食玩「太陽合体 世界のスーパーミニプラ サンバルカン」を当時の玩具風に仕上げてみた!!!

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人気の食玩シリーズ“スーパーミニプラ”より、なんと1981年にテレビ放送された『太陽戦隊サンバルカン』の「サンバルカンロボ」が2020年2月に発売されました。サンバルカンたちが悪の組織「ブラックマグマ」の繰り出す巨大化したモンガーと戦うために乗り込むサンバルカンロボが、奇跡の商品化です!

 

 

パッケージからもわかるように、当時の玩具を強く意識した内容で、往年のファンは懐かしく、当時を知らない世代には新鮮な仕様で話題となっているのです。

 

そこで今回は、このスーパーミニプラを当時風に仕上げて、単なるプラキットの仕上げで留めることなく、ビンテージなトイ風仕上げで、新たな楽しみ方を提案してみたいと思います。

 

 

それでは早速、箱の中身を観てみましょう!

 

「サンバルカンロボ」は、戦隊シリーズ初の合体ロボットで、航空機タイプの「コズモバルカン」と重機タイプの「ブルバルカン」の2機の合体により登場するので、このスーパーミニプラもそれに合わせて2種をラインナップ。両者を揃えることでロボが完成する仕様になっています。

 

▲No.1 コズモバルカンの商品内容

 

▲No.2 ブルバルカンの商品内容

 

写真からも、このキットがかなり気合の入ったものだというのが伝わってきますよね。そこで、普段プラモデルを作らない人でも、簡単にきれいに仕上がるコツを紹介します。

 

まずは「ニッパー」。爪切りなどでも代用できますが、スーパーミニプラも決して安価ではないので、できればよく切れるニッパーなどを用意したほうが、作業も楽だし、きれいに仕上がるので、この機会に奮発してみてはいかがでしょうか。

 

さらに切り口などを整えるためのヤスリ類ですが、これは100円均一ショップなどで入手しやすい「爪やすり」があると良いでしょう。

 

さっそく部品の切り出し方からですが、必要な部品のくっついている部分からちょっとだけ離れたところでカットします。

 

その後に、部品のギリギリで切残しをカットするほうがきれいに切れます。また、この切残しを切る際、写真のように切り口を部品と並行にしたほうが――

 

カット跡がきれいになります。

 

さらに、切り口を爪やすりで、爪を磨く要領と同じように、段階的に磨いて、最終的にツヤ出し面で磨いていくとカット跡が目立たなくなります。

 

少々手間はかかりますが、この作業を各部品で丁寧に行っていけば、最終的にとてもきれいな完成品が出来上がります。

 

 

さて、基本的な組み立てができたところで、今回の特別企画――この「太陽合体 世界のスーパーミニプラ サンバルカン」を当時モノトイ風に仕上げた作例をご覧入れましょう。

本体のブルーの部分をメタリックに、腕や脚の部分的な箇所をメッキ調に、そして太腿や背中のパーツをホワイトでまとめています。

 

これは、この商品のイメージソースにもなっている、放送当時発売されていたポピー(現:バンダイ)の「世界の(DELUXE)超合金 太陽合体 サンバルカンロボ」のカラーリングをインスパイアしています。

 

この彩色は、ロボを2機に分離した際、より際立ってきます。

サンバルカンロボの本体を構成する航空機タイプの「コズモバルカン」は、当時のDELUXE超合金では、その上面が白の成型色、下面が黒で仕上げられていました。今回のスーパーミニプラでは、劇中のイメージに近づけるためか、上面はシルバーの成型色となっています。

 


なので、ここではGSIクレオスから発売されている“Mr.カラー”の「C1 ホワイト」を厚吹き気味になるように何度か重ね塗り。ツヤ出しと、塗膜の厚さが見た目でわかるように意識して塗装しています。

 

「DELUXE超合金」では、この部分はプラ成型であったので、本来厚塗りをする必要はないのですが、大きさも小さいため“ダイキャスト製玩具”に見えるように考えて仕上げを行っています。

 

サンバルカンの脚部を構成する重機タイプの「ブルバルカン」も上と同様に、当時のDELUXE超合金では、本体はほぼ白成型。それに従って、全体を「C1 ホワイト」で若干厚塗り気味で塗装。さらに、「コズモバルカン」「ブルバルカン」共通で、ブルーの部分は「C76 メタリックブルー」に「C328 ブルーFS15050」を少量入れて吹付け、乾燥後に「C50 クリアーブルー」で表面をコーティングするように塗装しています。

 

当初は、劇中同様のリアル塗装仕上げを考えていましたが、実際にこの商品を組んでみると、ブルバルカンの左右を止める留め具のギミックや、DELUXE超合金の両脚につけられた「フットミサイル」を別パーツ化するなど、当時モノトイのファンにはグッとくる隠し味が施されており、単なるプラモという枠でまとめてしまうのをもったいなく感じ、思わず“超合金”風に仕上げてしまいました。

 

ではさっそく、合体!グランドクロス!!

 

コズモバルカンの下面カバーが閉じて、サンバルカンロボの上半身が見えてきます。

 

さらに背面のカバーも後ろ側に回り込んでいき――
背部にカバーが収容されます。

 

ブルバルカンは――

 

左右に広がっていたカバー部が収まり、

 

左右に分かれて足になります。

 

左右のかかとから、腕が出て――

 

合体準備完了!

 

合体!サンバルカンロボ!!

