あらたな実物大立像の計画も!ガンプラ45周年までのガンダム事業戦略をプレゼンテーション!「第1回ガンダムカンファレンス」が開催!

2021年6月15日(火)、バンダイナムコグループがガンプラ45周年を迎える2025年までの新たなガンダム事業戦略を紹介する「第1回ガンダムカンファレンス」が、報道関係者に向けて開催されました。

 

▲プレゼンターをつとめたのはバンダイナムコエンターテインメント藤原孝史CGO。ガンダム事業戦略の2本の柱として「グループ横断によるガンダム戦略強化」と「ガンダム×サステナブル」が挙げられました。

 

まずプレゼンされたのが、「グループ横断によるガンダム戦略強化」。①世界規模での話題創出戦略、②国内活性化戦略、③ターゲット別&MD連動型作品展開戦略の3つの項目が掲げられ、各項目ごとに具体的な施策が紹介されました。

 

①世界規模での話題創出戦略

「世界規模での話題創出戦略」として、ガンダム実物大立像プロジェクトは継続的におこなわれ、すでにあらたなプロジェクトが始動していること、Eコマースを活用した仮想空間でのガンダムショッピング「ガンダムベースバーチャルワールド」のテスト展開を予定していること、ガンダムゲームの積極的なe-sportsへの参入、ならびにe-sportsに特化した新たなガンダムゲームの開発を進めている旨も発表されました。また、すでに発表されているハリウッド実写版ガンダム、『機動戦士ガンダムSEED PROJECT ignited』もあわせて紹介されました。

▲ハリウッド実写版ガンダムでメガホンをとるジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督からは、本カンファレンスに寄せたビデオメッセージも。

 

▲新たな実物大立像プロジェクトが進行中との発表も! これは続報が気になります!

 

②国内活性化戦略

「国内活性化戦略」としては、ガンダムコンテンツへのタッチポイントを増やす施策として、「ガンダムマンホールプロジェクト」を紹介。第1弾が小田原市に決定した旨が発表されました。また、コアユーザー向け施策として、ガンダムベースなどで開催されているイベント「ガンダムワールド」のリニューアルを発表。第1弾は「ガンダムコントラスト」と題し、ファーストガンダムと、平成のファーストガンダムと称される『機動戦士ガンダムSEED』の対比をテーマとしたイベントを全国巡回で行うと発表されました。

 

 

③ターゲット別&MD連動型作品展開戦略

今後は作品ごとにエリア・ターゲットを変えていく必要があるとしたうえで、国内ハイターゲット向けに『ガンダムビルドリアル』、全世界の宇宙世紀ファン向けに『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が紹介され、さらにデジタルとフィジカルを融合する企画として「ガンダムブレイカーバトローグプロジェクト」が発表されました。これは特に北米の若いゲームユーザーをコアターゲットとしており、ゲームとガンプラが演出、遊び、すべての面において連動し展開していくプロジェクトであるとのことです。

 

▲「ガンダムブレイカーバトローグプロジェクト」は、ガンプラと「ガンダムブレイカーシリーズ」の連動をより強化するプロジェクト。プロジェクトオリジナルの機体がゲームとガンプラの双方で展開し、さらにシリーズ全てに構造改修やジョイントパーツを付属することで、頭・胴体・腕・脚の各パーツを組み合わせられるようになっており、ゲームさながらにガンプラをカスタマイズすることができます。北米エリアを中心に海外限定のガンプラも発売予定。

 

続いてプレゼンされたのが、「ガンダム×サステナブル」。グループがガンダムというIPを活用したサステナブル活動(美しい地球を保ち続けるため、環境・社会・経済の観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のもとに取り組む活動)に取り組んでいくことが発表され、具体的な施策としてガンプラを組み立てたあとのランナーをあらたなプラモデルや電力に変える「ガンプラリサイクリングプロジェクト」がすでにスタートしていることや、全国の小中学校を対象に、オンデマンドを活用してものづくりの楽しさや環境問題への関心に訴えかける授業をおこなっていく旨が伝えられました。

 

また、サステナブルプロジェクトとして、ガンダムを社会に還元していく「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION」(GUDA)の立ち上げが伝えられ、ガンダムを使った人口問題や環境問題への新しい発想や技術を幅広く募集する企画「ガンダムオープンイノベーション」が実施される旨が発表されました。

 

 

カンファレンス後半では、藤原CGOにくわえ、ピクシーダストテクノロジーズCEOの落合陽一氏、SDGs(持続可能な開発目標)に関する学術研究の第一人者である慶應義塾大学大学院教授の蟹江憲史氏、司会に慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏を迎えてのトークセッションが開催。各々の見地から、GUDAについての意見を中心としたディスカッションを繰り広げました。

▲左から岸博幸氏、蟹江憲史氏、落合陽一氏、藤原CGO。トーク中には落合陽一氏がもっとも好きなガンダム作品であるという『逆襲のシャア』の一場面が、SDGsとリンクするとして紹介される一幕も。ちなみに好きなMSはサザビーとのこと。「インテリはすぐ世捨て人になるという、いいセリフがでてくるんですよ」(落合氏)

 

▲「ガンプラがすごくイノベイティブだなと思うのは、ユーザーが自分でおもちゃを組み立ててるじゃないですか。それでランナーだけをリサイクルすれば、完成物とそれ以外で完全リサイクル状態になるから、それってすごくおもしろいなと思ってます。(ガンダムオープンイノベーションについて)技術的な方向性でいえば、サイコミュと『脳波を読みとってドローン飛ばす』みたいものはすごく近しいイノベーションで、そういったオープンイノベーションはありそうですよね。オープンイノベーションでコロニーを作ってくれる人がいるといいなと思っています」(落合氏)

 

▲「ガンダムの世界は戦争をする世界で、未来のシナリオのひとつだと思うんですよ。人口が増えすぎちゃって、地球に住めなくなっちゃってどうしようという話ですよね。それを避けるために、ガンダムのストーリーを通じて戦争はいやなものだなとか、そういう世界避けなきゃいけないなというメッセージを汲み取ってイノベーションにつなげてもらえたらいいなと思います。SDGSはそういう世界を避けるための未来づくりなんです」(蟹江氏)

 

▲「IPを使ったオープンイノベーションて、大きなものはほとんどないんですよ。そういう観点から、ガンダムという世界的に有名なIPを活用したオープンイノベーションに取り組むのはとてもすごいなと思いました」(岸氏)

 

次回のガンダムカンファレンスではあらたなガンダム実物大立像プロジェクトの詳細も発表する予定とのこと。続報を待ちましょう!

(C)創通・サンライズ (C)SUNRISE

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