待望の1/100サイズは色分けも変形も優秀な好キット!「FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダム」を作ってみた!(ガンプラ新作レビュー)

更新日:2022年7月15日 13:24

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発売されたばかりのガンプラを買ってきて、組み立てて紹介する「ガンプラ新作レビュー」。今回は、待望の1/100サイズでのガンプラ化となった「FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダム」を徹底レビューします! MA形態への変形機構や種々のギミック、さらには全身のディテールなど、気になるポイント盛りだくさんなうえに、まだまだ先の読めない「FULL MECHANICS」ブランドのニューアイテムとなるこのキット、果たしてどうなっているのでしょうか? さっそく見ていきましょう!

▲先にリリースされた「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」と異なり、幅広型のボックスとなっています。ぐわっとせり出すミョルニルが素敵!

 

まずはキット内容確認!

▲まずは箱の中身を確認していきましょう。説明書は武装の解説なども細かく載っているのがうれしいポイント。

 

▲ランナーを見ていきます。こちらは多色成形のAランナー。ミョルニルの球体部分なども見えます。レイダーガンダムのマスクなどに使われる、ライトブルーグリーンといった感じのカラーリングがなんとも特徴的です。

 

▲Bランナー。外装のメインカラーとなる黒いランナーです。

 

▲ウイングにあたるパーツが迫力のC1ランナー。収録パーツがすこし異なるC2ランナーも入っています。

 

▲Dランナー。こちらも外装を構成します。同型のランナーが2枚。

 

▲関節などを構成するE1ランナー。「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」に使われていたものと同型のランナーです。E2ランナーもあり。

 

▲F1、F2ランナー。シールドやミョルニルの基部パーツなども収録された、すこし緑がかったグレーのランナーです。

 

▲関節やクロー基部を構成するGランナー。同型のものが2枚付属します。

 

▲フレーム部分やランディングギアが収録されたH1ランナー。同型のH2ランナーもあります。

 

▲鮮やかなレッドせ成形されたI1、I2ランナー。バックパックの機首部分などが目立ちます。

 

▲ミョルニル用の台座となるCE-1ランナー。無色透明のランナーです。

 

▲センサー用のホイルシール、マーキングシール、ミョルニルのワイヤーを再現するリード線が付属。マーキングシールには“滅殺”“抹殺”“撃滅”という、遊び心の効いた物騒なマーキングも収録。

 

それでは組み立て開始!

▲パーツの確認が済んだらさっそく組み立てていきましょう。まずは肩の基部ブロックから。

 

▲基部ブロックに接続される「M2M3 76mm機関砲」には可動軸が設けられており、写真のように動きます。

 

▲基部ブロックにアーマーをかぶせていきます。裏側には写真のように裏打ちディテールパーツが入るので、スカスカになりません。

 

▲こちらは肩アーマー天面の装甲。ここにもグレーのディテールパーツが入ります。

 

▲基部ブロックと天面アーマーを組み合わせ、肩部分の完成。細やかなディテールが効いてますね。

 

▲肩部分は変形ギミックのために、写真のように展開します。

 

▲裏側から見たところ。裏打ちディテールパーツが入ったことで、ミチっと充実した情報量に仕上がっています。

 

▲続いて腕部です。ヒジ関節は「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」と同型。

 

▲外装をかぶせれば腕部の完成です。

 

▲前腕マウントラッチのディテールもカッコいい!

 

▲ハンドパーツは親指以外を差し替える仕様です。

 

▲各ブロックを組み合わせれば腕部の完成です。

 

▲組み立ての都合上、胴体との接続ジョイントは腕側に組みつけておきます。

 

▲腕部が出来上がったら、胴体の組み立てに移りましょう。

 

▲腹部には引き出し式の関節が入っているので、写真のように引っ張り上げることができます。

 

▲腹部をひっぱりあげることで可動範囲が広くなり、写真のように左右へのスイングや……。

 

▲前後屈する動きが可能です。

 

▲こちらは首の基部。

 

▲変形用に可動軸が設けられています。

 

▲さらに首の外装などをつけたところ。すごい色分けです。

 

▲すべて組み合わせれば胴体の完成。細やかな色分けが気持ちいい仕上がりです。

 

▲続いて頭部を作っていきましょう。こちらはカメラアイ部分なのですが、なんと目のまわりの黒い部分がパーツ分けされています。

 

▲つまり組み立てるだけでこの状態に。これ、画期的ですよね!

