新規パーツとベースキットのマリアージュ!集光樹脂素材や3Dメタリックシールなどのマテリアルにも注目!「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク」を作ってみた!(ガンプラ新作レビュー)

更新日:2023年12月31日 02:25

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新発売のガンプラを買ってきて、組み立てて紹介する「ガンプラレビュー」。今回は、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」で好評配信中の『ガンダムビルドメタバース』より、リクの新ガンプラ「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク」を徹底レビューします! どのような内容になっているか、さっそく見ていきましょう!

▲威風堂々としたパッケージイラスト。クリアパーツの表現もカッコいいですね。

 

まずはキット内容を確認!

▲まずは箱の中身から確認していきましょう。文字資料の多くないビルド系の機体にとって、説明書の設定解説は特に貴重な文献ですね。

 

▲ランナーを見ていきましょう。Aランナーは見た目も楽しい多色成形のランナーです。

 

▲本体白部分を構成するBランナー。ベースキットとなる「HG 1/144 ダブルオーガンダム」と共通のものです。

 

▲Hランナー。こちらは「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」と共通のランナーです。

 

▲ハンドパーツが豊富に収録されたJランナー。

 

▲各部のクリアパーツが収録されたKランナー。

 

▲新規となるLランナー。こちらも多色成形のランナーとなっています。多色成形ランナーが複数入っているとテンションが上がりますね!

 

▲外装を構成する新規のM1、M2ランナー。

 

▲そして本キットの目玉のひとつである、集光樹脂素材を採用したクリアグリーンのNランナー。パッと見た感じは、明るさのあるクリアパーツといった印象です。

 

▲集光樹脂素材は、外部からの光を吸収することで、パーツの表面や端面が自ら発光しているような演出を得られる素材とのこと。試しにライトを当ててみたところ、特に端面が強く発光しているように見えるなという印象を受けました。

 

▲こちらはビームサーベル刃エフェクトとポリキャップ。

 

▲色分け用のシールです。

 

▲そしてこちらは本キットの目玉その②ともいえる、3Dメタリックシール。

 

▲通常のシールよりも肉厚があり、メタリック層とクリア層のレイヤー感・奥行き感が感じられます。

 

組み立て開始!

▲箱の中身をチェックしたら、さっそく組み立てていきましょう。まずは頭部から。新規パーツで構成されるマスク部分は、ここだけで4パーツ構成となっています。

 

▲さきほどの写真の4つのパーツを組み合わせたところ。すごい色分けですね!

 

▲さらに外装を取り付けていきます。側面のドーム部分はクリアパーツがイン。

 

▲アンテナを取り付ければ頭部の完成。アンテナのオレンジも色分けされているのがうれしいですね。

 

▲正面から。額のカメラ、アイカメラ、後方カメラ部分にはシールが用意されています。写真では、アイカメラ部分のみシールを貼っていません。

 

▲後方から。

 

▲続いて胴体を組み立ていきましょう。肩部との接続部分にはポリキャップが入り、前方へのスイングが少しだけ可能。

 

▲さらに外装をつけていきます。胸部中央の六角形のグレー部分はシールで再現されます。

 

▲腹部はボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。

 

▲組み合わせれば胴体の完成。ここもすごい色分けですね。

 

▲続けてバックパックを製作。左右にはアームを接続するボールジョイント受けのポリキャップが入ります。

 

▲胴体とドッキング。バックパック上部のフィン部分は上下に可動します。

 

▲続いて腕部を組み立てます。まずは両前腕に配される「アークブレイザー」から。両端のオレンジ色のパーツは上下に可動します。

 

▲腕部のパーツ構成。ヒジ外側のドーム部分にはクリアパーツが配されます。

 

▲組み合わせれば腕部の完成。

 

▲ハンドパーツも豊富。両握り手に加えて両平手、両武器持ち手、さらにボーナスパーツとして両銃持ち手が付属します。

 

▲次は脚部を組み立てましょう。まずは足首から。足の甲上面のグレー部分はシールで色分けを補います。

 

