覚醒初号機、3号機、8号機αに加えてスペシャル仕様のクリアカラー初号機とオプションセットで“第9の使徒”が襲来！『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』の機体を中心に配備される『EVA-FRAME：ヱヴァンゲリヲン新劇場版04』の4機を速攻レビュー！

公開日：2022年9月27日 08:15

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電撃ホビー編集部

可動素体のフレームセットと外装の入ったアーマーセットを組み合わせ、驚異の可動域とグッドプロポーションを誇るエヴァンゲリオンが完成する食玩シリーズ『EVA-FRAME：ヱヴァンゲリヲン新劇場版04』。共通規格の武装群や世界観を広げるパーツが同梱されるオプションセットも毎回納得のチョイスとなっており、ファンの心を掴んで離さない人気シリーズです。

そのエヴァフレームも好調のままいよいよ第4弾に突入。本弾では人気も高い決戦仕様の初号機（覚醒Ver.）をはじめ、軌道上での戦いを演じた8号機α、オプションセットで第9の使徒へ変じる3号機、さらにスペシャルカラーのクリアカラー初号機の4機体、10パッケージがエントリー。バリエーション機にはこだわりの変更ポイントが、新機体には高いプレイバリューが用意されています。それでは各機体をレビューしてまいりましょう。

まずは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』のクライマックスに登場したエヴァンゲリオン初号機（覚醒Ver.）。見慣れた紫と緑から、深い紫と濃い橙へと変化しています。橙の部分が光っているかのような色合いも完璧。素体は第1弾に収録された初号機と同じものになります。

カラーリング以外の造形は通常の初号機と同一。目は明るいピンクとなっており、輝いているような表現です。

劇中で武器を取ることはありませんでしたが、ボーナスパーツとしてプログレッシブナイフが付属します。色が違うとはいえ初号機、よく似合います。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』冒頭のUS作戦で2号機βとともに初号機の奪還にあたったエヴァンゲリオン8号機α。2号機をはじめとする制式機のエヴァと同じボディとなっており、スタンダードなデザインです。ピンクの色合いも8号機βから変化しており、やや青みがかって印象もクールに。

複眼を持つ頭部は8号機シリーズ共通のもの。クールかつキュートな印象です。

ボーナスパーツはアンビリカルケーブル基部。基部には3ミリ系の凸ジョイントがついています。

使徒に寄生され、式波・アスカ・ラングレーが搭乗しての起動実験中に第9の使徒へと変じてしまったエヴァンゲリオン3号機。フレームセットとアーマーセットでは、3号機本来の姿を楽しむことができます。黒いボディに、赤の強い茶色が各所に差し色として入っています。

頭部は額から鼻筋にかけてがマスクで覆われ、ツノなどのないシンプルなデザイン。耳元の白もしっかり塗装済みです。

ボーナスパーツはパレットライフル。使徒と戦うことはかないませんでしたが、動かせばヒロイックでカッコいい。

エヴァンゲリオン初号機（クリスタルパープルカラーVer.）。アーマーセットのパープルパーツがクリアとなったスペシャル仕様で、光を複雑に反射して輝きます。要所がメタリックカラーで塗装されているため、クリアながら機体の印象がボケていないのも素晴らしいポイント！　クリアパーツ好きにはぜひ触ってほしい逸品です。

頭部はマスク部分がメタリックパープルで塗装。胸部のシルバーがクリアパーツのパープルを拾ってこれまた綺麗です。

セット内容は第2弾のナイトカラーVer.に準じて左右の握り拳が付属。左腕復元時の力強いアクションも決まります。これで過去弾のカシウスの槍などを装備可能！

オプションセットA。こちらは覚醒初号機用の追加パーツとなる頭部、胸部、肩、左腕、光輪に、長距離ライフル、440mmガトリング砲と武装2種がセットとなります。

覚醒初号機の各部を換装すれば、第10の使徒と決戦に臨んだ姿に！　目を見開き顎を開いた頭部、コアが剥き出しになった胸部、輝く左腕に頭上の光輪が追加されます。胸部はほどよい胸板の厚みで違和感もなし。

