【『クロックワーク・プラネット』第1話レビュー】感情の起伏がない毒舌に惹かれる

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2017年4月より放送開始するアニメの中から、編集部がピックアップした作品の第1話レビューをお届けします。今回は4月6日(木)深夜よりスタートした『クロックワーク・プラネット』です。

 

 

 

編集部員I

第1話は主人公の元にいきなりヒロインのオートマタ「リューズ」が降ってくるというお約束(?)のパターンで出会う形でスタート。このヒロインは可愛い顔してかなり毒舌で、マスターと認めた主人公にも適用される仕様。スカートの中には絶対入りきらないだろという武装が格納されている謎めいたスペックも魅力的ですね。ストーリーもSFな感じで、この先どうなっていくか非常に気になりますね!

 

 

編集部員S

舞台が既に滅亡した世界の延長線上にあり、全体的に儚い印象の本作。歯車の意匠で描かれた機械じかけの町並みは息を呑む美しさでした。マスター認証の“指ちゅぱ”シーンではかもし出されるエロスに目がいきがちですが、それを感じさせるのがオートマタ(=生殖機能を持たない)のリューズというアンバランスさが魅力的。

 

 

編集部員T

暇奈椿先生と、『ノーゲーム・ノーライフ』の榎宮祐先生による共著ということもあって個人的に注目していた本作。世界中の全てが歯車で再構成された世界という一味違ったファンタジー世界が丁寧な描写で表現されていて、グッと引き込まれる内容でした。
また、時計仕掛けのオートマタでありながらかなりの美少女であるリューズから放たれる、感情の起伏のない中でのグサっとくる毒舌にも別な意味で惹かれるものが…(笑)。

 

 

 

 

DATA

クロックワーク・プラネット

 

スタッフ

  • 原作:榎宮祐・暇奈椿
  • 原作イラスト:茨乃
  • 監督:長澤剛
  • シリーズ構成:杉原研二
  • キャラクターデザイン:島村秀一
  • メカデザイン:寺岡賢司
  • プロップデザイン:原由知
  • 世界観設定:末武康光・枝松聖
  • 美術デザイン:久保田正宏
  • 美術監督:甲斐政俊
  • 色彩設定:水野多恵子
  • 3DCG:船越勇貴
  • 撮影監督:武原健二
  • 編集:松村正宏
  • 音響監督:本山哲
  • 音楽:兼松衆・中村巴奈重・中野香梨・宝野聡史
  • OP:fripSide
  • ED:After the Rain
  • アニメーション制作:XEBEC

 

キャスト

  • 見浦ナオト:南條愛乃
  • リューズ:加隈亜衣
  • マリー・ベルブレゲ:大西沙織
  • ヴァイネイ・ハルター:松田健一郎
  • アンクル:千本木彩花

 

 

関連情報

 

 

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(C)榎宮祐・暇奈椿・講談社/クロプラ製作委員会

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