カプセルトイの新ブランド『TAMA-KYU(たまきゅう)』公式PR大使・新日本プロレス・田口隆祐×ブランドプロデューサー・成田耕祐に直撃インタビュー!!
ブシロードクリエイティブ社がおくるカプセルトイの新ブランド『TAMA-KYU(たまきゅう)』は、この2019年8月からアイテムを続々とリリース! その立ち上げの経緯や宣伝展開についてお話をうかがった第1回、第2回のインタビューに引き続き、今回はついに『TAMA-KYU(たまきゅう)』公式PR大使・新日本プロレスの田口隆祐選手が登場! YouTube番組「月刊TAMA-KYU」にてともにMCを務めるブランドプロデューサーの成田耕祐氏と、その広報活動についてお話をうかがった。
田口隆祐(たぐち・りゅうすけ)
新日本プロレスを代表する人気レスラー。2008年にデビューし、2014年に第69代ジュニアヘビー級王者を獲得。将棋アマチュア6段、カードゲーム『ヴァンガード』ファイターという多趣味な一面も持つ。『TAMA-KYU(たまきゅう)』の公式PR大使を務め、YouTube動画「月刊TAMA-KYU」にMCとして出演中。
成田耕祐(なりた・こうゆう)
ブシロードクリエイティブ代表取締役社長にして『TAMA-KYU(たまきゅう)』のブランドプロデューサー。田口選手と共に「月刊TAMA-KYU」に司会進行として出演中。同ブランドの商品企画も手掛ける。
成田耕祐氏Twitter:成田耕祐@月刊TAMA-KYU(YouTube)
公式PR大使就任の決め手はフンドシ!?
――まずはどのようにしてプロレスラーである田口選手が『TAMA-KYU(たまきゅう)』公式PR大使に就任されることになったのか。その経緯をお聞かせください。
成田:ブシロードでは、以前新日本プロレス(以下:新日)さんのカードゲームを作ってまして、田口選手とはその頃から商品宣伝や販促活動などで色々ご協力いただいて、ブシロードグループとして大変お世話になっている方だったんです。そして2018年の12月に渋谷マルイでブシロードクリエイティブが新日さんの物販イベントを開催したのですが、そこでも田口選手に来ていただいていました。
田口:そこで「平成最後のTAG69フェス(タグロックフェス)」という自分のイベントをやらせていただきまして。
成田:その時にはもう『TAMA-KYU(たまきゅう)』の構想は頭にあったんですが、今度の展開について「どうしようかなぁ」と思案しながら会場に歩いて行ってたら、田口選手がパンツ一丁で待ってたんですよ。
田口:正確にはフンドシですね(笑)。
成田:ああ、そうだ。黒いフンドシ一丁で『リメンバー・ミー』とかを歌ってらしたんです。その姿に感銘を受けて「俺、この人と仕事をしたいっ……!」ってなったんですね。
田口:えっ!? それでですか(笑)。
――その時の決め手はなんだったのでしょうか……(汗)。
成田:やはりフンドシ姿のスター性ですかね(笑)。それでブランドの公式PR大使をお願いできないかと相談したのが始まりですね。
――そのお話を受けて田口選手は?
田口:ちゃんと“闇”じゃないか確認しました(笑)。
成田:もちろん新日さんにちゃんとお話しを通しましたよ。
田口:自分を指名してお話をいただけたのはありがたいと思いましたね。これまでもブシロードさんのカードゲーム『ヴァンガード』に興味があったので始めてみて、新日の内部で「チームNJPW」を結成したり、CMをさせていただいたりといろいろやってきたんです。
成田:プロレスを題材にした『キング オブ プロレスリング』というオンライントレーディングカードゲームの時も、たくさんご協力いただきました。
田口:ええ、それで『TAMA-KYU(たまきゅう)』の公式PR大使のお話をいただいた時も、「仕事でやるからには期待以上のことをやります」とお答えしました。
――「期待以上」ですか?
田口:自分を見込んで任せてもらえたからには、期待されている以上の結果で応える。それが自分の信条なんで。それで僕はこれまでやってきたんで今回もできるだろうと。
――やだ……カッコいい……。成田さんが「この人だ!」と思われたスター性というものが少しわかった気がします。
「月刊TAMA-KYU」のためにYouTuber研究!?
――そうして始まったのがYouTubeでの「月刊TAMA-KYU」なわけですね。撮影での苦労話などはございますか?
