第22回電撃大賞受賞作決定! 小説部門大賞は2作品! イラスト部門、コミック部門も<大賞>選出

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11月17日、都内にて「第22回電撃大賞」贈呈式が開催されました。電撃大賞は、KADOKAWA アスキー・メディアワークスが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的として主催するもので、「電撃小説大賞」、「電撃イラスト大賞」、「電撃コミック大賞」の3部門で構成されています。第22回の今回は応募総数5,650作品となり、半年間の選考の結果、受賞者が決定しました。

 

▲第22回電撃大賞 受賞者のみなさん。

▲第22回電撃大賞 受賞者のみなさん。

 

 

 

 

●電撃コミック大賞

 

393作品が応募した「電撃コミック大賞」では、7作品が受賞しました。

▲受賞者のみなさん。

▲電撃コミック大賞受賞者のみなさん。

 

 

大賞 『箱庭グランディエ』 ※オリジナルコミック作品
からあげ太郎氏

1【大賞】箱庭グランディエ

 

 

銀賞 『意識の変革』 ※コミック原作作品
赤城康人氏

<あらすじ>
生まれ持って人知を越えた特別な力を有する子供たちがいた。人は彼らを<神に愛された子供>と呼んだ。ここは、そんな世界。

 

みきは、何の能力も持っていない。しかし無謀にも<神に愛された子供>たちが出場する武闘大会に参加する。

 

かつての友人であり、最強の力を持つ永遠子に挑むために。みきは永遠子に勝ち、永遠子の世界の見方を変え、才能がすべての価値ではないことを証明しようとするが――。

 

 

 

 

銀賞 『恋するアンケート』 ※オリジナルコミック作品
サト氏

3【銀賞】恋するアンケート

 

 

 

 

銀賞 『プリズン・イン・ダムド』 ※オリジナルコミック作品
ふじや氏

4【銀賞】プリズン・イン・ダムド

 

 

 

 

選考委員奨励賞 『私のかわいいクソ女』 ※オリジナルコミック作品
川浪いずみ氏

5【選考委員奨励賞】私のかわいいクソ女

 

 

 

 

選考委員奨励賞 『華麗なるガンダーラ』 ※オリジナルコミック作品
権田原氏

6【選考委員奨励賞】華麗なるガンダーラ

 

 

 

 

選考委員奨励賞 『TON-UP GIRL』 ※オリジナルコミック作品
ふくしま正保氏

7【選考委員奨励賞】TON-UP GIRL

 

※金賞は該当作品なし

 

 

プレゼンターとなったバンダイナムコエンターテインメント  ゲームクリエイターの吉積信氏は「レベル、画力の高い人が多かった。題材もバラエティに富んでいる。ただ、よい言い方をすれば抑えが利いているのだが、きれいにまとめようとするのではなく“自分にしか書けない”という言葉で自分を正当化して、個性をもっと出してほしい」と、評しました。

 

 

オリジナル作品『箱庭グランディエ』で大賞を受賞したからあげ太郎氏は、「賞をいただくことは人生で初めて」としながら、「自分の絵柄で怖さを出せるのかがチャレンジだった」と作品を振り返りました。今後は「自分の好きなものを描いていくのが一番と言われたので、そうしていこうと思います」とのことです。

 

▲吉積信氏から副賞目録を受け取るからあげ太郎氏。

▲吉積信氏から副賞の目録を受け取るからあげ太郎氏。

 

 

 

●電撃イラスト大賞

 

 

「電撃イラスト大賞」は、677作品の応募があり、5作品の受賞となりました。

 

▲電撃イラスト大賞受賞者のみなさん。

▲電撃イラスト大賞受賞者のみなさん。

 

 

 

大賞 yukim氏

1【大賞】yukim

 

 

 

金賞 ひかわ氏

2【金賞】ひかわ

 

 

 

銀賞 はら氏

3【銀賞】はら

 

 

 

銀賞 j-peg氏

4【銀賞】j-peg

 

 

銀賞 惠坂氏

5【銀賞】惠坂

 

 

プレゼンターとなった、イラストレーター緒方剛志氏は「今回は迷いなく決まった。2番手、3番手には仕事がないので、これから頑張っていきましょう」と受賞者にエールを贈りました。

 

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▲<大賞>を受賞し、緒方氏から副賞の目録を手渡されるyukim氏。「今後は枠にとらわれない、いろいろな描き方をしてきたい」とのことです。

 

 

 

●電撃小説大賞

 

 

長編3,169作品、短編1,411作品、合計で4,580作品もの応募作の中から受賞したのは、以下の作品です。<大賞>には、4年連続2作品が輝きました!

