【1位はあのキャラ!】2016年上半期の玩具市場ランキングが公開!下半期は大人気アプリの影響も!?

更新日:2018年6月27日 12:31

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市場調査会社・GfK ジャパンは、全国の家電量販店、総合スーパー、インターネット販売における2016年上半期の純玩具の販売動向を発表しました。

※テレビゲーム関連商品、プラモデル・フィギュアなどのホビー関連商品、雑貨等を除いた玩具。

 

 

2016年上半期の「玩具販売額」は昨年より3%アップ!

2016年1月~6月の玩具販売額は、前年と比べて3%アップで、二桁成長だった2015年から更に数字を伸ばしました。第1四半期は同1%増、第2四半期は同6%増と後半の特に伸び率が大きかったとしています。

 

●第1四半期(1~3月)は『アンパンマン』『ヒミツのここたま』『シルバニアファミリー』が好調!

2015年同様、基礎玩具と女児玩具が市場をけん引。

基礎玩具では『それいけ!アンパンマン』が、女児玩具では昨年秋にテレビアニメがスタートした『ヒミツのここたま』や『シルバニアファミリー』などのコレクション玩具が昨年末からの販売好調を維持して市場を底上げしました。

一方で、男児玩具は前年大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』の販売がひと段落したこともあり、前年割れが続きました。

 

●第2四半期(4~6月)は『ベイブレード』や『仮面ライダー』などが好調!

前年好調だった女児ホビーやブロックの成長鈍化に伴って、女児玩具と基礎玩具の成長率は第1四半期を下回りました。

一方で男児玩具は、『ベイブレード』や『仮面ライダー』など男児キャラクターの販売が上向いた結果、プラス成長に転じました。

第2四半期は男児キャラクターだけでなく、『プリキュア』、『リカちゃん』、『メルちゃん』などの女児キャラクターも好調でした。

 

 

 

キャラ別でみると『アンパンマン』が1位!

主要キャラクター別の販売金額ランキングをみると、『それいけ!アンパンマン』が二桁成長を維持して首位にジャンプアップ! 玩具メーカー各社が商品数を増やしたことが功を奏したとしています。

 

また、『仮面ライダーシリーズ』や『プリキュア』も前年から販売を伸ばしました。

どちらも「価格は高いものの単品で楽しめる主力商品」と「コレクション性のあるオプション」を組み合わせた商品構成が販売額のアップに繋がったと分析しています。

なお、昨年キャラクターを第3世代に刷新した『ベイブレード』は、4月にラインナップの拡大を行ったことで販売が伸びて、6位にランクインしています。

 

 

下半期はTVのキャラ&『ポケモンGO』が来る!?

2016年下半期は、息の長い定番製品の復活で盛り上がった2015年から一転して、TVキャラクターによる市場の盛り上がりが見込まれると分析しています。

また、『カミワザ・ワンダ』や『ウルトラマンオーブ』など新しいキャラクターの商品登場も上乗せにつながると分析。さらに、スマホアプリがブームとなっている『ポケットモンスター』は、玩具市場でも需要を掘り起こすと予測しており、下半期は上半期並みか、それを上回る市場拡大が見込まれると締めくくっています。

 

 

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