ガンプラ、今年まだ作ってない…そんなアナタに贈る!やる気注入!!電撃ガンプラアカデミー【2月10日締め切り】

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次回締め切りは2月10日(金)! もう直前ですが、新しく作り起こさなくてもOKなのが電撃ガンプラアカデミーのお手軽な点! みなさんじゃんじゃんご応募ください。ということで今回は12月11日~1月10日までに投稿された作品の中から、サクライ総統注目作品をピックアップして紹介します。写真下の作品名のリンクから、投稿者のコメントも読めるのでぜひご確認ください。

 

>>「電撃ガンプラアカデミー」応募ページ

 

 

1/144の中に驚きの色情報!

13 14作品名 : 漢~無塗装簡単汚し~(4416)

 

【サクライ総統からのコメント】
1/144スケールの中でこれだけの色情報を入れ込むのはすごいですね。成形色を活かした、いわゆる“簡単フィニッシュ”は人によっては邪道という人もいるようですが、これだけ世の中に色分け形成されたプラモデルが溢れている現在では、“簡単フィニッシュ“も立派な楽しみ方のひとつといえるでしょう。ただ1/144キットをこの手法で製作する場合、どうしても問題になってくるのが、パーツの合わせ目処理です。“合わせ目のスジ彫り化”にしても何パターンか方法があるので工夫してみるといいかもしれませんね。とはいえ“簡単フィニッシュ=合わせ目処理も行わない”と定義して、とことんまで“色乗せ”を楽しむのも良いですね。僕もいろいろと研究していますので、お互い頑張りましょう。

 

 

目指している合格点の高さを感じます!

05 06作品名:お前 誰! (ハンド)

 

【サクライ総統からのコメント】
“当時の~”とコメントされていますが、それでもガンタンク初期型が発売されたのは、まだ数年前のことですから、当時からかなりのスキルをお持ちであったことがわかります。カスタム箇所にはコンセプトを持って製作されていると書かれていますが、素材や工具の使い分けにもこだわりを感じます。というか、旋盤・ボール盤・フライス盤をお持ちの時点で、“手削り”の精度に限界を感じていることから(ご自身の造形技術ではなく、“手削り”精度の限界という意味です)、ご自身が目指している合格点の高さを感じます。工作・塗装共に、本当にお上手です。

 

 

こだわりは説得力となって作品から滲み出ます!

11 12作品名 : MG G3ガンダム(THE ORIGIN)(ふぇみにー)

 

【サクライ総統からのコメント】
ジ・オリジン版ガンダムのG3カラーもとてもカッコいいですね。ホワイト(グレー)とパープルの段階的な色分けが、シンプルなG3カラーの中に見せ場を作っています。金属の焼け表現に初挑戦とのことですが、バーニア全体をチタンなどの火に強い金属色に塗装後、全体の2~3割程度、部分的にムラを作るように塗るとさらに雰囲気が良くなると思います。身近にある物ではバイクのマフラーやエキゾーストパイプなどは、なかなかシブい焼け方をしているので観察してみると模型に活かせると思います。フレームは……、仕方ないですよねぇ。僕も作例で気合いを入れて塗り分けて悲しんだことが何度もあります。でもそんな見えないところへのこだわりは“説得力”となって作品全体から滲み出てくるものなのでこれからもがんばってください。

 

 

アストレイは和のテイストに本当に似合います

01 02作品名:Japan(hojok78)

 

【サクライ総統からのコメント】
このような“和”をテーマにした作品、実はかなり難しいんですよね。木・葉・岩・石・砂の全てがミリタリー物のジオラマとは製作方法もアプローチの仕方も全く異なるうえ、スケールも戦場物や鉄道模型と異なるため、ストラクチャーの流用ができません。僕が模型を始めた頃は、困った時はとにかく模型の発祥地であるヨーロッパ人モデラーの作品を参考にしていましたが、このジャンルはそのような前例がありません。結局は自国の異ジャンルの造形家の作品が知恵を与えてくれるカテゴリーかもしれません。それにしてもアストレイは“和”のテイストに本当に似合いますね。

 

 

このくらいの白さがベスト!

03 04作品名:冬季迷彩仕様ドム(招き金)

 

【サクライ総統からのコメント】
AFVと違ってモビルスーツに冬季迷彩を施すというのはなかなか難しいものです。AFVのように、現地で実際に兵士がペイントできるレベルを遥かに超えた大きさという点。筆ムラがリアル“タッチ”として感じられる1/35や1/48というスケールと比べて、1/100・1/144では、その筆ムラが果たして目視できるのか?という点。さらにスケールモデルとキャラクターモデルの大きな違いである“華やかさ”をどこまで消し去るべきか?という点。これらを考えた場合、僕もこのくらいの白さがベストだと思っています。それに余り真っ白にすると連邦のエース機になってしまいますからね(笑)。

 

 

簡単なのは「ソフトビニール用塗料」を使うこと

07 08作品名:デザート すーぱーふみな(らいだ~Joe)

 

【サクライ総統からのコメント】
なかなか見ることのない作風ですね(笑)。これも〈すーぱーふみな〉という、ある種発明的メカの強みを最大限に活かした作品だと思います。ウェザリングもお上手です。軟質樹脂の塗装ですが、バンダイさんの軟質樹脂は塗料が乗る方なのですが、流石にこの可動には耐えられませんよね(笑)。最も簡単なのは「ソフトビニール用塗料」を使うことです。通常塗料よりは柔軟性があります。もうひとつ裏技があるとすれば――「模型にも食いつき、塗料も食いつく柔軟性のあるマテリアルは、な~んだ?」(笑)。正解はマスキングゾルです。これを下地に塗ると軟質樹脂にそのまま塗装するよりは素材に食いついていてくれます。とはいってもどちらも限界はありますけどね。

 

 

右手でワシ掴みしたGMの頭部もいいポイント

09_eve 10作品名:G‘GOK(eve)

 

【サクライ総統からのコメント】
一歩間違えるとコミカルなタッチになってしまうのが水陸両用モビルスーツですが、センスあるデザインに、確かな工作力と塗装表現で不気味さを感じさせることに成功していますね。細かい点ですが、ウエザリングは本当にお上手だと思います。と、同時に僕がとても好きなタッチの汚しです。右手でワシ掴みしたGMの頭部もいいポイントとなっています。それにしてもシャア専用ズゴックの頃から、水陸両用モビルスーツの強さ・不気味さを演出するのにGMってモビルスーツは本当に良い名脇役になりますね。

 

以上、サクライ総統からのコメント付き、応募作品紹介でした!
電撃ガンプラアカデミーは応募作品を随時募集しています! 2月10日までにお送りいただいた分は、2月25日に掲載いたしますので、ふるってご応募くださいね。2月22日配信のニコ生「突撃!電ホビステーション」でも紹介されるかもしれませんよ!

 

次回「突撃!電ホビステーション」2月22日19時スタート!

 

電撃ガンプラアカデミーは応募作品を随時募集しています!

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