最新の学術研究に基づいた恐竜プラモデル「プラノサウルス」組み立て体験会が開催！東大生クイズ番組出演の河野ゆかりさんらも登場！

公開日：2023年1月23日 12:45

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電撃ホビー編集部

2023年1月21日（土）、BANDAI SPIRITSがあらたに展開する恐竜プラモデルブランド「プラノサウルス」シリーズの発売にともない、同プラモデルの組み立て体験会が東京国立博物館（平成館）にて実施されました。

▲（左から）イベントに登壇したBANDAI SPIRITS 高橋慶修さん、東大生の河野ゆかりさん、爬虫類・恐竜研究家の富田京一先生、BANDAI SPIRITS 松浦由莉さん。

「プラノサウルス」は、骨格を組み立てたあとに皮膚となる外皮を取りつける構造になっており、付け替え可能な羽毛パーツや、恐竜ごとに違う関節の可動域、化石から想像される生活痕などが最新の学術研究に基づいて施されたリアルな恐竜プラモデルシリーズ。

体験会には、事前抽選で選ばれた小中学生24人が参加。さらにゲストとして、同プラモデルシリーズの監修を手がける爬虫類・恐竜研究家の富田京一先生や、人気クイズ番組にも出演する現役東大生の河野ゆかりさんが登壇しました。参加した小中学生たちは、ふたりにアドバイスをもらいながら、プラモデルの組み立て体験を楽しんでいました。

▲会場の様子。参加した小中学生たちは、夢中で恐竜を組み立てていました。感想を聞かれると、「パーツが外しやすくて、あまり（プラモデルを）つくったことがなくても組み立てやすかった」とのこと。

▲参加者からの質問に熱心に答える富田先生。

▲河野さんも小中学生とともに組み立て体験会を楽しんでいました。「みんな目がキラキラしてましたね。いろんな部分を動かしたりして、こうやって走っていたのかな、こうやってご飯を食べていたのかなとか、いろいろ想像が膨らんでいるのがすごく素敵だなと思いました」（河野さん）

当日は、富田先生による恐竜の解説や、全問正解でプラノサウルスがもらえるクイズ大会も実施。会場の小中学生とともにクイズ大会に参加した河野さんは、その頭脳を遺憾なく発揮して、みごと全問正解していました。また、あわせて富田先生への質問コーナーも行われ、小学生からの「どうやったら恐竜博士になれますか？」という質問には、富田先生は「いい質問ですけど、難しい質問ですよね。博士になるには2つ方法があります。ひとつは大学院で恐竜の勉強をして、論文が認められれば博士になれます。もうひとつはもっと大変で、自分で猛勉強して、自力で論文を書いて大学や博物館の先生に認めてもらう方法です。2通りありますが、大学院にいったほうが簡単だと思います」と真摯に答えていました。

▲クイズ大会では、小中学生とともに河野さんも解答に参加。貫禄の全問正解でした。メディアによる質疑応答で「医学部の方から見て、プラノサウルスの試みはどう思われますか？」と問われると、「“動き”というのは骨と筋肉などが絡み合ってできているので、骨から組み立てることで、こういう構造なんだっていうのをわかると思います。外観だけじゃなく内側からつくることの利点というのは、そういうところにあるのかなと思いました。あと、関節っていろいろな種類があると思うんですけど、それがすごく忠実に再現されているので、実際の動きに近いものが実現されているんだろうなと感じました」と話していました。

▲クイズに全問正解した参加者には、発売されたばかりのプラノサウルスがプレゼントされました。

▲富田先生による、映像やジェスチャーを交えたわかりやすい恐竜の解説も。「トリケラトプスは手（前肢）の甲が“小さい前に習え”をしているように、外側を向いていんです。これが最新の発見なんですが、（プラノサウルスでは）それをすごくリアルに再現しています」

さらに会場には、プラノサウルスの実物や、ティラノサウルス巨大模型の展示も。参加した小中学生たちは模型製作とあわせて、こちらにも目を輝かせていました。

▲会場に設置されたプラノサウルスの巨大模型。

▲さらに発売中＆これから発売されるプラノサウルスの実物も展示されていました。

※ヴェロキラプトルは組み立て体験会用で、非売品となります。

“組み立てることで学べる”「プラノサウルス」は、現在「プラノサウルスティラノサウルス」と、「プラノサウルストリケラトプス」が発売中！　また、2023年1月28日（土）、29日（日）にも、本シリーズの展示・組み立て体験イベントも予定しています。イベントの詳細については、「プラノサウルス」公式サイトをチェックしてみてくださいね！