 

とりあえず各武器ですが、サンバルカンロボの武器の代名詞「太陽剣」ですが、DELUXE超合金風にメッキ調に仕上げています。今回、各部のメッキ調仕上げは、“Mr.カラー”の「メッキネクスト」や、“ガイアカラー”の「プレミアムミラークローム」などで仕上げています。

 

バルシールドは、DELUXE超合金ではスカイブルーの成型色でしたが、塗り分けに無理があったため再現を断念。スタンダード超合金に付属していたバルシールドのイメージで、部分メッキ調にしてみました。

 

バルトンファーも、バルシールドに合わせて、今回はメッキ調に。

 

バルハンドは、ツメ部分のみメッキ調にしてみました。

 

今回、ハンドパーツには握り手以外にも開き手が付いています。劇中ではバルハンドを投げるときくらいしか登場しない(オーロラプラズマ返し時にも使われていますが、こちらは剣を握ったまま 汗)ものまで再現しています。

 

ここまでファンサービスをしてくれるのならば、もうひとつ遊んでみましょう。

 

まず、市販の黒のビニールテープを6センチほど切って、真ん中で折り曲げてビニールのベルトを作ります。

 

それをパッケージの天面(?)にある黒い長方形のところの両端に穴を開けて差し込めば――

 

取っ手になって、とっても素敵!

 

そうなんです、実はパッケージの黒い線は、DELUXE超合金の箱の取っ手をイメージしたデザインだったんですね(決してミスプリとかではなかったのです 苦笑)。こうするとただのパッケージではなく、ディスプレイ品としてサンバルカンロボと一緒に飾りたくなりますよね。

 

さらに今回驚愕の商品化を果たしたのが「スーパーミニプラ ビッグスケール ジャガーバルカン」です。

 

プレミアムバンダイ限定での販売だったため、現在は入手困難ですがせっかくなので、こちらもお手軽なひと工夫を紹介しておきます。

 

パッケージは、『太陽戦隊サンバルカン』放送当時に「DELUXE超合金」とともにポピーから発売された、「ビッグスケール ジャガーバルカン」を意識したものとなっています。

 

その大きさは、「スーパーミニプラ サンバルカンロボ」のパッケージと比べると一目瞭然。

 

中身を見ると大きいパーツがゴロゴロ入っていますが、部品数自体は少なめで組み立てやすくなっています。

 

早速組み上げてみると、全長約24センチの大型艦が誕生します!

 

それを早々に部分塗装仕上げをしてみました!

 

こちらも、サンバルカンロボ同様に、当時モノトイ風に仕上げようと思っていたのですが、それだとあまり素組みと差異が見られないことに気づき、急遽、劇中仕様のリアル塗装仕上げを目指しました。

 

具体的には、ブルーの部分を実際の撮影用ミニチュアと同じようにメタリック系に塗装しています。使用したカラーは“Mr.カラー”の「C80 コバルトブルー」に「C328 ブルーFS15050」と「C76 メタリックブルー」を少量ずつ足したもので、塗装してみましたが、メタリック感が少々弱かったかもしれません(そこもまた劇中再現?苦笑)。

 

あとは各部に「C101 スモークグレー」でウェザリングを入れて完成です。実際の撮影用ミニチュアでは、当時のテレビ放送の事情などからかなり激しい汚し塗装が施されていますが、今回はやや抑えめの汚し塗装を表現しています(笑)。

 

本体のギミックとしては、
艦首の大きな顔状部分が上方へ大きく開きます。ラチェット機構によって、上げた部分が落ちてくることなくきちんと止まるのが心地良いです。

 

そしてプッシュボタンを押すと艦体が左右に開き、コズモバルカン、ブルバルカンが露出します。この際の全幅は約40センチとかなりの迫力!

 

艦尾のスイッチを押すと、艦首よりカタパルトが前方へ飛び出します。

 

さらに艦尾のもうひとつのスイッチを押せば、コズモバルカンが発進します!

 

この辺の「ビッグスケール ジャガーバルカン」をリスペクトしたギミックがファン心をくすぐります!!

 

コズモバルカン発進後は、ブルバルカンを手動で出動可能になります。

 

さてさて、せっかくリアル塗装を施したので、戦隊ファンや特撮ファンとしては、劇中で印象的なジャガーバルカンの基地発進シーンを再現してみたくなりますよね。

 

そこで、今回お手軽秘密基地の作り方を紹介しておきましょう。

 

まず用意したのは、100円均一ショップのアイテムです(笑)。

100円では買えませんが、長さが30センチ以上の折りたたみコンテナと、玩具コーナーに並んでいた鉄道玩具系をいくつかと、メタリック感がきれいなタイルシール、それと塗装用のカラースプレーになります。

 

作業は至って簡単。コンテナの底部分を壁面に見立てて横置きにして、適当に玩具パーツを貼り付けてスプレーで塗装。乾燥後にキラキラするタイルシールを貼っておしまい。

 

出来上がったのが、撮影台の上の物です。それをカメラで撮影すると――

 

こんなにカッコいい秘密基地に!

 

いかがでしたか? ものすごく出来が良くてギミックも愉しいスーパーミニプラだからこその遊びがたくさんあることがわかっていただけましたでしょうか?

 

今後どんなスーパーミニプラが発売されるのか期待に胸が膨らみますが、それぞれのキャラクターに合った遊び方、楽しみ方が出てくると思います。皆さんも、自分ならではの表現でこれからもスーパーミニプラを応援していきましょう!

 

 

DATA

太陽合体 世界のスーパーミニプラ サンバルカン

  • プラスチックモデル
  • 全2種
  • 発売元:バンダイ
  • 価格:各2,600円(税別)
  • 発売中

 

DATA

スーパーミニプラ ビッグスケール ジャガーバルカン

  • プラスチックモデル
  • 販売元:バンダイ
  • 販売:プレミアムバンダイ
  • 価格:11,000円(税別)

 

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(C)東映


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