今回より吉本プラモデル部の面々が選者に!電撃ガンプラアカデミー2020年1月投稿分

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今号から新たな審査員として、ガンプラビルダーズワールドカップ 2014年・2015・2018年日本大会ファイナリスト、2016日本大会準優勝パンクブーブーの佐藤哲夫さんをはじめ、吉本プラモデル部の方に作品を選出してもらいます! その第1回目は2020年1月に投稿作品された作品から、吉本プラモデル部部長、パンクブーブー佐藤哲夫氏、吉本プラモデル部大阪支部長、アイバー氏注目の作品をピックアップします。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 今月選ばれた10作品は以下のとおりです!

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吉本プラモデル部大阪支部長 アイバー選出作品

 

作品名:HG高機動試作型ザク(オトカワIIさん)

めっちゃ綺麗です! 初めてのラッカー、サフ使用との事ですが信じられないぐらいの仕上がりです! オリジナルのカラーリングも清潔感があって好みです! オトカワIIさんの他の作品にも使われていたのでパーソナルカラーですね! 軽やかなブルーと落ち着いたアイボリーでポップなのに兵器を感じるそのバランス、勉強させていただきました! コメントにある動力パイプは勿論、さし色のモノアイも改造されていて効果的だと思いました!

 

作品名:ガンダムバエルマグナドゥクス(なーごろろんさん)

スタイリッシュでかっこいい!! 他キットのパーツを使って作られたガンダムバエルの派生機でしょうか。バエルは使われてない!? 一見して流用元が何か分からないように組み合わせていくのは難しいと思うのですがなーごろろんさんの作品は、元々こういう機体が存在していたかのようなまとまりを感じました! ヒロイックなカラーリングと相まって別作品の主人公機のようにも見えました! アクションポーズも見てみたいですね!

 

作品名:爆流頑駄無(アーリーカラー)(月影TAKAさん)

SD世代としては武者シリーズは見過ごせません! 爆流頑駄無は作品内ではサブキャラなんですが、モチーフになっているシャイニングガンダムの色合いにされたことで一気に主役のような雰囲気が出てますね! この時代のSDキットは塗り分けを必要とする箇所が多くちゃんと完成させようとすると意外と作りごたえがある印象なんですが、しっかりと塗り分けてらっしゃるので本来の魅力が表現されていますね! カッコいい!

 

作品名:ALL STRAIK GUNDAM US NAVY COLOR CUSTOM Ver.(Zenmatrixさん)

SEED系を渋カッコよく魅せるとは! 今回一番多くの作品を投稿してくださったZenmatrixさん、作風に一貫性がありどれも素晴らしかったのですが、その中でも僕が引き付けられたのがこちらの作品です! 海軍機系の渋い色合いがケレン味の強いSEED系MSと絶妙にマッチしてます! 目からウロコです! 別の投稿で娘さんの作品も見せていただきましたが、親子で共通の趣味を楽しめるっていいですね!! 憧れます!

 

作品名:「まだ助かる」(ヒデさん)

素晴らしい展示です!! この台詞のシーン自体が真下を見下ろす特殊なアングルだと思うんですが、90度起こして見やすくするとは!! その発想だけでなくベース自体の作りこみやガンダムの汚し表現など見どころの多いのも素晴らしいです! この方法は応用が効きそうですね! 僕は鉄血のオルフェンズのオルガのとあるシーンを思い浮かべました! 「額に納まっている」特殊な展示、いろんな表現を見たくなりますね!

 

 

 

 

吉本プラモデル部部長 パンクブーブー 佐藤哲夫選出作品

 

 

作品名:FG量産型ザク改 06-A(@館長さん)

まるで絵画のようなタッチでもの凄い重量感を感じますっ! 僕の経験上、これだけ濃い緑と青の組み合わせはバランスを取るのが難しいと思うのですが、筆塗りの豪快な陰影の付け方によるものでしょうか、非常にマッチしています! マーキングなどを手書きにして、全体のタッチに合わせているところや、モノアイの発光を反射する塗装、弾痕など細部まで拘り抜いてるのが伝わります! こりゃかっけーや!!

 

作品名:RX-78-2 VER.OYW(F.SEIEI【VSK】さん)

これだけしっかり塗り分けるのは大変だったでしょー!? 内部フレームだけでなく、外装パーツにいたるまで、じっくりと作品と向かいあったんだなぁーと、見ていてニンマリしちまいます! 外装を付けたり外したりするだけで怖いっすよねー!? しかもひとつひとつ丁寧な工作&塗装で、ただやみくもに作業量が多いわけではない! 凄いー!

 

作品名:ニューガンダム・オリジナルカラー(とおるさん)

派手ー!! 迷彩なのに派手ー!! こんだけ派手だとまあ狙い撃ちされまくるんでしょうけど、それはさておき、主役感バリバリでカッコいいカラーリング! 汚し過ぎず、スッキリ見える加減のウェザリングも僕は好みだなぁー! こんな迷彩の「魅せ方」もあるんだー! 勉強になりましたっ!!

 

作品名:MG MS-14S GELGOOG 【Red Comet】(モルガナさん)

ド派手な改造をしなくても、しっかりとした基本工作や丁寧な塗装を施すとこんなにカッコよくなるんだっていう好例! キットの持つ本来の良さを活かしつつの細かいところで「おっ!?」と思わせるディテールの追加がニクいですね! 色味も素敵! 個人的にピンクのシャアより赤いシャアが好きなんだ俺はー!!

 

作品名:爬虫類アッガイ(STOICdesignさん)

 おもしろーい!! どうやってんのこれ!? でも、この「どうやってんの!?」って思わせるのも展示会やコンテストなどでみんなの目をひく大切なテクニックだと思います! ホントは僕は「小さい丸の集合体」が苦手で、気持ち悪くなっちゃうんですけど、それ以上に興味をひかれてしまいました! 俺の負けです! ヌメヌメした質感もいいですね! 爬虫類っていうことですが、両生類っぽくもあるなー!

 

 


吉本プラモデル部 大阪支部長 アイバー総評

新しい事にチャレンジした物や自分のスタイルを貫いた物、ベテランからビギナーまでの作品のそのどれもが、楽しんで作っているんだなー!と感じる素晴らしい作品群でした! 勿論全ての作品から刺激をいただきましたが、今回はその中でもフィーリングに合うものを選ばせていただきました!勉強させていただきました! モデラーさんの力作を見てると次へのモチベーションが上がりますね~! 今日は積みを一つ崩そうかな!

吉本プラモデル部 部長 パンクブーブー佐藤哲夫総評

今回とても強く思ったのが、全部ガンプラなのに、ひとりひとり遊び方が違うんだなぁーってところ! ただテクニックを競いあうわけではなく、それぞれが自分なりのガンプラへのアプローチをしていることで「俺だったら一生思い付かない」作品を拝見することが出来て、本当に眼福でございました。ガンプラでガンプクでございます。ガンプラの可能性はまだまだ無限の如くひろがっていることを再認識出来たことで、また次回がさらに楽しみになってまいりました! ありがとうございます!

 

 

今月もたくさんの力作をご投稿くださりありがとうございました。

今回より吉本プラモデル部のメンバーが作品を選出します。プラモデルを愛してやまない芸人たちを唸らせる入魂のご投稿をお待ちしております!

 

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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(C)創通・サンライズ

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