仮面ライダー100年宣言!『リバイス』『セイバー』キャスト陣が登壇した『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』初日舞台挨拶レポート!(ネタバレあり)

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

2021年12月17日(金)より、映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』が公開となりました。初日には東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて舞台挨拶が行われ、前田拳太郎さん、日向亘さん、井本彩花さん、濱尾ノリタカさん、山口貴也さん、藤岡真威人さん、中尾明慶さん、柴﨑貴幸監督、そして急遽参加可能となった内藤秀一郎さんがステージに立ち、劇場に集まったファンに向けてトークショーを披露しました。

 

 

公開初日を迎えた心境を問われた前田さんは「緊張していますけど、ファンの皆さんと初めてお会いできて、皆さんの前でお話ができる楽しみの方が勝っています!」と笑顔。濱尾さんは「普段はSNSなどを通じて皆さんからメッセージをいただいていますが、やはり直接お会いできるのは嬉しいです」と、自身が演じるジョージ・狩崎とは正反対といえる真摯な様子で応えました。

 

そんな濱尾さんを見た山口さんは「(ステージに上がる)直前まで『グレイト!グレイト!』って言ってたのに、急に固くなっちゃって。彼、こういう場は弱いみたいですね!」とジョークで場を和ませつつ、「倫太郎と芽依さんの関係も、本作で少しは進展したのかなと思います」と見どころを紹介しました。

 

本作の鍵を握る人物・百瀬龍之介を演じた中尾さんは、完成した本編をまだ見ていないとのこと。「普段、出演した作品は試写で見させていただくんですけど、今回は息子と見に行こうと思います。特撮ならではの撮影もやらせてもらって、その仕上がりがどうなっているのか楽しみです」と語りました。

 

作中で親子を演じる古田新太さんについてコメントを求められると、「ご存じの方もいるかも知れませんが、古田さんは大のお酒好き。早朝ロケだと息子役なのにお酒臭い時もあって……」と撮影時を振り返り、客席の笑いを誘いました。しかし、いざカメラが回ると抜群の安定感を発揮し、助けられた場面が何度もあるんだとか。「変身シーンは皆さん苦戦されることが多いと聞いていたんですけど、親子で同時変身する撮影では、すんなり息が合いました。変身ポーズにも殺陣師さんのこだわりが詰め込まれているので、ぜひ楽しんで欲しいです」とニッコリ。

 

ここで、急遽舞台挨拶に参加できることになった内藤秀一郎さんが合流。撮影当時を振り返り「クランクインがファイナルイベントの直後だったので、『セイバー』チームの皆との団結力や安心感は最高潮でした。本作では、約束を信念にしてきた飛羽真がバイスにその大切さを伝えるシーンがあるので、注目して欲しいです」と、先輩として成長した飛羽真の姿をアピールしました。

 

自身の父親が演じた本郷猛を託されるという大役を担った藤岡さんは、「まさか自分が仮面ライダーに変身するなんて夢にも思っていませんでした。お話をいただいた時はすぐ父に報告しましたし、その日の夜は喜びや責任感、色んな感情が沸き起こって眠れなかったです。非常に光栄なことですし、こうして皆さんにお披露目できて感無量です」と、率直に胸中を吐露。

 

撮影時は「とにかく自分がダメにしちゃいけない」と全力で臨んだと話す藤岡さんについて、柴﨑監督は「本郷猛という役を再提示するにあたり、スタッフも慎重に臨みました。かなりのプレッシャーだったと思いますが、僕らの提示したい本郷猛像を演じきってくれました。クランクアップ時に本人には伝えたんですが、『もっとこの本郷猛を撮っていたい』と思わせてくれた」と絶賛しました。

 

本作の大きなテーマとなっている“家族”について、前田さんは「距離や時間がどれだけ離れていても、家族はかけがえのないもの。この映画を親子で見に来てくれた人たちに、その大切さを伝えたいです」とコメント。日向さんは「仮面ライダー自体が、親子で楽しめる作品だと思います。見に来てくれた人たちに刺さる、満足できるような作品になっていると思います」と胸を張りました。

 

内藤さんは「飛羽真たちにとっては、ソードオブロゴスの仲間が家族。1年間撮影をともにした仲の良さ・チームワークの良さがさらに磨かれました」と話しました。山口さんは「作品をいろいろな方に見てもらって、それを受け取ってくれたファンの皆さんも家族です。映画にはいろいろな世代のライダーも登場するので、幅広い世代で楽しめると思います」とメッセージを送りました。

 

最後に仮面ライダーの過去・現在・未来、およそ100年もの歴史を舞台とする本作にちなんで、50年後の“仮面ライダー100周年”に向けての思いの丈を問われた前田さんは「僕自身、仮面ライダーになることを目指してこの業界に入ったので、仮面ライダーは僕の原点であり、夢です。僕が夢を与えてもらったように、誰かに夢をつないでいけるようになりたいです」と熱く語りました。また、50年後の未来からやってきた百瀬龍之介を演じた中尾さんには、MCから「50年後に再登場の機会があるかも知れません」とパスが飛びました。中尾さんは「50年後は僕83歳ですけど、もちろんやりますよ!子どもたちに夢を伝えたいと思います!」と宣言。大きな拍手に包まれながら、舞台挨拶を締めくくりました。

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