ガンプラ作例【RE/100 イフリート改】を本庄聖が製作！（その２）～頭部・胴体編～
▲「RE/100 イフリート改」。製作：本庄聖
長年、キット化の待たれていた「イフリート改」がRE/100にてついに登場！ 商品化だけでもファン感涙のイフリート改ですが、全身に施されたRE/100シリーズ独特の細かいモールディングをはじめ、嫌味にならないほどに現代的な味付けがなされた超秀作キットです！（プロポーションも素晴らしい！）
このRE/100イフリート改を、本機に並々ならぬ思い入れを持つ本庄聖が製作。
今回から、製作記事を開始します。まずは頭部と胴体の工作から。非常に完成度の高いキットですが、細かく調整してさらにブラッシュアップしています。
RE/100 イフリート改
今回はずっと前から作例をやりたい！とお願いしていたイフリート改です。
私、PS３用ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』をやっていまして、そちらに登場するジオン機体なんです。ですので、愛着もあって作例を担当させていただきました。今回は思い切って、ゲーム内の機体を再現するという方向性で望んでいます。
まず、大きく変更した点はサーベルのマウントを背中から腰へ移動した点です。
頭部
モノアイ上部のひさし部分はドムと同じデザインに変更し、延長しました。モノアイ本体は市販パーツへ置き換えています。
ただ、モノアイレールにそのまま取り付けると正面から見た際に少し上付きな感じがしたので、モノアイがスライドする下面をギリギリまで削り込み、レールの中央より少し下にオフセットさせて取り付けています。
首関節は１ミリほど長くし、多少アゴが引けるようにしています。
▲モノアイ上部のひさし部分を形状変更。ドムと同じような感じにしています。この工作により、目つきが悪い感じになりました。また、後頭部はプラ板を貼りたして後方へ１ミリ、左右に２ミリ延長しています。
▲ひさしの改修にあわせて、モノアイの位置を下部にオフセット。干渉しないように写真で赤く塗られた部分を１ミリ程度削り込んでいます。また、モノアイ本体は市販パーツにコンバートし、レールに取りつける際は中心より１ミリほど下にセットしています。
▲完成した頭部。ひさしの形状変更や後頭部の延長により、印象が変わりました。
▲こちらはキット素組みの頭部です。
胴体
ウエストは左右で１ミリづつ太らせています。動力パイプはスプリングへ変更しました。
腰部フロントアーマーは中央で切断し、左右独立可動にしています。腰部側面にはサーベルマウント用の穴を開孔していますが、非携行時用に穴埋めパーツも製作しました。
▲ウェストが細く感じたので、左右で１ミリずつ幅増ししています。また、動力パイプは市販パーツとスプリングに変更。フロントスカートは中央で切って左右独立可動に。サイドスカートは、サーベルの懸架位置を変えたので接続穴を開けましたが、非携帯時用にプラ板でダボ穴隠しを製作しています。
▲完成した胴体。動力パイプの変更や腹部を太らせたことで、より力強い印象になりました。
▲キット素組みの胴体です。
▲今回の作例のポイントでもあるサーベルマウント位置の変更。サーベルのラックは、キットでは背部用だったラックパーツを加工して使用しています。
▲開孔したサイドスカートには、サーベル非携帯時用のダボ穴隠しを製作。簡単な工作ですが、効果は大きいです。
▲キット素組みの腰部です。
次回は、腕部や脚部の工作についてお送りします。
DATA
RE/100 イフリート改
- 1/100スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格：3,780円（税込）
- 発売元：バンダイホビー事業部
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