ジャブロー攻略戦を駆け抜けた機体が集う「FW GUNDAM CONVERGE ♯OPERATION JABURO」レビュー!ガンダムをはじめV作戦の3機と、ジムにズゴック2種が渾身の彩色でラインナップ!

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『機動戦士ガンダム』シリーズの機体をアレンジ体型でリリースしている伝統の食玩ブランド、「FW GUNDAM CONVERGE」。10年以上親しまれる人気タイトルに登場するのは、「FW GUNDAM CONVERGE ♯OPERATION JABURO」。かつて発売された「FW GUNDAM CONVERGE OPERATION JABURO」を「#」シリーズとしたアイテムで、『機動戦士ガンダム』のジャブロー攻略戦に登場する機体を過去弾から選りすぐってラインナップしています。

エントリーするのはガンダム、ガンキャノン、ガンタンクのV作戦の3機体に加え、ジム、シャア専用ズゴック、量産型ズゴックの全6機体。通常弾と異なる彩色は、発色・着彩とも美しい仕上がりになりました。特にメタリックカラーの艶やかな光沢と、これにマッチするよう調整された本体カラーの組み合わせが抜群です。

また、本弾の特徴としてベースはジャブローをイメージした沼沢地迷彩風のプリントが施されており、こだわりが垣間見えます。全塗装の「FW GUNDAM CONVERGE」シリーズだからこそ楽しめる、カラーリングの妙を製品サンプルでレビューしていきましょう。

1:ガンダム(OPERATION JABURO Ver.)

黒とグリーン、そして赤を基調としたいわゆる「リアルタイプカラー」に近い配色となっているガンダム。FW GUNDAM CONVERGE ♯08でのガンダムがベースです。造形に抜かりはなく、武装もビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールドが付属。いずれの武装も手で保持できるほか、バズーカとシールドは背面にもマウント可能という豪華仕様になっています。

頭部は角度によって印象の変わる、まさにRX-78−2ガンダムのフェイス。地球連邦軍の機体は、胸元に連邦マークがプリントされます。

ハイパー・バズーカを右腕に装備。グリップは一度分解して装着する、形状を崩さない構造になっています。関節のシルバーは面積こそ小さいもののギラリと強く輝き、存在感あるアクセントに。

シールドを背面にマウント。武装でシルエットの変化が楽しめる、主役らしいボリューム満点のアイテムとなっています。

 

 

2:ガンキャノン(OPERATION JABURO Ver.)

ガンダムとあわせて色調が整えられ、印象が変化したガンキャノン。ホワイトの色味もガンダムとは異なっています。目を引くのはメタリックカラーになった両肩の240mmキャノン砲で、ギラリと輝くさまが鮮やかです。ガンダムと同じく胸元には地球連邦マークがプリントされ、ワンポイントになっています。

本弾の美しいメタリックカラーは、カメラアイの輝きにも反映されています。エメラルドグリーンのカメラアイは内部にもディテールあり。

240mmキャノン砲はランドセル部と同じカラーになっています。

240mmキャノン砲は付属するスプレー・ミサイルランチャーと差し替えで換装きます。こちらは頭部と同じホワイトで、印象も変化。本体とランドセルのあいだの接続部が精密感があって目に嬉しい。

 

3:ガンタンク(OPERATION JABURO Ver.)

「FW GUNDAM CONVERGE ♯11」がベースのガンタンク。目を引くのはスカイブルー系の色となったキャノピーと、鮮烈なブルーメタリックの120mm低反動キャノン砲。キャノン砲、腕部とボップ・ミサイル、履帯と車輪とことなるメタリックカラーが存在感を主張します。全高は低めですが体積はどっしりしており、かなり満足感の高い造形です。

こだわりの彩色変更となるキャノピー。発色の良さもさることながら、120mm低反動キャノン砲や側頭部アンテナが水面のように映り込み、メカならではの情報量と風情があり、画になります。

その120mm低反動キャノン砲はブルーメタリックに。硬質パーツで別パーツ化されており、造形もシャープです。

特異な形状のよくわかるサイドショット。履帯と車輪の細やかな造形にもご注目ください。

 

4:ジム(OPERATION JABURO Ver.)

