横浜で18mの実物大ガンダムが動く！「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が10月1日にオープン決定！

公開日：2020年1月21日 10:45

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電撃ホビー編集部

2020年1月20日（月）、18mの実物大ガンダムを動かし、一般公開を目指す一大プロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」（以下GGC）の全貌を伝える「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 概要発表会」が、バンダイナムコ未来研究所（東京都港区）にて開催されました。

▲公開された「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」キービジュアル。後方には横浜の風景が。

2014年からさまざまな分野のエキスパートが結集し、富野由悠季監督の監修を交えながら計画や設計が進められていたという「動く実物大ガンダム」。本発表会では、実物大ガンダムの開発状況が明かされるとともに、同ガンダムを見学できる施設として、2020年10月1日（木）から約1年間、横浜・山下ふ頭に「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」をオープンすることが発表されました。

▲こちらが公開された「動く実物大ガンダム」のイメージ画像。これだけでも胸が高まりますね！

▲発表会では技術的な解説も。実物大ガンダムは鋼鉄の可動フレームとカーボン樹脂で構成され、本体重量は約25トン。関節自由度は全24自由度（ハンドのぞく）、アクチェータはすべて電動、「モータ＋減速機」「電動シリンダ」を併用するなど、具体的な内容が発表されました。また、安全性を考慮して腰を後ろから支持台車で支持すること、動作指示は遠隔操作で行われ、人間は非搭乗ということなどもあわせて伝えられました。

▲実物大ガンダムの全体図。見学できる位置がイメージしやすいかと思います。なお、実物大ガンダムは前方からの見学が基本となりますが、高所から見学できる特別観覧デッキも設けられる予定です。※特別観覧デッキの利用には、入場料のほかに別途料金が必要です。

▲そしてGGCが提供するロボットシミュレータ、「GGCオープンリサーチシミュレーター」の紹介も。これは実物大ガンダムのシミュレータをユーザーに無償で提供するというもので、アニメのガンダムのような「かっこいい動き」をユーザーから共有してもらい、実物大ガンダムにフィードバックしたいという狙いがあります。なお、「GGCオープンリサーチシミュレータ」は現在、GGC公式サイトで公開されています。

▲発表会では動く実物大ガンダムの1/30の模型も展示されました。電撃ホビーウェブとしてはガンダム本体のディテーリングも気になってしまうところです。

▲1/30模型をアップで。かなり細かいディテールが施されているのがわかります。

▲格納庫後方からのワンショット。

さらに「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」では、実物大ガンダムが動く姿を見学できるだけではなく、その仕組みや構造を学ぶことができる「GUNDAM-LAB」が併設される予定。この「GUNDAM-LAB」のなかには会場限定ガンプラやオリジナル商品が購入できる「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」、ガンダムに関するオリジナルメニューやご当地グルメが楽しめる「GUNDAM Cafe YOKOHAMA Satellite」、イベントやトークショーを行う「CONFERENCE ROOM」などもあわせてオープンする予定です。

▲こちらが「GUNDAM-LAB」の正面イメージ画像。「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」や「GUNDAM Cafe YOKOHAMA Satellite」も気になるところですね！

▲裏手からのイメージ画像です。

▲施設全体のイメージ図。大きく実物大ガンダムがある「GUNDAM-DOCK」と、複合施設である「GUNDAM-LAB」のふたつのエリアで構成されています。

いよいよ近づく「動く実物大ガンダム」が現実になる日！　ぜひとも「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 」に足を運んでその姿を目に焼きつけましょう。なお、2020年7月～8月の土日には、オープン前に特別に同施設が見学できるプレオープン限定プログラム「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA スペシャルエクスペリエンス」も実施予定。詳細が決定次第、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」公式サイト等で発表となりますので、こちらも見逃さずチェックしましょう！
※プレオープン時のガンダムの稼働は予定していません。