成田:苦労はさほどないですが、強いて言うなら2人ともお喋りが得意ではないことくらいですね。
――めちゃくちゃ根本的な問題が!
田口:朝早い収録もありますから、やはりおじさん2人でテンションを上げるのがキツいですね(笑)。その無理が伝わらないようにしています。
――番組では田口選手はむしろノリノリのリアクションだったので意外です。あれは制作サイドから指示があってのものだったんですか?
田口:あれは出演するに当たって、有名どころのYouTuberさんたちの動画を見て勉強したんです。
成田:そうだったんですか!?
田口:ええ、やはり大袈裟なくらいのリアクションの方が見ていて惹きつけられるなと。
――ただオファーを受けて出演するだけでなく、事前に自主的にそれだけ準備をして臨んでいらっしゃったんですね。言ってしまえば田口選手はプロレスラーであってPR大使は本業じゃないわけじゃないですか。なのにそこまでしていたなんて!
成田:本当にすごいですね。ただあまりやり過ぎると田口選手を知らない人は「月刊TAMA-KYU」を見て田口選手のことをYouTuberオジサンだと思ってるかも(笑)。
田口:むしろそうであったら光栄です(笑)。
――では商品情報に関しても入念な準備を?
成田:いやそこは逆ですね。田口選手は『TAMA-KYU(たまきゅう)』のカプセルトイのような得体のしれないモノを突然目の前に置かれて、追い込まれれば追い込まれるほどいい言葉が出てくるんです。事前に情報を知り過ぎると上手くいかない。
田口:はい(笑)。
――じゃああれは台本で決められているのではなく、リアルなリアクションなんですね。
田口:そうですね。商品を見るのも当日その場が初めてになります。文字で概要は読んでいますが。
成田:流れだけ決めて、あとはその場で自然にしゃべっています。「月刊TAMA-KYU」の名物コーナーとして最後は5・7・5で締めるんですが、それも本当にその場で考えていただいているんで、あれも追い込まれた結果かなと。
――1回目のアレはよかったですね!
成田:笑点だったら間違いなく座布団もらえるレベルでしたね(笑)。
田口:最初が一番ピークでしたかね。
成田:やっぱり第1回は初期衝動的なものなんですかね。よかったんですよ。
田口:2回目は慣れが出てしまったというか。「俺、できる?」みたいな慢心があったかもしれません。でもそんな甘いもんじゃなかった。
成田:厳しさを知ったと。
田口:それを踏まえて臨んだ今アップされている3回目が今回です……!
成田:今回もなかなかいいので、ぜひ見てみてください!
>>カプセルトイ情報番組「月刊TAMA-KYU」第3回<<
いつもの雰囲気で新商品イジり
――「月刊TAMA-KYU」第3回で紹介された新商品はこの2点ですね。「TAMA-KYU 覆面マスク ビヨ~ン」と「こっち見てるやさい」。
成田:マスクは収録の際にめっちゃ遊びましたね。
田口:シンプルがゆえに意外と楽しめますよね。
成田:新日さんに覆面レスラーさんもいらっしゃるので相乗効果も狙えるんじゃないかと。素材的にすごく伸びるので、いろんな所に被せられますが、やっぱりペットボトルが一番面白かったですし、じつは滑り止めにもなって実用的という。
――立たせて置いておけるのもいいですよね。
成田:立つのは結構厚みがあるからなんです。厚過ぎると伸びないし、薄過ぎると破ける恐れがあるので、試作を重ねてこだわったポイントです。
――「こっち見てるやさい」はいかがでしょう?
田口:ポップなアイテムなのに目つきがちょっと危ないのがいいですね。
成田:玉ネギの目つきヤバイですよね。ジャガイモはめっちゃいい奴で、だけどいい人止まりで終わりそうな……。
田口:僕は大根が一番ヤバい奴なんじゃないかと。ちょっと知的な感じと暴力的な感じが両方あって。
成田:この各野菜を新日のレスラーさんに例えてアテレコ演技したりしてましたね。野菜5人が合コンにいったら森田さんがいたという設定で、こそこそ喋ってるという話です。
――せっかくなので森田さんも告知でも。
森田:毎月9(球)のつく日は『TAMA-KYU(たまきゅう)』の日ということで、フォロー&RTキャンペーンを開催しています。『TAMA-KYU(たまきゅう)』アカウント( @TAMAKYU_CP )をフォローしてキャンペーンツイートをRTしていただいた方の中から、抽選で毎回素敵な賞品をプレゼントしていますので、ぜひチェックお願いします!