 

▲マスク部分の色分けも素晴らしいのひとこと。100mmエネルギー砲「ツォーン」や、目の周りの赤い部分まで色分けされています。

 

▲ヘルメットとアンテナをつければ頭部の完成です。

 

▲シールはカメラの緑色部分のみでこの仕上がりです。

 

▲後ろから。

 

▲ここまで組み立てたパーツを組み合わせれば上半身の完成です。

 

▲肩と胴体をつなぐジョイントは「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」と同様の引き出し機構なので、写真のように腕を前側へ突き出す動きなどが可能です。

 

▲次は脚部です。足首には変形用に中折れ機構が。

 

▲スネ後ろにつくスラスター。リングの色分けもバッチリです。

 

▲脚部を組み立てるとこのような機構に。

 

▲変形時には赤丸で囲った部分のロックを外すことで、ヒザから上の部分を前方に深く倒すことができます。

 

▲外装を取りつけて脚部の完成です。

 

▲後ろから。

 

▲後方のスラスターを下にスライドさせることで、ヒザの可動範囲を広げることもできます。

 

▲本体の最後は腰部を組み立てていきましょう。股間軸にはスイング機構が。

 

▲前方から。チラリとのぞく赤色の内壁がオシャレですね。

 

▲フロント・リアアーマー。グレーの裏打ちパーツが少し見えることで、情報量がグッと上がっています。

 

▲裏側のディテールもぬかりありません。

 

▲前後のアーマーをつければクローユニットをのぞく腰部の完成。

 

▲ちなみに腰部には写真のように、付属のアクションベース接続用ジョイントパーツをつけることができます。

 

▲このジョイントパーツは股間のスイング軸を下げることでロックすることが可能です。

 

▲それではサイドアーマーにつくクローユニットを作っていきます。グレーの基部パーツに外装をつけていく構成。

 

▲これを4本組み立てます。

 

▲基部となる短射程プラズマ砲「アフラマズダ」を組み付けていきます。ここも素晴らしいディテールです。

 

▲クローは開閉が可能です。

 

▲アームでを接続すれば、サイドアーマーの完成。

 

▲アームやクロー部分は可動軸が多数設けられており、かなり自由に動きます。

 

▲脚部と組み合わせれば下半身の完成です。

 

▲上半身とドッキングさせれば、本体が完成しました!

 

▲素晴らしいプロポーションですね。

 

▲お次はバックパック。こちらはセンターに位置する機種部分。

 

▲先端のカバーは開閉が可能です。内部のディテールも注目したいところ。

 

▲このカバーを開ける動きに連動して、内部の「M417 80mm機関砲」がせり出てきます。

 

▲巨大なバーニアのディテールも美しい仕上がり。

 

▲続いては迫力のウイングを組み立てていきます。

 

▲ウイングにはMA変形時用に、展開機構が。グレーの基部パーツがのぞくのがナイスです。

 

▲先端のイエロー部分もパーツ分割で色分けされています。

 

▲機首部分と組み合わせればバックパックの完成です。

 

▲ウイング展開状態。写真では伝わりずらいかもしれませんが、かなりの大きさ。

 

▲機首とウイングの接続部には可動軸があるので、ウイングはフレキシブルに動かすことができます。

 

▲バックパックがつきました!

 

▲非常に凛々しいお姿!

 

▲残るは武装のみです!

