FAの世界観を意識した改造で大河原邦男氏デザインの新世代フレームアームズ・信玄をとことん楽しむ!完結編(プレゼントあり)

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製作・撮影・文●ちいたわからし/編集●電撃ホビー編集部

日本を代表するメカニックデザインの巨匠・大河原邦夫氏によるフレームアームズ、信玄。電撃ホビーウェブでは2020年末からこの信玄の簡単フィニッシュと『FA』の世界観を意識した改造作例を掲載してきました。

 

今回は長く続いた信玄記事の完結編として、改造作例の完成状態をご紹介します。

 

まずは前回の振り返りとして改造プランの再説明から。「FA信玄」説明書の機体解説に「“ファーストFA”(三二式(轟雷)SA-16(スティレット))の総合的リメイクという思想があった」という記述があります。

※左:轟雷、右:スティレット

 

「FA信玄」と比べると、その特徴である「武者感」が「総合的リメイク」という言葉を受け入れがたいイメージがあります。

 

そこで、機体解説にある「前世紀以前に極東の国で用いられたという戦装束をモチーフにしたもので、フレームアームズ・バトルコンプレックス(FABC)の競技性に沿ったエキシビジョン機であることを強調するためのデザイン」という記述を都合よく解釈し、「武者イメージに偽装する前の元々の姿」をイメージした改造を施し、信玄を製作しました。

 

いかがでしょうか? 既存の「FA」パーツを使用しながら設定の「重装甲と格闘性能を両立」を意識した構成になっているのではないかと思います。5回までに制作していた簡単フィニッシュの記事と比較してみましょう。

 

並べてみると、色やイメージは変わったものの、各パーツの構成は信玄そのままの部分が多いのがお分かりいただけるかと思います。

 

「試作機」「運用実験機」というイメージで製作しているので激しい汚し塗装を行うと違和感が出ます。とはいえ何もしないというのも寂しいので、バーニア、推進器周りに焼け色塗装を行い、ある程度の使用感を演出してみました。

 

信玄のバックパック、スーパースティレットの肩バーニアを使っているので、色々な方向にフレキシブルに推進方向を変えることができます。その他、細かい製作工程などは動画をご覧いただければと思います。

 

ここからは完成した作例で遊んだ画像をいくつかご紹介します。まずは動画のサムネイルに使用した画像から。目を光らせる前の状態です。

 

こちらは空中からの射撃を意識した画像。信玄が陸戦機のようなイメージのため、スティレットのような空戦機を意識しました。

 

続いてサーベルモード。格好良さげなポーズにしてみました。

 

最後に、簡単フィニッシュ信玄と組み合わせて戦闘シーンをイメージした写真も撮ってみました。

 

いかがでしたでしょうか? 個人的に「信玄としての格好良さ」と「FAの世界観にいる違和感」を「こうしたら活かせるのではないか?」を実践できたので大満足ではあるのですが、この作例をきっかけに「FA信玄作りたい!」という方が増えればうれしく思います。

 

ところで、前回もご紹介しましたが、現在コトブキヤさん主催のTwitterアカウントを利用した作品コンペ「フレームアームズ・バトルコンプレックス」というものが開催されています。『フレームアームズ』世界の設定と現実を折り合わせた内容のコンペティションで、現在行われている2次募集の受付は2021年5月31日(月)までとなっているので、参加予定の方はお気を付けください。

 

さて、全編通すと思っていた以上に長い作例記事になってしまいましたが、「とことん楽しむ」というテーマは存分に消化できたと思います(笑)。お付き合いただいた方は長い間ありがとうございました! まだまだ色々と動きにくい情勢が続きますが、お家で楽しく模型を作って色々と乗り切りましょう!!

 

DATA

信玄

  • プラモデル
  • 1/100スケール
  • 全高:約170mm
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:5,940円(税込)
  • 発売中

 

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(提供:コトブキヤ)

※本プレゼントキャンペーンは2021年5月4日(火)に掲載した作例記事第6回で告知したキャンペーンと同じものです。応募はお一人様1通までとなりますので、2通目以降の応募は無効となります。あらかじめご了承ください。

 

(C) KOTOBUKIYA

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