、明確なビジョンを持っていないと完成させることができないと思います。そういった意味で、ガンプラの新たな方向性のひとつを示してくれるような作品だと感じました。どこか内蔵を連想させる赤色のフレームや垂れ下がったケーブル、力なく練り歩くようなポージングも不気味!

10月ピックアップ作品

作品名:ガンダム Gーミーディアム マルス(ScareCrowさん)

「こういうミキシングがしてみたい!」と思わせてくれる、素晴らしい完成度のミキシング作品ですね。もう、滅茶苦茶カッコいいのひとことです! しかもじっくり見ていくと、バックパックに配されたギラーガの尻尾はシルエットを華やかにしているし、ポージング時の躍動感にも一役買っている。カラーリングもパーツに一体感をあたえているぞ……といった具合に、計算されつくしたミキシングだということにも気づきます。記事の都合上、写真を一枚しか載せられませんでしたが、ワンダースクールに掲載されている変形形態も圧巻なので、ぜひともそちらもご覧になってみてください。

11月ピックアップ作品

作品名:百式?mkIII(yuuさん)

このどこかG.F.F.味のある金色……いや~、いいですねぇ! それはさておき、ガンダムMk-IIIにエマルジョン塗装コーティングが施されていたらこんな感じだったのかな?と思わせてくれるようなカラーリング構成が実にお見事で、オリジナルカラーで塗ったときにありがちな“コレジャナイ感”がまったくない作品だと感じました。どこか「Z-MSV」が発表された時代の空気感をまとっているのも、これまた素晴らしいポイントですね!

12月ピックアップ作品

作品名:状況確認(Zenmatrix さん)

いわゆるヘアスプレー(シリコンバリヤー)剥がし塗装がバッチリ決まっていて、最高に泥臭い(誉め言葉)作品ですね。この技法は、ともすれば“やりすぎ”になってしまいがちなテクニックだと思いますが、やっぱりザクはこれくらい思い切ってるほうがカッコいい! 背景のガレキの山も雰囲気出ています! 思えば「MG 1/100 MS-06J ザク Ver.2.0“ホワイトオーガー”」をはじめとする「重力戦線」系のキットは、公式の完成見本写真がバリバリウェザリングされているという、今考えればとても珍しいシリーズでしたね。


電ホビ編集部の総評

今回もたくさんのご投稿ありがとうございました。2022年度は、一年分の投稿から選りすぐりの作品を一挙に紹介させていただきました。各月にご投稿いただいた中から1作品ずつのピックアップということで、「これも入れたい! あれも入れたい!」という、記事では紹介しきれなかった作品がまだまだたくさんあります。ワンダースクールのサイトではそういった作品も見ることができるので、ぜひとものぞいてみてくださいね。これからも、投稿をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!


電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

(c)創通・サンライズ

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