 

▲最後は武装類を組み立てていきましょう。まずは右腕に接続される「2連装52mm超高初速防盾砲」。

 

▲グリップを起こして手持ち武器にすることもできます。

 

▲続いては“ワイヤー巻き取りギミック”の搭載で話題となったミョルニルを組み立てていきましょう。まずは内部パーツの中に、先端に結び目を作ったリード線を入れていきます。

 

▲さらにパーツをかぶせ、鉄球部分の中に入る内部パーツの完成。

 

▲これを球体外装パーツの中に入れていきます。

 

▲さらに球体の外装パーツでサンドすれば、鉄球部分ができました。

 

▲さらに鉄球の基部や持ち手をつければ、ミョルニルの完成です。

 

▲この状態で横のトゲを回転させると、リード線が最初に作った内部パーツに巻き付いていくので、内部に収納されていきます。

 

▲リード線を収納した状態。持ち手と鉄球基部パーツが接続されるので、ガタツキもありません。

 

▲再度リード線を引き出したいときは、持ち手部分を引っ張ればOK。なかなか楽しいギミックです。

 

▲さらに、ミョルニルには専用の台座が付属。

 

▲台座の先端に鉄球保持用のジョイントパーツがついているので、ポージング時などに浮かせた状態でディスプレイすることができます。ご覧の保持力!

 

「FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダム」完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MA形態に変形させてみよう!

▲それではここからは、レイダーガンダム最大の特徴でもあるMA形態への変形ギミックを見ていきましょう。まず、首前面の装甲を持ち上げ、頭部を後ろに倒します。

 

▲続いて肩上面のアーマーを開き、内部の「M2M3 76mm機関砲」を引き出します。※説明が伝わりやすいように、バックパックとクローユニットは取り外しています。

 

▲機関砲はそのままに、肩アーマーだけを下方向に下げていきます。

 

▲機関砲を上に向けます。

 

▲腕部を包むように肩アーマーをおろせば腕の変形が完了です。

 

▲続いてウイングを開きます。

 

▲そしてクローユニットを前方に引っ張り出します。

 

▲調節してこの位置に。

 

▲クローユニットの次は脚部を変形させていきます。まずスネ後ろのスラスターを押し下げ、ヒザを曲げます。

 

▲ヒザから上のブロックを前方に倒し、足首を畳み、最後にスネ後方のスラスターを押し上げたら脚部の変形の完成です。

 

▲脚部内側には赤丸で示したところにロック機構が設けてあります。

 

▲このロックパーツで左右を接続することにより、脚がブレることもありません。フトモモはアクションベース接続用ジョイントでロックします。本体の変形はこれで完了です。

 

▲さらに、股間部分にミョルニルをジョイント。

 

▲左肩に「2連装52mm超高初速防盾砲」を接続します。

 

▲MA形態ディスプレイ用の台座は、ランディングギア型のパーツに、ミョルニル用のジョイントパーツと台座パーツを組み合わせることで完成します。

 

▲台座に本体を乗せれば、MA形態の完成です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲さらに、MA形態に別売りの「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」を乗せることができるのも、このアイテムのひとつのウリです。写真のカラミティガンダム搭乗再現専用のジョイントパーツが付属します。

 

▲これをウイングに接続。よく見るとカラミティガンダムがガンガン乗っているあたりに「NO STEP」のマーキングがあるのがおもしろいですね。

 

▲カラミティガンダムを乗せるには、別売りの「アクションベース4」を2セット使用します。

 

▲カラミティガンダム搭乗! さすがに1/100サイズだとものすごい迫力です! ぜひお試しを!

 

これにて「FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダム」のレビューは終了です。「1/100サイズのレイダーガンダムが手に入る!」というだけでも御の字だと思っていましたが、フタを開けてみればMS・MA形態のプロポーション、可動、ギミック、ディテーリング、どれをとっても「FULL MECHANICSシリーズ」への気合がヒシヒシと伝わってくる素晴らしいアイテムでした。頭部をはじめとした色分けへのこだわりも、注目してほしいポイントです! これはもう、フォビドゥンガンダムが出てくれるのを願わずにはいられない!笑

 

DATA

FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダム

  • 1/100スケール組み立て式プラモデル
  • 付属品:
    防盾砲×1
    ミョルニル×1
    ミョルニル用台座×1
    MA形態ディスプレイ用支柱パーツ×1
    カラミティ搭乗シーン再現用ジョイントパーツ×1式
    シール×1
    マーキングシール×1
    リード線×1
  • 発売元:BANDAI SPIRITS
  • 価格:5,500円(税10%込)
  • 発売中

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