光って動くメカを作る!「ヘヴィウェポンユニット 08 セントリーガン」と組み合わせて射撃時の砲身発光状態を再現!【M.S.G LEDソードをとことん楽しんじゃおう企画第3回】

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製作・撮影・文●ちいたわからし/編集●電撃ホビー編集部

コトブキヤさんから発売しているモデリングサポートグッズ(以下、M.S.G)LEDソードのご紹介記事、第3回目です。

 

ヒロミ産業から発売されている「ミライト」を本格的に模型用に使うアイテムとして昇華させたLEDソードですが、“手軽に模型を光らせることができる”ということは、「小学生の自由工作としても使えるのではないか?」「『宿題で使うから買って!』と親御さんに頼みやすいのではないか?」ということ……だったハズなんですがもう晩秋……どうしてこんなことになってしまったんだ……大遅刻をかましつつ、LEDソードの楽しみ方を提案する企画の第3回、最終回になります。

 

今回もLEDソードの機関部であるミライトをキットに組み込みますが、せっかくのM.S.Gの企画ということで、最終回は複数のキットを組み合わせ、光って動く作例として製作しました。

 

今回もこの記事の内容を動画で紹介しています。基本的には記事と同内容ですが、制作の全工程を全編動画に収めており、塗装表現の方法なども動画で確認できますのでぜひ合わせてご確認ください

 

今回の記事では、コトブキヤさんの『モデリングサポートグッズ』より、ヘヴィウェポンユニット08 セントリーガンを使用しました。

 

セントリーガンにも対応した模型用モーターユニットの外部ジェネレーターを使用して回転機構を仕込みます。

 

LEDソードの赤を仕込んで、砲身が光るギミックを足したら模型的に見栄えが増すのではないかと思い、仕込んでいきました。

 

セントリーガンの本体部分にミライトを画像のような配置で仕込むこように加工します。

 

ミライトの抜き差しが安定するようにプラパイプを使用し、削りすぎた隙間はパテで埋めています。外部ジェネレーターのギアBOX内も削らないとミライトのスペースが確保できなかったため、可動に支障がない程度に加工しています。

 

砲身部分は光が通るようにできていないため先端、根本は穴を空けて置き、砲身部は肉抜き穴があるので光が通るようにリブを切り離し、内部にミラーシールを貼って先端まで光が届くようにしています。文章にすると「入る隙間を見つけて削ってミライトを仕込んだだけ」となります……が、工作に気を付ける項目は多数あるので、ぜひ動画も合わせてご覧ください。

 

今回は「模型製作例」としても仕上げていますので模型としてセントリーガンを仕上げる際に便利な工作もご紹介します。グリップ部分はハンドガンのようになっています。赤丸の部分を削るだけで右のパーツが塗装後にハメ直すことが可能です。

 

タイヤ部分に分割線があるので、接着し合わせ目消しを行い、接続部分は少し残して切断することで、後ハメを可能にしています。

 

脚フレームの接続部は後ハメ加工が難しかったので、赤線部にモールドを追加して合わせ目を左右に作り、「元々こういう構造ですが何か?」という、“プラモの合わせ目”ではなく、“パネルライン“として処理しています。

 

今回、合わせ目消しを行った主なパーツです。元々パーツが多いキットではありませんが接着処理するパーツは非常に少ないです。塗装後に見栄えがするように、各エッジは立て、表面処理もしてあります。

 

「実物があるもの」と仮定した場合に不自然な肉抜き穴はパテで埋めておきます。脚フレームのトラス構造はカッコイイので、すべて埋めず、少し残しています。

 

全体の工作が終わったら塗装していきます。今回はメタリックとグレーを主体に塗装していくので、全体をガイアノーツの黒サフで統一しました。

 

一気に飛びますが、全体の塗装、塗分け、仕上げが完了した組み上げ前の状態です。動画の中盤あたり(14分30秒頃)からこの工程も細かく説明しておりますのでぜひご覧ください。

 

組み上げて完成です。グレーのグラデーション塗装、各所に入ったシルバー、ピンポイントで入るゴールドと全体的に重厚感のある仕上がりになっているかと思います。

 

記事内ではミライト発光の静止画のみですが、完成状態で回転しているものも動画後半(31分頃)でご確認いただけます。『モデリングサポートグッズ』はその名の通り、モデリングをサポートする商品なので、パーツとして使用するのが主で、ストレートに「セントリーガン」として仕上げることはあまりないと思います。今回はLEDソードの紹介記事としてはじまりましたが、結果的に複数のM.S.Gの魅力を伝える記事になったのではないでしょうか? また機会があれば、このセントリーガンをロボットに装備させた作例もやってみたいですね。

 

え? キレイにまとめたつもりだけどダメ? ……大遅刻許さない? はい……すいませんでした……。

 

DATA

ギミックユニット02 LEDソード GREEN Ver./ギミックユニット03 LEDソード BLUE Ver./ギミックユニット04 LEDソード RED Ver.

  • プラモデル
  • ノンスケール
  • サイズ:約136mm
  • 付属品:フレームアームズ対応専用手首パーツ(左右分)、グリップ(ミライト LED付リチウム電池)、レーザー発生器パーツ、カラークリアー成型 ソードパーツA(丸)通常/梨地、カラークリアー成型ソードパーツB(尖)通常/梨地、無色クリアー成型ソードパーツA(丸)通常/梨地、無色クリアー成型ソードパーツB(尖)通常/梨地、アタッチメントパーツ
  • 設計:コトブキヤ
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:各1,200円(税別)
  • 発売中

 

DATA

ヘヴィウェポンユニット08 セントリーガン

  • プラモデル
  • ノンスケール
  • 全高:約85mm
  • 全長:約105mm
  • 設計:ウッドベル工業
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:900円(税別)
  • 発売中

 

DATA

ギミックユニット01 外部ジェネレーター

  • プラモデル
  • ノンスケール
  • サイズ:約56mm×26mm(最長※ケーブル接続時:全長約254mm)
  • 設計:フレックス、芦沢 勝
  • 発売元:コトブキヤ
  • 価格:1,200円(税別)
  • 発売中

(C) KOTOBUKIYA  ミライト(LED付リチウム電池) 製造元:ヒロミ産業株式会社

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