『超時空要塞マクロス』マクロス 要塞艦と電飾ツール“X-BASE(クロスベース)”を組み合わせて作中以上に光らせる!!【完成編】

更新日:2018年9月27日 12:57

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作例・文●桜井信之/編集●電撃ホビー編集部

ハピネットから2017年12月2日(土)に発売となった話題の高性能ワイヤレスLED装置「X-BASE(クロスベース)」。今回は、ハセガワから発売中の「1/4000スケール SDF-1 マクロス 要塞艦 “劇場版”」を本アイテムで色鮮やかに光らせた作例をご紹介! 第3回目となる今回は、完成写真の紹介と合わせて、『マクロス』シリーズをこよなく愛し、セミスクラッチしたバルキリーがコンテスト入選したことをきっかけにプロモデラーとなった桜井信之氏にその使用感などを教えてもらいましょう!

(商品協力:ハセガワ)

 

※クロスベース紹介記事

 


 

今回は話題の「X-BASE(クロスベース)」を使って、ハセガワから発売中の「1/4000スケール SDF-1 マクロス 要塞艦 “劇場版”」への電飾加工を全3回にわたって作ってきました。「X-BASE」に関しては、すでに電撃ホビーWEBにてハウトウ記事を2回にわたって掲載している上、模型誌・模型関連WEBサイト、ほかにもありとあらゆるメディアでも取り上げられているのでご存じの方も多いと思います。

 

 

電飾工作は上級者向け…~手軽に手が出せない現状~

青色発光LEDの登場以降、電飾作品が模型シーンを賑わせていますが、その作業のハードルは高く、手が出し辛い工作でした。その原因は電圧・電流などの回路の計算(学校で習ったオームの法則ってヤツです)で、あの数式を見るだけで投げ出してしまう人も多いことでしょう。加えて光源と電源だけではなく、その間をつなぐ配線やスイッチ、抵抗、光量調節のボリュームなどの設置場所を模型内に収めることを考える必要があります。

 

しかも、昭和の“モナカキット”ならいざ知らず、近年のキットは内部フレームの再現や、複雑な可動を再現するためにキットの内部は“具材”がぎっしり詰まっています。この小さな縮尺模型の内部に、これだけの回路を収納できるスペースはほんのわずかしかありません。さらに、ハンダ付けなどの作業も一般の模型工作の技術とは異なるため、電飾工作を遠ざけてきた要因といえるでしょう。

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まさに“電飾加工の革命児”!手軽に電飾加工が楽しめる!

そんな面倒な工程を全て解決してしまうシステムが「X-BASE」です。実際に「X-BASE」を手にして、発光実験を行った時の感動は凄いものでした。複雑な計算もいらず、回路を仕込む工夫やハンダ付けなどの作業がいりません! これなら誰でも手軽に電飾模型を楽しむことができます。

 

必要なのはわずか直径約4ミリの「ワイヤレスLEDユニット」を設置するスペースを確保するだけです。ロボットプラモのカメラやバーニアなどワンポイントで発光させるだけなら5分程度の工作で完了です。また、「ワイヤレスLEDユニット」を大量に使用しても全く問題ありません。発光実験の際に、用意した「ワイヤレスLEDユニット」をベース上に大量に並べて電源を入れてみましたが、今回用意した60個のLEDが全て点灯しました。

 

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さらに、今回はマクロス・要塞艦の各部を光ファイバーで点灯させましたが、配線や回路を仕込む必要がないので、空いた空間を利用して、通常の倍以上の光ファイバーを仕込むことができました。とくにマクロス・要塞艦は各部がブロック構造によって仕切られているため、光ファイバーのとり回しが難しく、加えてスペースが限られています。なので、光ファイバー用の光源はキットの外部に設置するのがスタンダードな電飾工作なのですが、この「X-BASE」のおかげで全てキット内部で完結させることができました。

 

“電飾革命”というのは決してオーバーな表現はなく、本当にこの「X-BASE」の優れた点を現した言葉だと確信しました。「案ずるより産むが易し」ということわざがありますが、本当に“まずは体験して欲しい商品”です。きっとみなさんの模型ライフに革命と新たな輝きをもたらしてくれるでしょう!

 

 

 

DATA

X-BASE(クロスベース) パワーステーション

  • サイズ:幅30センチ/奥行き33センチ/高さ32センチ
  • 価格:19,800円(税別)
  • 発売中

 

DATA

X-BASE(クロスベース) ワイヤレスLED

  • 全7色(ホワイトS、レッドS、ブルーS、グリーンS、アンバーS、ピンクS、パープルS)
  • 価格:各3,500円(税別)
  • 発売中

 

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