 

▲電撃小説大賞受賞者のみなさん。

▲電撃小説大賞受賞者のみなさんとプレゼンターの佐藤竜雄氏(左)。

 

大賞 『ただ、それだけで良かったんです』
松村涼哉氏
どうか嘲笑しながら見てほしい。
情けなくてみっともない僕の物語を。

 

ある中学校で、一人の男子生徒Kが自殺した。『菅原拓は悪魔だ』という遺書を残して――。自殺の背景には、「悪魔のような中学生」菅原拓による、Kを含めた4人の生徒へのイジメがあったという。だが、菅原拓はスクールカースト最下位の地味な生徒で、Kは人気者の天才少年。イジメの目撃者が誰一人もいないこと、彼らの接触の証拠も一切なかったことなど、多くの謎が残された。なぜKは自殺するまで追い詰められたのか。そこには驚愕の真実が隠されていた。

 

 

 

大賞 『トーキョー下町ゴールドクラッシュ!』
角埜杞真氏
下町を舞台に、伝説の女が悪を叩っ斬る!

痛快! 金融ライトミステリ!

 

損失額300億円――橘立花は罠に嵌められた。相場操縦の汚名を着せられ、勤めていた証券会社からクビを宣告されたのだ。億単位の金を稼ぐ華々しい活躍から一転、無職となった立花は下町の商店街に偶然辿り着く。そこで出会ったのは、顔だけが取り柄のダメフリーターや、頑固な洋食店店主など、お金はなくても人情味溢れる江戸っ子たち。自らの解雇の裏にある巨大な陰謀に気づいた立花は、彼らの助けを得て、事件の真相を暴くため縦横無尽に駆けまわる!

 

 

 

金賞 『ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンのブロシェット 氷の 泉に沢山のヤドリギを添えて~』
三鏡一敏氏
神界の台所“ヴァルハラキッチン”を舞台に贈る

やわらか神話&冒険ファンタジー!

 

 ヴァルハラ。神さまたちがすまう国。主神オーディンさまの導きでボクはここにやってきた――《ご飯》として。あ、ボクの名前はセーフリームニルっていって、死んでも何故か生き返れる変な力を持ったイノシシなんだ(人型にもなれるよ)。毎晩ご飯になる日々なんて辛すぎるけど、愛しのヴァルキューレ・ブリュンヒルデさまのためにも頑張るぞぅ……って、なんですロキさま? え? 神界のピンチだからボクを連れてくってどういうことでうわああぁー。

 

 

 

 

金賞 『壊れたジョーロは使えない』
駱駝氏
俺はパンジーこと三色院菫子が大っ嫌いだ。

なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。

 

 ここで質問。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする? もちろん、超テンション上がるよね。鈍感系無害キャラの『僕』だってそう。しかもお相手は一人じゃないんだ。クール美人系生徒会長・コスモス先輩と天然可愛い系幼馴染み・ひまわりという二大美少女!! 意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そして告げられた『想い』の中身は! ……親友との『恋愛相談』かぁ……ハハハ。……はい! 猫被りはやめました! ここからは『俺』が一念発起する時間だぜ!

 

 

 

銀賞 『背天紅路』
新 八角氏
想い人を護るため、少年は燕舞を踊り赤刀を振るう。

圧倒的な世界観でおくるファンタジーの真髄!

 

 広大な森に覆われた赤燕の国(レポルガ)には、鳥の血が啼き、蛇の血が猛り、猫の血が燻る。――この日、国史には第百三十二大王位継承者アルナリス=カイ=ベルヘスと、その護舞官ユウファ=ガルーテンが失踪したと記された。だが、それは嘘だ。この太陽を祀る五日間、王族の在り方に抗い最後まで自分の想いに尽くしたのは、アルナという一人の少女だった。そして彼女を守ろうとし、果たせず、逃げ延びたのはユウファという一人の幼馴染みにすぎない。歴史の影に消えた二人の命を描く、圧倒的ファンタジー。

 

 

 

 

銀賞 『戦国えすぴゐ』
A*sami氏
戦国武将が現代にタイムスリップ!?

武将男子と乙女なSPの恋の行方は!

 

 長身美麗な女性SP・黒田千奈美。しかし彼女はその見た目に反し、中身はドジっ子乙女な、ごく普通の女の子。そんな千奈美に下った命令とは、現代にタイムスリップしてきた戦国武将の警護だった!? 千奈美は軍神と恐れられた上杉謙信のSPとなり、戦国武将の気迫に圧倒されながらも、って、あれ、なんか、武将って結構イケメンかも……と次第に心動かされていく。一方の謙信も、夢で愛した由岐姫の面影を千奈美に感じ、想いが募り!? 現代文明に大はしゃぎの武将たちと、乙女なSPたちの時空を越えるイチャラブコメディー!

