ガンプラ「MG Hi-νガンダム Ver.Ka」でマッシブかつスタイリッシュな「HWS」を目指す!書籍「ガンダムホビーライフ009」表紙作例(再掲載)

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製作・文●NAOKI/編集●電撃ホビー編集部

2018年3月30日(金)にいよいよ書籍「ガンダムホビーライフ012」が発売! 最新号は可変機特集となっています。最新号が発売間近ということで、これまで「GHL」の表紙を飾ってきた珠玉のガンプラ作例をご紹介! 今回紹介するのは、「Hi-νガンダムHWS」です。

 

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※初出:ガンダムホビーライフ009号/記事内容は雑誌発売当時のものです。

さて今回は、バンダイさんとタッグを組んでのプレミアムバンダイ特集です。近年は本当に魅力的なアイテムが増えましたねー! web&期間限定ということで抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、「一般流通では商品化の見込みが薄かったアイテム」にも門戸が開かれたという意味では非常に魅力的かつ可能性のある流通形態だと思っています。

 

そんなわけで、自分の担当1体目は「Hi-νガンダムHWS(ヘビーウェポンシステム)」。厳密にいえばプレミアムバンダイアイテムに相当するのはHWSのほうだけですが、もちろんそれでけでは成立しないのでオマケで(笑)、本体も製作しました。

 

製作コンセプトですが、今回はHWSを装着した状態がデフォルトですので、その状態でのベストなプロポーションを目指しています。また、前回の「PG ユニコーンガンダム」の制作時にバンダイさんの『スター・ウォーズ』シリーズのパーツをゴチャメカとして使用するのがすごく気に入ってしまったので、今回も同様に全身にアクセントとして使用しています。それでは各部解説です。

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●頭部

頬あての目の横にあたる部分は、好みの問題で切れ込みを浅くしています。また今回はHWSを装着した状態をデフォルトとするため、頭部の接続位置を首の取り付け位置を伸ばすことで変更、すると耳下の部分から首接続位置が丸見えになってしまうので、板状のジャンクパーツでデコレートがてら隠すようにしています。

 

●胴体

HWSの胸部パーツ天面角度が浅く圧迫感があるので、(そういうデザインではあるのですが)両胸部分をエポキシパテで新造、鋭角な印象になるように形状変更しています。

 

本体腹部はHWS装着時のバランス調整のため、プラ材などで延長。同時に腹部にはフルアーマー感を強調するようにエポキシパテで追加装甲を新造しています。腰部との接続はキットのボールジョイントだと装備品の重量で上半身が反ってしまうので、太めの単純軸接続に変更しています。

 

腰部は股間部分をHWSのフロントスカートに合わせてボリュームアップ。股関節もHWS装着時のバランス合わせで広めに変更しています。

 

●腕部

肩天面に板状の追加装甲を新造することで、全体のシルエットを変更してみました。腕ですが、下腕外側のユニットが外側にあるまま腕を前方へ曲げられるよう下腕の取り付けを90度変更、腕のシルエットが崩れないまま可動するようにしました。同時に下腕をフレームで延長、袖部に追加装甲を新造することでボリュームバランスが下腕下方にくるよう調整しています。形状の違う左右形状もそれぞれ別々の方向でディテールアップしています。手首は大型ライフルをしっかり保持できるよう新造しています。

 

●脚部

足首を一度縦に2分割して幅詰め、つま先を延長することで元の足首よりも前後に長いスマートな印象にしてみました。かかと部分はエポパテで新造、ヒールアップしています。HWSを装着することで全体的にヘビーな印象になるので、足下を締めることによってずんぐりした印象を避ける、全体としてのボリュームコントロールの意味合いもあります。

 

●バックパック

中央部分やファンネルコンテナはジャンクパーツでデコレート。ファンネルも中央部分やフック部分をプラ材やジャンクパーツでディテールアップしています。ハイパー・メガ・シールドはキットオリジナルの背中に背負った状態がカッコよかったのでこちらで固定。バインダー部分などをディテールアップしています。バーニアは市販のアルミ製パーツなどを使用してディテールアップ。

 

●装備品

ハイパー・メガ・ライフルは各部をディテールアップ。さすがに保持力に不安の残る大きさなので、新造した右手首をライフルに固定しています。シールドは肩を延長した都合で干渉してしまうのと、もう少し下の方で構えさせたかったので、裏側の取り付け基部を高い位置に新造、2カ所用意して選択式にしました。

 

プロペラントタンクは背部の装備物がかなりヘビーになることは想定済みだったので、プロペラントを一房長くして見栄えよく、かつ支え棒代わりにして本体が自立できるようにしています。ただ長くするのも間延びしてしまうので、サブフレーム状のパーツを新造、アクセントとしています。

 

※初出:ガンダムホビーライフ009号/記事内容は雑誌発売当時のものです。

 

DATA

MG Hi-νガンダム Ver.Ka/MG Hi-νガンダム Ver.Ka用 HWS拡張セット

  • プラモデル
  • 1/100スケール
  • 発売元:バンダイ
  • 価格:MS本体…7,560円(税込)、拡張セット3,024円(税込)
  • 発売中

※HWS拡張セットはプレミアムバンダイのアイテムです。

 

「GHL009」は、「Hi-νガンダムHWS」や「ヘビーガンダム」など、プレミアムバンダイ商品からヒットアイテムを大特集! 電子書籍版もあるので、ぜひチェックしてくださいね。

 

>>ブックウォーカー電子書籍「ガンダムホビーライフ009」ページ

 

また、最新号の「ガンダムホビーライフ012」も絶賛予約受付中! Zガンダム、バウ、メッサーラなど人気の可変MSが巻頭特集を飾っています。そのほか、MAX渡辺氏&鳥山とりを氏の師弟対決など見どころ満載の1冊となっているのでお見逃しなく!

 

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