今年買ってよかったモノ!『オバロ』『トランスフォーマー』フィギュアや護衛艦「もがみ」プラモ、ガジェットなど、電ホビスタッフの「2023年ベストバイ」!!

最新フィギュアやプラモデルの情報をお届けしてきた電撃ホビーウェブの編集部員が2023年のベストバイアイテムをピックアップ! ホビーや家電、ガジェットなど、スタッフが心から買ってよかったと思えたホビー、ガジェットはどんなものでしょうか? さっそく見ていきましょう!

※本記事内の情報は、2023年12月28日時点のものです。
※商品の詳細は公式サイト等でご確認ください。

 

『美味しんぼ』を見てカツオのたたきをマヨネーズで食べるようになった編集部員A

深夜の作業時にTVアニメ『美味しんぼ』を見た影響か、今年から少しずつ料理するようになりました。今は動画で手順を説明してくれるので、お菓子や定番料理などもなんとか作れています。来年もベストバイ記事があれば、編集部員Aは包丁とか圧力鍋とかをピックアップしてるかもしれません。

 

編集部員A「2023年ベストバイ」アイテム1
「ルプスレギナ・ベータ so-bin Ver.」

  • 価格:25,080円(税込)
  • 発売元:アルター

TVアニメ『オーバーロード』は各シーズンは5週以上見ていますが、アインズ様はもちろん、推しはメイド隊・プレアデスの1人「ルプスレギナ・ベータ」。フィギュアが発売されるとは思っていなかったので、発表されたときは「買ッ」と謎の言葉が出たのを覚えています。余裕を感じさせる不敵な笑みや妖艶さなど、原作イラストレーター・so-bin氏のイラストの雰囲気を再現した素敵なフィギュアっす!

 

編集部員A「2023年ベストバイ」アイテム2
「エルゴトロン LX デスク モニターアーム」

  • 価格:22,900円(税込)
  • 発売元:エルゴトロン

キーボード、AIスピーカー、椅子など、毎年デスクワーク用の環境を整えていますが、今年はモニターアームを2個導入。注文時に「9.75ポンド(約4.5kg)✕2個分」と理解していたつもりでしたが、届いたときは想像以上に重くて「???」と小パニックを起こしました。ただ、3.2~11.3kgのモニターをスムーズに動かすとなると、この重さがとても大事。高さや角度調整できる嬉しさ、何よりモニター付属のスタンドを使用していたときより、机のスペースが広くなったのがいいですね。10年は使いたいと思います。

 

編集部員A「2023年ベストバイ」アイテム3
「S.H.Figuarts メフィラス(シン・ウルトラマン)」

  • 価格:8,250円(税込)
  • 発売元:BANDAI SPIRITS

2022年公開の映画『シン・ウルトラマン』を見たとき、『ウルトラマン』好きだった30年以上前の記憶が蘇って泣いてましたが、鑑賞中「もしフィギュア出たら欲しすぎる!」と思ったのが「メフィラス(シン・ウルトラマン)」。映画を見るまでメフィラス星人は、スーパーファミコン『ウルトラマン』の夕日のステージ、「ンンンンッーー!!」という声、体力削りきったのに「よそう ウルトラマン」と言い出して帰った記憶ぐらいでしたが、『シン・ウルトラマン』の知的さとスタイリッシュなデザインに惚れました。今でも小物類などを組み合わせて、なんでもクールにこなしてくれるのか試してます。

 

 

東京生まれ東京育ちなのに2023年のクリスマスイブに初めてディズニーシーへ(男だけで)行った編集部員B

天野こずえ先生の『ARIA』がきっかけとなり、イタリアのヴェネツィアに憧れを抱いた30代のみなさん、こんにちは。実は表題の通り、2023年12月24日(日)に人生で初めてディズニーシーに行きまして。広大な水路やアメリカの街並みをモチーフにしたエリアなど、本当に外国を旅行しているような気分を味わいました。あれはすごいですね。名物グルメのギョウザドッグは50分待ちでしたよ。