▲フトモモ・スネを組み上げれば脚部の完成。脚部は基本的にベースキットの「HG 1/144 ダブルオーガンダム」「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」を踏襲した構成となっています。

 

▲ベースキットを踏襲しているので可動範囲も優秀です。

 

▲本体の最後は腰部を組み立てます。

 

▲後方にはダブルオーガンダムのGNビームサーベル/GNビームダガーにあたる柄が配されます。

 

▲ここまでのパーツを組み合わせれば、本体の完成です。

 

▲ベースキットである「HG 1/144 ダブルオーガンダム」が発売されてからもう15年ほど経ちますが、新規パーツが巧みに組み合わさっていくことで最新キットに引けをとらない仕上がりです!

 

▲本体ができたらオプションを組み立てていきましょう。こちらは肩部に装着する「アークドライヴユニット」。大剣形態であるバーストバスターモード用の柄が内蔵されており、引き出すことができます。

 

▲さらに外装やジョイントを取り付けていきます。左右のウイング部分は開閉が可能です。

 

▲GNドライヴ部分は新規パーツ。内部にグレーの基部パーツが入ります。

 

▲基部パーツに3Dメタリックシールを張り付け。通常のシールよりも立体感を感じる仕上がりで、なんというかコクのある輝きです。

 

▲GNドライヴ部分を組み合わせれば、アークドライヴユニットの完成です。

 

▲GNドライヴ部分のコーンは引き出すことができます。これは非常にうれしい進化ポイントですね。

 

▲さらにバックパックとの接続アームを取り付けます。

 

▲本体と組み合わせたところ。ガンダムダブルオーダイバーアークらしさが一気に増しますね。

 

▲続いてボーナスパーツとして付属するGNソードII。ソード/ライフルの両形態を再現することができます。

 

▲GNソードIIは腰サイドアーマーへの装着も可能です。

 

▲腰リアアーマーに配される柄には、ビームサーベル刃エフェクトをつけることができます。

 

▲こちらは集光樹脂素材を採用した、アークブレイザー用のエフェクト。

 

▲アークブレイザーに接続する際は、まずエフェクトパーツを差し込みます。

 

▲そして左右のオレンジ色のパーツを回転させ、エフェクトパーツを挟み込むように固定します。

 

▲最後は集光樹脂素材製のクリアパーツを組み上げ、本体に接続すればすべてのパーツが完成です!

 

「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク」完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲クリアパーツを外した状態です。

 

 

▲ここからは「アークドライヴユニット」のギミックを紹介します。まずバックパックのアームを反転させ、ユニットの位置を写真のように変えます。

 

▲そしてユニットを上方へ跳ね上げれば、高機動モードである「バーストハイマニューバモード」の完成です。

 

▲続いて両肩のユニットを前方へ回転させ、跳ね上げるように向きを変えれば……。

 

▲GNフィールドを広げて広範囲の防御を可能とする「バーストシールドモード」の完成です。

 

▲さらに肩のユニットを外し、ウイングと柄を展開させてクリアパーツを接続すると……。

 

▲大剣モードである「バーストバスターソードモード」の完成!

 

▲このようにギミックも盛り盛りなので、完成してからもガシガシ動かして遊びたいところですね!

 

 

これにて「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク」のレビューは終了です。追加された新規パーツが機体のデザインを変えるのみならず、アップデートパーツとしても機能している面もあって、“設計の巧み”を強く感じるキットでした。もちろん集光樹脂素材や3Dメタリックシールといった新たな試みも楽しく、非常に満足感の高い一作に仕上がっていると思います! オススメです!

DATA

HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク

  • 1/144スケール
  • 組み立て式プラモデル
  • 付属品:
    エフェクトパーツ×一式
    GNソードII×2
    ハンドパーツ(左右)×3種
    3Dメタリックシール×1
    シール×1
  • 発売元:BANDAI SPIRITS
  • 価格:2,750円(税10%込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ

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