頭部の表情は白眉で、「俯瞰では睨むような、あおりではどこか不気味な」という本編のイメージをしっかり捉えています。

左腕を発射し第10の使徒を吹き飛ばしたポーズもバッチリ決まります。左手は通常の平手と、この掌を突き出したものの2種が用意。

綾波レイを取り戻すため第10の使徒へ手を伸ばすシーン。剥き出しになった初号機胸部コアはクリアパーツとホイルシールでギラリと鈍く光ります。

お次は8号機といえばコレ、の長距離ライフル。第2弾からの再録ですが8号機に欠かせない武装です。武器を肩に担ぐ仕草がここまで自然に決まるフレームの可動に驚きです……。

作戦中にMark.04に襲われた2号機へ援護射撃。伏射っぽいポーズも肩の柔軟な可動と大きく反る胴体と首で楽々。

しかし高度が足りないので装備を蹴っ飛ばして投棄して……

全身で謝罪しながら一足先に離脱。劇中でも8号機は表情豊かな機体だったのでついつい演技をさせたくなります。

440mmガトリング砲。長距離ライフルに負けず劣らずの大型武装です。しっかり両手でホールドして射撃ポーズが取れるのが嬉しい。

プログレッシブナイフとともに初号機に装備させてのアクション。大サイズの武装も軽いため、大胆なポーズで保持しやすいのも本シリーズの魅力です。

オプションセットBは3号機を第9の使徒に変えるパーツ群。顎部を開放した頭部に、使徒に覆われたエントリープラグ、伸長した両腕一対、そして肩から生えた腕が一対セットとなっています。エヴァのバリエーションではありますが、ついに本シリーズにも使徒が加わりました。

これらを装着して4本腕の異形となった3号機は第9の使徒となります。長い腕の存在感がたまらない。

顎を開いた凶暴な顔つきの頭部。エントリープラグ部分は交換のため取り外しができる仕様になっています。

両腕を伸ばして初号機に襲い掛かる姿。この長い腕、振り回すと大きくシルエットが変化するのでポージングが捗ります。

そして肩からも腕を生やして初号機を押さえ込み。バトルシーンも無理なく再現できます。

肩から生えた手にも（なぜか）武器が装備できるので、オプションセットAと組み合わせ、多数の武装を手にした頼もしすぎる第9の使徒……なんて遊びもできます。3号機のプレイバリューが規格外すぎる。

『EVA-FRAME：ヱヴァンゲリヲン新劇場版04』レビューでした。個性ある初号機2種のバリエーションに、とにかく遊べる3号機/第9の使徒、こだわりを感じる3体目の8号機と遊べるエヴァとそのオプションが揃っています。（※写真の8号機用ハンドガンは第2弾のもので、本弾には封入されません）

特にクリスタルパープルVer.の初号機はアーマー越しに見えるフレームやパーツが美しく、また素材と塗装部分のバランスも抜群と完成度の高いイチオシアイテム。第4弾全体で初号機の代表的な武装も一式揃うので、ぜひ手にとってポージングやディスプレイをお楽しみください！

また、本弾にも収録された8号機の捕食形態や『シン：エヴァンゲリオン劇場版』に登場したエヴァ・オップファータイプをセットにしたアイテムとなる「EVA-FRAME：「シン・エヴァンゲリオン劇場版」オーバーラッピングセット1」「同セット２」も現在プレミアムバンダイ＆エヴァンゲリオンストア限定で受注受付中となっています。今ならEVA-FRAMEオーバーラッピングセット2品同時購入で送料無料クーポンプレゼントキャンペーン実施中です。立体化の少ないオップファータイプもそろうエヴァフレームシリーズ、こちらもぜひチェックを！

DATA

EVA-FRAME：ヱヴァンゲリヲン新劇場版04

全10種
内容：彩色モデル1体、ガム（ソーダ味）1個
ラインナップ：
1．エヴァンゲリオン初号機（クリスタルパープルカラーVer.）アーマーセット
2．エヴァンゲリオン初号機（クリスタルパープルカラーVer.）フレームセット
3．エヴァンゲリオン3号機アーマーセット
4．エヴァンゲリオン3号機フレームセット
5．エヴァンゲリオン8号機α アーマーセット
6．エヴァンゲリオン8号機α フレームセット
7．エヴァンゲリオン初号機（覚醒Ver.）アーマーセット
8．エヴァンゲリオン初号機（覚醒Ver.）フレームセット
9．オプションセットＡ
10．オプションセットＢ
販売元：バンダイキャンディ事業部
価格：649円（税込）
2022年9月26日発売予定
売場：全国量販店の菓子売場など