『逆転世界ノ電池少女』シャークワン立体化計画完結編!作中ポーズもとれる「立体(玩具)としての正解」を目指して製作!!

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製作・撮影・文●ちいたわからし/編集●電撃ホビー編集部/協力●「逆転世界ノ電池少女」製作委員会

大好評で放送を終えたオリジナルTVアニメ『逆転世界ノ電池少女』。操縦者の組合せによって機体が変化するガランドールと呼ばれる大型人型兵器の活躍するこのアニメ、山下誠一郎さんの演じる主人公・久導細道&ファイルーズあいさんの演じる電池少女・赤城りんの組合せで活躍する「シャークワン」をアニメ制作チーム協力のもと、電撃ホビーウェブで立体化していく企画の完結編です。

 

 

 


 

2022年3月30日(水)にBlu-rayの最終巻、Vol.3が発売された『逆転世界ノ電池少女』! 本放送終盤から進めていた立体化計画もコレでラスト、遂に完成したシャークワンをご紹介していきます!

 

少し間が空いてしまったので、まずはこれまでの流れを少しおさらいします。前回は3Dの出力品をレジンキャスト化、可動を仕込んだ状態まで進めました。この状態で塗装→完成することもできますが、レジン、パテ、プラ材など複合素材のツギハギで構成されており、強度的に不安で安心して遊べないので再度レジンキャストで素材を統一します。

 

前回と比べるとパーツが増え、プラモデルっぽい構成になりました。いわゆる「レジンキャストキット」と呼べる状態です。

 

レジンキャストに置き換えて組み立ててみました。最初の画像と比べて見れば、関節以外は全てレジンキャストで統一されたのが分かるかと思います。

 

一気に飛びますが、このレジンキャストに塗装し、完成したものがコチラです! や、完成までの工程もいろいろあるのですが、市販キットではないのであまり参考にならないので(汗)。

 

セーフモードも再現。序盤の頃の電池少女・赤城りんのみでシャークワンを操縦する際に稼働するモードです。トサカを寝かすだけでちゃんと「弱そう」に見えるのが不思議です。

 

シャークワンは目の色でアクションシーンの感情を表現することも多かったので、頭部内部にミライトを仕込み、発光するようにしています。色の違うミライトに差し替えて様々なシーンを再現できるようにしてみました。

 

3頭身のロボットなので目が光るだけ表情豊かになりますね。そして……

 

全身に走るエネルギーラインには蛍光色を使っているため、ブラックライトで照らすと発光します。

 

続いてときめきバーストモード。素材を統一したことで強度が出たので、前回より自然なポージングができるようになりました。

 

ちなみに本来はエネルギーラインや目は赤く光るのですが、そこはご愛嬌ということで。

 

ときめきバーストモード背面。劇中では見れる機会も少なかったですが、背面バーニアが7個も着いた高速機動機体なことが分かります。

 

せっかくキットにしたので、シャークザバーンモードも作ってみました。や、劇中終盤であんな活躍されてしまったらねぇ……。作りたくもなっちゃうでしょう!

 

もちろんコチラもときめきバースト状態が再現可能です。コレを見て活躍シーンをBlu-rayで見返したくなったはず!

 

最後に、劇中にはない2体のときめきバーストモードです。もし物語が続くのであればシャークワンも増産されて細道君とりんちゃん、各々のシャークワンで連携する……なんて夢想してみるのも楽しいです。

 

以上で、シャークワン立体化計画は完了です。

 

個人的な感想にはなりますが、オタク文化を題材にしたアニメで「模型」がテーマのひとつに選ばれたことが嬉しく、劇中で細道君がザバーンを赤く「塗る」ことであったり、随所にニヤリと思わせる演出があり、1クールのアニメとして非常に楽しく見させていただきました。そして、その模型方面で少しでも関われたことも貴重な体験でした。

 

冒頭で触れた通り、ぶっちゃけ「完成品を作るだけ」であればレジンキット化しなくても良かったのですが、模型というジャンルの中でさらにオタク濃度の高い「レジンキット」という形式で立体化することにより、アニメでもらったオタクカルチャーリスペクトの「借りを返す」ことができたんじゃないかなーと思っていたりします。

(C)伽藍堂/「逆転世界ノ電池少女」製作委員会

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