【ガンダムビルドファイターズ連載】神鳥ハンブラビスバンを作る!~やってみよう!先端をシャープに~

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模型製作・文●朱凰@カワグチ/ハンブラビスバン撮影●スタジオSIMEG(石井剛)/編集●電撃ホビー編集部

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<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

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▲『月刊ガンダムエース』2017年7月号。好評発売中!

 

本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、店頭にガンプラが登場したばかりの「ガンダムシュバルツリッター」。ドイツ語で黒騎士の名を冠したガンダムは、謎のファイター マスク・ド・セカンドGとともに、バトルフィールドに姿を現します。

 

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さらに、解説を行った機体は作例も製作! 今回は、プレミアムバンダイでも予約が開始されたたハンブラビスバン。ハンブラビベースのガンプラですが、ベースキットとは大きくその姿が異なっています。製作は、ゴーストジェガンと同じく朱凰@カワグチ氏が手がけます。

 

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先端をシャープに加工するワザを紹介!

HGBF 1/144 ハンブラビスバン

 

▲「HGBF 1/144 ハンブラビスバン」。「HGBF 1/144 ハンブラビスバン」。第8回世界大会に登場し、今月号の月刊ガンダムエースでは大技「神鳥投斧(スバン・セーン・クワーン)」も繰り出しました。

 

先日の静岡ホビーショーで発表になるや話題となった「HGBF 1/144 ハンブラビスバン」。

 

元となったハンブラビたらしめる尖った頭やモノアイの付いた肩などが大きく形状変更され、一見全く違う風貌へと変貌しているのですが、元キット自体のパーツ数もそこまで多くないということもあり、非常に組みやすい、そしてカッコ良いキットです(キットが届くや否や、他の案件放り出してすぐ組んだのは内緒の話)。

 

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▲フェダーイン・ライフルを構えるハンブラビスバン。

 

現在プレミアムバンダイのサイトで絶賛受け付け中ですので、お買い逃しなく!!

 

さて今回そのハンブラビスバンを担当させていただいたわけですが、デザインされた石垣純哉氏の設定画を忠実に再現しているなぁというのが率直な感想でした。ならばと思い、エッヂや先端をシャープ化する加工を中心にさらに設定画に近付けるというテーマを設けて製作していきました。

 

新規パーツとなる背面のウイングバインダーや両脚外側の羽部分をはじめ、両手のクローやテールランスなど、安全基準のためにやむなく尖っていない箇所を中心に加工していきます。

 

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▲背面ウイング。先端を尖らせています。

 

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▲MA形態となったハンブラビスバン。

 

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▲MA形態時に前方に展開するクローも、先端を尖らせています。

 

先端を尖らせる加工はプラ板を貼り付けてヤスリがけするというのが定番の工作ではありますが、ヤスリがけの途中で変に力が入ったり、落下させてしまったりして、折れた(取れた)たという経験はありませんでしょうか?(ちなみに自分は多々あり、何度も泣きをみてきました)

 

そこで今回は真ちゅう線とピンバイスを使った加工を施し、そんな経験をせずに済む工作を紹介していきたいと思います。

 

 

●まずは先端を平たく

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▲最初に端面を平坦にします。

 

●平たくした面に穴を開ける

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▲次にケガキ針等であたりをつけ、適当なサイズのピンバイスで開孔します。(今回は0.5mmを使用しました)

 

●穴に瞬間接着剤を塗った真ちゅう線を差す

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▲穴と同じ太さの真ちゅう線に瞬間接着剤を塗り、先程開孔した穴に差し込み固定します。

 

●シンチュウ線を切り、瞬着でコーティング

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▲真ちゅう線を適度な長さで切り、その上から更に瞬間接着剤で先端を覆うようにしっかりコーティングします。

 

●あとは紙ヤスリで削って先端を尖らせるだけ!

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▲紙ヤスリで削り、先端を尖らせます。この際、番手の数字が小さい(粗めの)ものから順にかけていくと、真ちゅう線もしっかり削れます。(自分の場合は180番から順に番手の大きいものを使います)

 

●長さが欲しい場合には

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▲テールランスの場合は長さが欲しかったので、真ちゅう線を軸にランナーを使用し延長しました。

※この加工をすると確かに強度は大幅に増すのですが、尖らせすぎると刺さります。加工後に先端を若干削り落とす等して、怪我には十分ご注意ください。

 

エッヂや先端をシャープにするだけではパッと見大きな変化は感じられないかもしれませんが、逆にここを抑えるだけでグッと完成度が増しますので、騙されたと思って一度試してみてはいかがでしょうか?

 

次回は塗装に関して紹介していきます。

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ

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