【FMO】ワンダーフェスティバルディーラーブースレポート1 『ガールズ＆パンツァー』編
というわけで今夏のワンフェスでも台風の目になると期待されていましたが、他の作品には無い傾向がありました。それは何かというと、本作ではキャラと戦車の密接な関係が印象に残るため、他の作品と求められる（作りたくなる）フィギュアの傾向が違うという点です。戦車プラモと並べられる1/35スケールという小スケールのフィギュアがかなりの数、しかも大半が（ディーラースタッフが作ったと思われる）戦車プラモの完成品と一緒に展示されていたのです。
1/35あんこうチーム（RAMPAGE Ghost）
電ホビでも作例を手掛けるガルパン好きモデラー柳生圭太氏の新作。CADによるデジタル造形です。ジャケット＋水着の2人に立ちポーズ冷泉殿のセット。
1/35あんこうチーム 全国大会ver.（あらあらこまった堂）
IV号戦車に乗せて映えるポージングが嬉しい！
1/35ガルパン隊長セット（POLY-TOYS）
ポーズにもそれぞれの隊長の個性が感じられる贅沢セット！
1/35聖グロリアーナ女学院セット（リベリオン） 1/35大洗女子学園レオポンチームセット（リベリオン）
小スケールであることを感じさせない丁寧な仕上げが素晴らしいです。
カチューシャ＆ノンナ8体セット（コムラクラフト）
1/35スケールの様々なポーズの2人で8体セットというプラウダ愛溢れるセット。
かーべーたん（La Favorite）
島田フカミネ氏が描いたKV-2とカチューシャの立体化。
ゆる～い佇まいに癒されます★
『ガールズ＆パンツァー』版権扱いでなくても、関連して楽しめるアイテムもピックアップ。本作がミリタリーとフィギュアを優しく繋ぐ懸け橋になって欲しいですね。
III号突撃砲（あるみ屋）
なんと段ボールと木材による組み立て式戦車。1/6スケールなので、ドールを乗せて遊ぶことができますね。
2号戦車75㍉砲塔（オーバーダード）
オリジナルデザインの改造キット。手前はオリジナルの1/35スケールナースさん。以前から小スケールのフィギュアを手掛けていた佐藤弘氏ならではの精緻な造形。
本作で戦車プラモに熱中した原型師もかなりいらしたようで、自分の戦車の横に飾りたくて……といった、自分が欲しいからフィギュアを作るという動機は極めてシンプルで強いもの。また入場者にも高額で組めるか分からない高額なスケールフィギュアよりも、そのままでも飾れそうなワンフェスのお土産感覚のミニチュアとして好意的に受け入れられていたようで、1/35スケールで作っていたディーラーは完売が目立っていました。一方通常スケールのフィギュアは水着が多かったですね。製作時期的にOVA2話の印象が強かったのと、まぁ夏ですからね！(笑) このまま人気モチーフとして長く定着して欲しいですね。
（もっと桃ちゃんを作って欲しい…フィギュアライター白虎かなめ）
＜関連情報＞
（C）GIRLS und PANZER Projekt