後ハメ加工で完成度をよりアップ!大河原邦男氏デザインの新世代フレームアームズ・信玄をとことん楽しむ!その3

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日本を代表するメカニックデザインの巨匠、大河原邦夫氏によるフレームアームズ、信玄。電撃ホビーウェブではこの信玄を複数回に分け、簡単フィニッシュから改造作例までとことん楽しむ記事を掲載していきます。

 

第3回目の今回は後ハメ加工を中心にご紹介します。各社、様々なキットが発売されており、パーツ分割も細かく配慮されているものが多い昨今ですが、元となるデザインも複雑化しており「完全色分け分割済み」というキットは滅多にないので信玄に限らずフレームアームズはもちろん、様々なキットに応用できる工作を紹介します。

 

記事内では加工箇所の説明をしておりますが、実際の作業方法は動画でご確認ください。

 

ちなみに、今回の簡単フィニッシュ作例ですが、ヨドバシカメラ 新宿西口本店 ホビー・おもちゃ館にて、完成状態を展示していただいています。制作工程はこれから記事内で紹介していきますが、機会があればご覧いただけるとうれしいです。

 

完成状態

前回も完成状態をお見せしましたが、おさらいもかねて今回は面頬(メンポ)装着状態の完成状態から。いわゆる「武者、騎士系の定番ポーズ」です。前回はスジ彫りを中心に塗り分けしやすくする工作を紹介していきましたが、今回は後ハメ加工です。

 

まずは胴体から。キットの状態だと側面にガッツリ合わせ目が出ます。

 

装甲(甲冑?)としてみた場合にも、塗分け的にも他の分割のほうが良さそうなので分割していきます。

 

塗分けごとの完璧な分割は大変そうなので、黒い装甲部分だけ合わせ目を消して「丸い金属が重なっている」表現にしています。

 

画像ではちょっと前面上部装甲が浮いてしまっていますが、塗装と相まって「鉄の塊っぽい固い装甲」が表現できたかと思います。

 

続いてバックパックジョイント部分です。T字のジョイントを挟みこむ構造になっており、このままだと合わせ目消しができません。

 

旗印パーツの接続部も挟み込み方式で合わせ目が気になります……。

 

そこで、ジョイント部は切り抜いてポリパーツを仕込んで後ハメ加工しました。

 

旗印パーツとのジョイントは板部分で切り分け、塗装後に接着する構成に変更しました。

 

以上の工作で完成後も合わせ目を目立たすことなく後ハメ加工ができます。

左:後ハメ加工前、右:後ハメ加工後

 

続いて肩部です。黒いパーツの上にさらに挟みこみで赤い装甲パーツを被せる構成になっています。

 

赤いパーツは外側に出て合わせ目が目立つので、赤い部分だけ後ハメできるようにします。

左:後ハメ加工前、右:後ハメ加工後

 

接続の軸を切り取り、ネオジム磁石を仕込んで解決しました。

 

ということで、今回の作業説明はここまでとなります。今回も最後に通常形態の完成画像を1枚。特徴的なデザインに目が行きがちな本キットですが、今回紹介した旗印バインダー部はかなり可動の自由度が高く、既存のFAシリーズと組み合わせるのもとても有用なジョイントのように思います。

 

次回からは塗装関連の説明をしていきたいと思います。この記事が発表されている頃にはもう店頭に並んでいるのでしょうか? 初回の記事でも説明しましたが、一個一個のパーツは初期FAのようなフレームにパーツを被せて構成する堅実な作りになっていますので、FAファン作例名物ともいえる「キット発売したけどオリジナリティ高すぎて元のキットの形状が分からない」作例がSNS上に溢れるのが今から楽しみです。

 

DATA

信玄

  • プラモデル
  • 1/100スケール
  • 全高:約170mm
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:5,400円(税別)
  • 2021年1月発売予定

 

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(C) KOTOBUKIYA


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