 

編集部員B「2023年ベストバイ」アイテム1
「トランスフォーマー ビーストウォーズアゲイン BWVS」シリーズ

  • 価格:15,400円(税込)/9,900円(税込)/7,700円(税込)/9,900円(税込)
  • 発売元:タカラトミー

2023年、ついに公開された映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。それにともない、『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のセレクション放送となる『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン』がテレビ東京系6局ネットで展開されました。そんな『アゲイン』から、『ビーストウォーズ』放送当時に発売されていた対決セット商品がモチーフのリバイバルアイテムシリーズが発売されています。

この「トランスフォーマー ビーストウォーズアゲイン BWVS」シリーズは、カラーリングをプレミアムフィニッシュ仕上げに変更し、よりCGアニメーション本編のイメージにあわせたスペシャル仕様というコンセプト。これまでコンボイとメガトロンはアンコール商品も含め、様々なシリーズで商品化されてきましたが、個人的にはこのシリーズのカラーリングが一番CGアニメに近いと感じました! 放送当時は自分も幼く、対決セットなんてとても買ってもらえなかったので、密かな夢だった対決セットコンプリートを本シリーズで叶えることに。2023年12月時点で発売済みとなっている、「BWVS-01 恒久ビーストの対決」から「BWVS-04 執念の対決」までの4セットをベストバイに挙げます!

 

編集部員B「2023年ベストバイ」アイテム2
「Made in USA 990 v4 TB4」

  • 価格:37,400円(税込)
  • 発売元:ニューバランス

ここでちょっと変化球、2アイテム目はニューバランスのスニーカー「990 v4」です。数年前からニューバランスの勢いはすごくて、あまり詳しくない方でも「とにかく履き心地がいい」という話は耳にしたことがあるかもしれません。最近は野球の大谷翔平選手が履いてることでも話題だったりしますよね。いわゆるダッドスニーカー(お父さんやおじさんが履いてそうなデザインのスニーカー)というヤツで、言葉を選ばず言ってしまうと、ちょっとダサい。でもそのダサさが逆にイケてるくね? みたいな、「分かる人には分かる」系のアイテムです。

自分もこれを買うまで、最後にニューバランスのスニーカーを履いてたのは小学校低学年くらいの頃だったかな~という感じで、スニーカーはもっぱらナイキを選んでいました。ただ、自分のサイズ選びが悪いのか履き方が悪いのか、ナイキのスニーカーで1日歩き回ると足がすごく痛くなるんですよね。そんな訳で、履き心地抜群と噂のニューバランスに(足ならぬ)手を出してみたら、これがすンごくて……! 最初は「いうても靴の履き心地ってそんな劇的に変わるもんなんかなぁ……満足できなかったら返品すればいいし、とりあえず試してみよう」くらいのテンションで注文。忘れもしないんですが、商品が届いたのが「ワンダーフェスティバル 2023[夏]」の開催前日、午後には取材のため幕張に向かわなければならないという7月29日の午前中でした。受け取ってからすぐにフィッティングしたところ、あまりの履き心地のよさに靴が脱げなくなりまして……。アンデルセンの『赤い靴』よろしく、そのまま家を出発。ちょっともう、たくさん歩くことが確定している日はニューバランス以外ではダメそうです。取材でビッグサイトや幕張メッセなど地面が固い会場を歩き回ることも多いので、大変お世話になっていますね。カラーリングがちょっと主張強めな紫色なんですが、僕自身が紫が好きなのと流行のカラーであること、これくらい濃い紫だと色合わせ的にはほぼネイビーの感覚で使えそうだなと判断して選びました。

 