 

 

 

 

メディアワークス文庫賞 『チョコレート・コンフュージョン』
星奏なつめ氏
がんばりすぎて、疲れたときに。

笑えて泣ける、最強のラブコメ小説!

 

 バレンタインすら残業の、仕事に疲れたアラサーOL千紗。お気に入りの靴のヒールが折れてまさに泣きっ面に蜂。そんな千紗を助けてくれたのは、理想の王子様――ではなく、凶悪な見た目から社内で殺し屋と恐れられる龍生だった。千紗はお礼のつもりで義理チョコを渡すが、勘違いした龍生に交際を申し込まれてしまう。「断ったら殺される!?」命の危険を感じた千紗は、怯えながらも偽の恋人になることに。だけど強面の龍生が提案してきたのは、なぜか交換日記で!?

 

 

 

 

電撃文庫MAGAZINE賞 『俺たち!! きゅぴきゅぴ(※ハートマーク)Qピッツ!!』
福山創太氏

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恋に悩む高校生たちの救世主。

彼らこそ――恋愛警察Qピッツ!!

 

  高校生活の中で最も重要なイベントは「恋愛」。しかし、そのうち約99%は、相手に想いを告げることなく終焉を迎えてしまう。そんな隠された恋心、告げられぬ想いを捜査し、解決に導く集団がいた。それが、恋愛警察。通称『Qピッツ』。これは、苦悩する学生たちの恋のキューピッドとなり、愛の芽を開花させる、お節介な恋愛刑事たちの愛と勇気の物語――。

 

 

 

 

▲総評を語る佐藤竜雄氏。

▲総評を語る佐藤竜雄氏。

プレゼンターに立ったのは、アニメーション演出家の佐藤竜雄氏。佐藤氏は、受賞した方が今後デビューしていくことに触れ、「直しなどがあってたいへんだと思いますが、(式のあとに行なわれるパーティで)先輩達の貴重なお話を聞いて、活力にしていただければと思います。頑張りましょう」と、緒方氏同様エールを贈りました。

 

受賞インタビューでは、『ただ、それだけで良かったんです』で<大賞>を受賞した松村涼哉氏は、小学生の頃から小説家になりたかったとのことで、今後は社会に関連していて、かつおもしろがられる作品を書いていきたいと語りました。
また、『トーキョー下町ゴールドクラッシュ!』で<大賞>を受賞した角埜杞真氏は、物語の舞台となった下町には住んだことがないそうで、「知らないもののほうが書いてみたい」とのこと。今後は、形を変えたミステリーを書いてみたいとのことで、これからの作品が楽しみですね。

 

 

▲電撃小説大賞を受賞した、松村涼哉氏。

▲<大賞>を受賞した、松村涼哉氏。

 

 

▲電撃小説大賞を受賞した角埜杞真氏。

▲<大賞>を受賞した角埜杞真氏。

 

なお、第22回電撃小説大賞入選作品は、2016年2月より、順次刊行予定となっています。
●2016年2月10日 電撃文庫より刊行予定

『ただ、それだけで良かったんです』 松村涼哉著(大賞)
『ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンのブロシェット 氷の 泉に沢山のヤドリギを添えて~』 三鏡一敏著(金賞)
『壊れたジョーロは使えない』 駱駝著(金賞)

 

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●2016年2月25日 メディアワークス文庫より刊行予定

『トーキョー下町ゴールドクラッシュ!』 角埜杞真著(大賞)
『戦国えすぴゐ』 A*sami著(銀賞)
『チョコレート・コンフュージョン』 星奏なつめ著(メディアワークス文庫賞)

 

 

●2016年3月10日 電撃文庫より刊行予定
『背天紅路』 新 八角著(銀賞)
『俺たち!! きゅぴきゅぴ(※ハートマーク)Qピッツ!!』 福山創太著(電撃文庫MAGAZINE賞)

 

 

電撃大賞は「第23回電撃大賞」として、現在募集をしています。募集部門は、電撃小説大賞(小説部門)/電撃イラスト大賞(イラスト部門)/電撃コミック大賞(コミック部門)の3つで、今回から全部門でWEB応募が可能になりました。最終締め切りは2016年4月10日(当日消印有効)です。詳しくは電撃大賞の公式サイトをご覧ください。

 

 

 <関連情報>

電撃大賞公式サイト

http://dengekitaisho.jp/

 


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