『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』涙あり笑いありの先行上映舞台挨拶レポート！樹らんる役・いとうあいこさんからのビデオメッセージや登壇者全員による変身を披露！

公開日：2023年8月31日 20:16更新日：2023年9月1日 08:20

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

2023年9月1日（金）より、いよいよ期間限定上映が開始するVシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ』。その前日となる8月31日（木）には、東京の新宿バルト9にて舞台挨拶つきの先行上映会が開催されました。舞台にはアバレッド／伯亜凌駕役の西興一朗さん、アバレブルー／三条幸人役の富田翔さん、アバレブラック／アスカ役の阿部薫さん、アバレキラー／仲代壬琴役の田中幸太朗さん、三条笑里役の西島未智さんたちレギュラーキャストに加え、本作ゲストの五百田葵役を演じた大友花恋さん、木村ひさし監督が登壇。さらに樹らんる／アバレイエロー役のいとうあいこさんからサプライズビデオメッセージも到着した当日の模様をレポートしていきます。

それぞれに挨拶を済ませた後は、客席を埋め尽くしたファンに向けて「面白かったですか？　アバレ届いてますか！」と問いかける西さん。それを受けたファンは大きな拍手で応えました。8月17日（木）に行われた完成披露の反響について問われると、「当時（アバレンジャーを）見ていなかった方からも“面白かった”と。何よりファンのみなさんからとんでもない反応をいただいて。今、こうして満員になっているところを見て……すごくアレです」と富田さん。西さんが「アレって何だよ！」と突っ込むと、「察してください」と富田さんが返すなど、仲の良いやり取りが見られました。

阿部さんにも感想を問う流れになり、「僕ですか!?」と驚いた様子の阿部さんはなんと早くも涙ぐんでいました。「早いてー！」と西さんに突っ込まれながらも、「またこうして、みんなで集まってやれたことが嬉しくて……」とその胸中を吐露しました。

田中さんは、完成披露を迎えるまで西さんや木村監督が実はずっと不安がっていたという裏側を暴露。「でも、僕は絶対楽しんでもらえると確信していました。“感無量”でした！」と完成披露舞台挨拶の時のやりとりに被せてコメント。何のことか分からない！　という方は、電ホビでも完成披露時のレポートを掲載していますのでぜひチェックしてください！

本作では重要なポジションを担う役を演じた大友さんは、なんと人生で初めて見た戦隊がアバレンジャーだったとか。「3から4歳くらいの時にやっていて、幼稚園中のみんなで見ていました。出演が決まって“変身できるかも！”と思ったら、まさかのアバレンジャーを悪く言う役で……」と笑顔を見せながらトーク。「でも、葵なりの正義を追い求めて演じました」と胸を張りました。

そんな大友さんに向けて、MCから「一番好きなアバレンジャーは？」と“キラー”パスが。「アバレキラー……アバレキラー……」とつぶやき始めて客席の笑いを誘う田中さんに対し、大友さんが「ここ、裏でずっとアバレキラーって言えって田中さんが……」と理不尽（？）な要望を突きつけられていたことを告発するなど、コミカルなやり取りが続きました。実際のところは「（幼稚園の）男子はやっぱりレッドが好きでしたけど、女子は幸人さんに……（照）」と大友さん。勝ち誇るように手を挙げ、黄色い声援を受ける富田さんの姿を見た田中さんが「ブルーに転職しようかな……」といじける場面もありました。

現在はダンサー・振付師として活躍する西島さんは、本作でもダンスの振付を担当している点について言及。「戦隊のダンスって子どもが踊れるように簡単にするのがセオリーなんですけど、（ぎこちなく踊るシーンを撮るために）狙って少し難しくしました」と制作側の裏話も披露。さらに、ここでいとうさんからのビデオメッセージがスクリーンに映し出され、先行上映会に集まったファンへの感謝や、20年ぶりにアバレンジャーの衣装に袖を通したことの喜びを語りました。

最後は登壇者全員（木村監督はアバレイエロー代理として参加）で変身名乗りを披露することに！　すると突然、「うわぁぁぁ！」と声を上げて舞台に倒れ込む阿部さん。そんな阿部さんを介抱していた富田さん、さらに西さん、田中さん……と連鎖的に全員が倒れ伏してしまいました。いったい何が始まったのか見守るファンに向けて、「映画でダイノガッツを使いすぎた……！みんな、アバレンジャーに変身できるように応援してくれ！」と西さん。事態を理解したファンが声をそろえて「アバレンジャー！」とエールを送ると、西さんが「スカイシアターを思い出しますね……！」とこぼすシーンも。全員で変身ポーズを決めた後、阿部さんが「20年前のスカイシアターが帰ってきたね！」と感慨深そうに応えました。