編集部員B「2023年ベストバイ」アイテム3
「MODEROID インベル」

  • 価格:8,000円(税込)
  • 発売元:グッドスマイルカンパニー

初代アーケードゲーム『THE IDOLM@STER』から、細々とではありますがPとしてシリーズを楽しみ、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』も大好きで、2019年に開催されたバンナムフェスで生の「微熱S.O.S!!」に涙した自分としては、やはりこれを挙げなければいけません。なんだかもったいなくて、まだ未開封なんですけど……。まさか15年以上も前の作品……それも改めての商品化なんてほぼ絶望的だと思っていたアイテムを手にすることができるなんて、本当に嬉しかったです。この年末年始、大切に組み立てたいと思います。

 

 

ハンドラー・ウォルターには複雑な想いを抱いている編集部員C

「今年は何をしていたっけ」「何を買ったっけ」がスグに思い浮かばなくなってしまった編集部員Cです。デカい買い物は手帳や日記に書くようにしてるんで見返したら、去年買ったと思っていた仕事方面での結構な散財が実は今年だったということに気づき、真顔になりました。日々、衰えを実感して震えています……。

毎回、このベストバイ企画では“モノ”としての魅力があるものという縛りで書いているのですが、ソフトウェアでのベストバイは間違いなく『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』。こんなのクリアできるか! とコントローラーを投げそうになったのは数えきれず……でもプレイしてしまう、悪魔的魅力に溢れた作品でした。

とはいえ、現実世界での食い扶持は稼がねばならないので、惑星ルビコンでの激務はほどほどにしないといけないなぁ~。

 

編集部員C「2023年ベストバイ」アイテム1
「タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 FFM-1 もがみ プラモデル」

  • 価格:2,420円(税込)
  • 発売元:タミヤ

タミヤから久しぶりのウォーターラインシリーズの新作、しかも完全新金型での登場と聞き発売が待ち遠しかった艦を手にしたのは、つい先日。(※本キットは12月2日(土)発売)
ミリタリーの素養はベトナム戦争以降の西側航空機が中心だっ筆者にとって、海ものは門外漢。もちろん、航空兵力の価値を何倍、何十倍へと高める航空母艦と、それらを守る駆逐艦や潜水艦といった艦に興味はあるしロマンも感じるが、それも航空機というとっかかりがあったから。そんな筆者が最新鋭護衛艦のプラモデルを買い、こうも感激しているというのは、自分自身でもちょっと驚いている。

▲「1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 FFM-1 もがみ」パッケージ

 

パッケージを開けてまず目にうれしいのは、そのシンプルかつ美しいランナーの構成だ。タミヤのプラモデルはランナー状態でも完成時を思い描けるような配列の妙があると個人的には思っているのだが、この「もがみ」の構成は特に素晴らしく感じる。スライド金型を用いて組み立てやすさと精密さを両立させた、設計者の心意気が伝わってくるようだ。これを眺めながら飲む酒はうまいに違いないと確信できる。

 

残念ながら未だ組むことはかなわず、箱を開けてニヤニヤしているだけだが、素組みと簡単な墨入れだけでも見応えのあるモデルが完成することだろう。組み上げていくにつれ、ウォーターライン初心者はもちろん上級者も、いろいろなことを感じるに違いない。「早く作りなさいよ」という声が聞こえてきそうなキットだ。

 

編集部員C「2023年ベストバイ」アイテム2
「HHKB Studio」

  • 価格:44,000円(税込)
  • 発売元:PFU

 

HappyHakkingKeybord(以下、HHKB)と出会ったのは、今からもう20年以上前。初代HHKBの洗練されたデザインに魅了されたものの、その高価さゆえに手が届かず、後に発売された廉価版のLiteを購入。メインのキーボードとして愛用していた。だが、仕事の変化に伴いデスクトップPCからノートPCへと移行が進み、自然とHHKBからも離れていってしまった。

そんな筆者が再びHHKBを手にするのは10年くらい前。外回りから内勤の仕事に替わり、快適な環境を求めて様々なキーボードやポインティングデバイスを試し行き着いたのは、やはりHHKB(Professional2)だった。