――さすがです。
田口:合コンのくだりは「月刊TAMA-KYU」で、内容的に編集でまんまカットされている可能性もありますね。
成田:果たして使われているのかどうか。それは番組を見て確認してもらいましょう。
――この10月商品の宣伝展開はどのようになるのでしょう?
成田:「こっち見てるやさい」はプロモーション映像を制作し、YouTubeチャンネルで公開します。「TAMA-KYU 覆面マスク ビヨ~ン」は全国ネットで単独CMを打つ予定です。
――カプセルトイで単独CMですか!? それも前代未聞では……?
成田:カプセルトイで商品単独のCMはあまり聞いたことないですね。どんなCMになるのかこちらもぜひ楽しみにしていてください。
将来的にはイベントや屋外ロケも!
――先ほど森田さんからうかがったRTキャンペーンもそうですが、田口選手のリプライキャンペーンもされていますよね?
成田:Twitterで、手に入れた『TAMA-KYU(たまきゅう)』の商品の写真と一緒に「#たまきゅう」をつけてつぶやくと強制的に田口選手から「ナイスたまきゅう!」のリプがつくヤツですね。
――なかなか強力なプロモーションですよね。
成田:憧れの選手からリプライが来るわけですからね。
――そのキャンペーンの期間などは?
田口:キャンペーンではなく勝手にやっているだけなので、期間とかはなく続けられる限りは……。
――え、キャンペーンじゃなかったんですか!?
田口:勝手に始めました。
成田:そう、最初は特に公式サイトなどで告知してませんでしたからね。もともと公式が「#たまきゅう」のハッシュタグを推していたんで使ってくださった方もいらっしゃったかと思うのですが、田口選手のことを知らないでこのタグを使った人にしてみれば、突然プロレスラーから「ナイスたまきゅう!」って言われてビックリされたかと(笑)。
田口:ありがとうございます、という気持ちを込めています。
成田:田口選手はご自身のTwitterでも商品について公式アカウントをRTするだけでなく、商品を手に取って、遊んで、田口選手ならではの言葉でつぶやいてくださってますからね。
――恐れ入りました。これが田口選手の信条である「期待以上に応える」というなんですね。
成田:もちろん田口選手の人気にあやかる気持ちもあって公式PR大使をお願いしたわけですが、まさかここまでしてくださるとは……。
田口:一歩目としてどういったものがあるのか、ということをお伝えするのが役割なんで。僕は第69代のIWGPジュニアヘビー級チャンピオンということで「69」という数字にこだわっているんです。なので、商品を生み出す0から1はできないんですけど、商品という1があれば、それを69まで広げていきたいなと……!
一同:おお~
――新商品はこれからもコンスタントに発売されますが、今後の大きな展望などはございますか?
成田:「確実に商品がある場所」をユーザーの方々にお伝えすることがなかなかできないというのはカプセルトイの弱点なので、イベントなどに定期的に出展していきたいですし、将来的には当社の直営販売所なんかも作りたいなと。そうしたら、そこには確実にあるとお伝えできるじゃないですか。
――そういう場所があれば「月刊TAMA-KYU」で実際にその場所をおふたりが訪れる屋外ロケがあっても面白そうですね。
成田:ずっとロケをしたいとは言ってるんですよね。行きたい街はありますか?
田口:そうですねぇ。五反田とか、ですかね。
成田:目的、違いますよね?
――ロケがあったら、ファンの方が聖地巡礼として訪れるかもしれませんね。本日はどうもありがとうございました。
TAMA-KYU 覆面マスク ビヨ~ン
DATA
TAMA-KYU 覆面マスク ビヨ~ン
- カプセル商品
- 全5種
- 全高:約5センチ
- 発売元:ブシロードクリエイティブ
- 価格:1回200円(税込)
- 2019年10月上旬発売予定
※写真は開発中のサンプルです。実際の商品とは一部異なる場合があります。
こっち見てるやさい
DATA
こっち見てるやさい
- カプセル商品
- 全5種
- 全高:約4.8センチ
- 発売元:ブシロードクリエイティブ
- 価格:1回300円(税込)
- 2019年10月下旬発売予定
※写真は開発中のサンプルです。実際の商品とは一部異なる場合があります。
(C)TAMA-KYU (C)NJPW
関連記事
3,300円
3,180円
3,360円
2,700円
4,759円
6,920円