話題のキット!バンダイ「ウルトラマン メカコレクション」ジェットビートル&ウルトラホーク1号を作ってみました!

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ウルトラマンシリーズに登場する防衛チームの人気メカを、手のひらサイズでリアルに再現したプラモデル「ウルトラマンメカコレクション」がついに発売されました!

 

その記念すべきシリーズ第一弾「ジェットビートル」と「ウルトラホーク1号」について、ウルトラマンシリーズのファンならではの楽しみ方を加えた作例をご紹介します。

 

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まずはじめは、「メカコレクション ウルトラマンシリーズNo.01 ジェットビートル」です。

 

キットは塗装をしなくても簡単に仕上げられるように、銀と赤の2色成型でパーツ化されています。さらに細かい彩色部分は、水転写式デカールによってフォローされているので、誰にでも『ウルトラマン』劇中でのイメージを再現できるように気が配られており、プラモデル初心者でも十分楽しめるものとなっています。

 

今回の作例では、そのパーツ分割を活かして、ディープな特撮ファンにも納得していただけるように、特撮ミニチュアに準じた改造を施してみました。『ウルトラマン』初期話数に登場する「SIII」マーキングのジェットビートルの夜間飛行シーンなどで見られる航空灯などの点灯ギミックの再現に挑戦です。そもそも主に劇中で活躍するジェットビートルの撮影用ミニチュアは、3尺(約90センチ)モデルといわれる板金製の模型で、機体各部の航空灯などは、機体外部につけられた麦球によって光らせていたようです。作例では、超小型LEDとボタン電池、光ファイバーを用いてこれを再現しようと思います。

 

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その航空灯発光用の麦球は、『ウルトラマン』放送当時に撮影されたミニチュアの写真から、配線類が後付けで機体外部に貼り付けられていることがわかります。作例でも同様に、主翼下面に撮影用ミニチュアに準じた位置に麦球用の配線を模して光ファイバーを貼り付けています。

 

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工作としては、主翼下面に光ファイバー貼り付け用の溝をPカッターで加工します。さらに機体下面中央のカバー状パーツを固定して、後部のパーツにはスイッチ取り付け用の穴を切り欠いて接着しています。

 

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主翼下面の付け根には0.5ミリの穴を開け、光ファイバーを機体内部へ引き込んでいます。と同時に、機体前部の前翼上面から先端部にかけて光ファイバーを接着しました。

 

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また、こだわりのディテールとして、主翼下面、機体下面前部に円形エッチングパーツを接着して、撮影用ミニチュアにある着陸脚用取り付け用のポイントを再現しています。

 

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各部パーツをそれぞれ塗装した後に、機体下面パーツに市販のスイッチ付き超小型電池ケースと超小型LEDランプを接続して設置。上から機体中央の赤色のパーツを取り付けて固定します。ここでは、1960年代の撮影用ミニチュアは現代の様に蛍光灯やLEDを仕込むことはないので、あえて電球色のLEDを選んで取り付けてみました。

 

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機体上部パーツは、垂直尾翼部分に撮影用ミニチュアを模した光ファイバーを接着。

 

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機種上部にあるアンテナ状の部分にもファイバーを接着しています。(キットにあるアンテナ前面の突起は、実は設定された航空灯のディテールではなく、実際に撮影用ミニチュアに取り付けられた麦球なのです)

 

キャノピーに関しては、キットのモールドをくり抜いて、0.2ミリ透明プラバンを上から貼り付けています。撮影用ミニチュアでは、塩ビ板にアルミテープの様なもので窓縁をつけたものが貼り付けられていただけでしたので、その雰囲気に近づけた塗装を施してみました。

 

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実際に点灯させてみたところです。丸い横窓はドリルで開口して、100円均一ショップなどで簡単に手に入る手芸用で紫外線硬化型の透明レジンを数滴落とし込む感じで流し込んでいます。

機体塗装に関しては、Mr.カラーの「ウルトラメカニックカラーセット」から、本体をウルトラシルバー、赤ラインをウルトラレッドで、白はC1ホワイト、垂直尾翼の識別ラインは、C58黄橙色で行っています。

 

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そしてジェットビートルのキットには、機体下部に取り付けられるワイヤー発射装置も付属しているので、それに準じた作例も作ってみました。

 

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このワイヤー発射装置は、『ウルトラマン』第35話「怪獣墓場」で登場するメカで、怪獣シーボーズを宇宙へ返すために用意したロケットに誘導するために使用されました。

 

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なので、ジェットビートルもシリーズ中盤で追加された撮影用ミニチュアに準じた仕上げを目指します。特に劇中で“2号機”と呼ばれる機体番号が「118」の物を再現してみましょう。

 

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まず、後期ミニチュアの特徴として、コクピット上部がややフラット気味になっているので、まずは写真の赤色部分を削り、キャノピーから上部アンテナまでのラインを低くします。その際に、アンテナの突起部分(航空灯の麦球部)も削除しておきます。

 

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機体下面の涙滴状のホワイトラインもないので、下部カバー状パーツを固定して一緒にラインのスジ彫りもパテ盛りして消します。

 

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機体番号の「118」は、市販のデカールを加工したものを貼り付けました。また、主翼部翼端のミサイルは初期の物とは異なり、フラッシュタイプの発光装置の入ったものとなります。そのため、若干太くて先端部が透明になっていたようなので、合わせた工作を行いました。

 

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その製作は3.5ミリプラパイプにプラバンで翼をつけた簡単なもので、写真にはありませんが、先端部は、透明ランナーを削り出して加工しています。その時、透明度が高すぎると劇中の雰囲気が出ないので、あえて擦りガラス状にしています。

 

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ワイヤー発射装置についてはそのまま組み上げています。カラーリングに関しては、劇中で一瞬みられるカットから、本体をシルバー、翼部分を黒、翼端の突起状部を赤として塗装を施しました。

 

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完成したところで「SIII」機と並べてみました。大きく印象は変わらないですが、各部の変更に加えて赤いラインの色みも、やや濃く(シリーズ後半の機体の赤色が暗い色に見えるためMr.カラーのC68モンザレッドを使用)して、微妙な違いを楽しんでみました。イメージ的には1/200スケールに近いので、同スケールの他航空機のキットなどと並べてみるのも面白いでしょう。

 

続いて『ウルトラセブン』で活躍した「ウルトラホーク1号」は、次ページで紹介します!

 

次ページ>>
『ウルトラセブン』の「ウルトラホーク1号」を
特撮的に楽しむ!

 

 

 

(C)円谷プロ


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