HHKBについての詳細は、すでに星の数ほどの記事やユーザーレビューがあるので割愛するが、HHKBは“変わらないこと”を一つの是としてきたプロダクトだ。そんなプロダクトが“変化すること”を選び生まれた「HHKB Studio」という存在は、短くない時間をHHKBと過ごしてきた人間にとって非常に興味がわく存在だった。
とはいえ、興味本位で買うには少々お値段が高い……最高峰モデルであるHYBRID Type-Sから更にお高いのである。うーんうーん、と悩みつつも、結局ポチることとなったワケだが、それには酒の力が必要だった。

個人的にキーボードはキータッチより配列を重視するので、スイッチが無接触静電容量方式からメカニカルに変更になったことに違和感はさほど感じなかった。PFUがカスタマイズしたというKailh製メカニカルスイッチは素晴らしい感触で、ポインティングスティックも昔使っていたThinkPadのトラックポイントより好印象。鉄板を入れて重量を増したという筐体も素晴らしい。ただ、意欲的なスライドパッドは練り込み不足が感じられ、使い勝手はあまりよろしくなかった。

StudioはHHKBの新たなバリエーションであり、高い完成度とカスタマイズ性を両立させた優れたキーボードだ。だが、StudioからシンプルなProfessionalシリーズに戻ると、シンプルさと機能性の追求という、プロダクトに込められた思想が改めてよくわかる。個人的には大満足だった「HHKB Studio」だが、人に勧めるなら最もシンプルで美しい「Professional Classic」をまずはオススメしたい。確実に長く使える、人生を豊かにしてくれるキーボードだ。

 

編集部員C「2023年ベストバイ」アイテム3
「Apple Watch ULTRA 2」

  • 価格:128,800円(税込)
  • 発売元:Apple

※“今年買ってよかった”を語る本稿ですが、ここでは“前々から買っていた(使っていた)けど今年特によかった”ということでご容赦を……。

 

表題の「AppleWatch ULTRA 2」(以下、ULTRA 2)、もともと購入するつもりはなかった。というのも、それまで使っていたSeries 6に何ら不満はなく、バッテリーもまだまだ元気だったから。2023年9月にULTRA 2が発表された時も、Series 10かULTRA 3あたりが出たら買い替えるかなあ~、ぐらいに考えていた。

が、2023年9月22日(金)、筆者は発売されたばかりのULTRA 2を手にしていた……。購入を決意した要因はいくつかあったが、一番は覚悟を決めて注文したオートバイの抽選に外れイラついていから。

「ついカッとなって買った、少し後悔している」

それが家電量販店から出てきたときの偽らざる気持ちだ。

そんな少し後ろ向きな理由で買ったULTRA 2だが、早々に「You、心臓が悪いんじゃね?」とアラートを表示。実は以前から使っているSeries 6でも同様のアラートが断続的に表示されており、何度か病院で検査もしていたが、検査のときに限って異常はみられず経過観察となっていたのだ。

▲健康な人はおそらく観たことがないであろう、心房細動の兆候を伝えるアラート。もう二度と見たくない……

 

「買ったばかりのULTRA 2でも表示されるのか……これはマジでヤバいかも」

危機感のなさに我ながら呆れてしまうが、とにもかくにも専門病院を探し紹介状もナシで飛び込み診察してもらった結果、間違いなく心房細動で症状も重めという診断結果が出てしまう。そして「週明けスグに手術しましょう」というフットワークの軽い先生の一言で、人生初の手術となったのでした。

結局、2度ほど手術をおこない今は経過も順調。手術をしてなければ脳梗塞や心筋梗塞のリスクに晒され続けてたワケで、診察を受けるきっかけとなったApple Watchにはただただ感謝しかない。仕事が立て込む12月の手術で、関係各所の皆々様にはいろいろと迷惑をかけてしまったが……来年は節制して、もうちょっと馬力をかけてガンバるので、何卒ご容赦いただきたい。

読者のみなさんも、どうか体だけはご自愛ください。

 

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