ややグリーンがかったホワイトが劇中のイメージ通りなジム。こちらもガンダムと同じく、関節部には存在感のあるシルバーを採用しており通常弾とはまた印象が異なります。V作戦の3機体同様、胸部には地球連邦マークがプリント。武装はビーム・スプレーガンとシールドが付属しています。

ガンキャノン、ガンタンク同様に美しい発色のバイザー型カメラアイ。胸の地球連邦マークも同様に入っています。

じつはシールドの造形がガンダムとはまったく異なっている贅沢仕様です。

もしや……と試してみれば、ガンダムのビーム・ライフルやハイパー・バズーカーも保持できてしまいました。あの「ビーム・ライフルを装備したジム」の姿にも!

ガンダムとそろえることで真価を発揮するジム、プロトタイプと量産型の関係が垣間見える楽しいギミックです。ぜひあわせてお楽しみください。

 

5:シャア専用ズゴック(OPERATION JABURO Ver.)

FW GUNDAM CONVERGE ♯15をベースに、赤の色合いがより深くなったシャア専用ズゴック。その真紅のカラーリングは厚塗りのポスターイラストを思わせる重厚さです。モノアイカバーはなんとクリアパーツという贅沢な逸品。凶悪なアイアンネイルに厳めしいモノアイと、ズゴックの特徴を捉えた造形は完璧。

モノアイをアップで。カバー内部にはモノアイレールも彫り込まれているこだわりよう。ズゴックは右胸にジオンマークがプリントされています。

腕部は長いので、肩の軸で回転するだけでもなかなか派手なポーズになります。

蛇腹部分はややグリーンがかったシルバーとなっており、本体の真紅を映して複雑な色合いが楽しめます。

 

6:量産型ズゴック(OPERATION JABURO Ver.)

 

FW GUNDAM CONVERGE ♯17の量産型ズゴックをベースに、本弾オリジナルとして過去の「FW GUNDAM CONVERGE OPERATION JABURO」に追加するかたちでラインナップに加わった機体になります。造形はシャア専用ズゴックと同じで、色合いの深くなった本体のブルーや、蛍光カラーで存在感のあるモノアイのピンクなど、良好な完成度です。

上半身の前後のボリュームがよくわかるサイドビュー。クリアパーツに複雑に映り込むモノアイがいい味を出します。

足裏なども抜かりのないディテールが入ります。食玩ベースなどで水中を航行するようなアングルでのディスプレイもオススメです。

腕部のアイアン・ネイル周辺や、頭頂部は硬質素材。そのため腕部メガ粒子砲や、頭頂部のミサイル発射口も非常にシャープです。

「FW GUNDAM CONVERGE ♯OPERATION JABURO」をご紹介しました。もともとの完成度が高い機体に彩色、プリントを加えて再ラインナップ……ということで安心感があります。やはり特筆すべきはその美しいカラーリング! 本稿でもたびたび触れてきましたがとにかくメタリックカラーの調色と艶感が素晴らしく、ガンキャノンの220mmキャノンやズゴックの関節などはずっと眺めてしまいます。もちろん本体カラーの“リアル”感も白眉。同じくリアルタイプをモチーフにとった「機動戦士ガンダム GフレームFA REAL TYPE SELECTION」とあわせ、ぜひ食玩で深い色味をご堪能ください。

 

DATA

FW GUNDAM CONVERGE ♯OPERATION JABURO

  • 全6種
  • 内容:彩色済み人形(一部組立て)1体、ガム(ソーダ味)1個
  • ラインナップ:
    1.ガンダム(OPERATION JABURO Ver.)
    2.ガンキャノン(OPERATION JABURO Ver.)
    3.ガンタンク(OPERATION JABURO Ver.)
    4.ジム(OPERATION JABURO Ver.)
    5.シャア専用ズゴック(OPERATION JABURO Ver.)
    6.ズゴック(OPERATION JABURO Ver.)
  • 販売元:バンダイ キャンディ事業部
  • 価格:693円(税込)
  • 発売中
  • 売場:全国量販店の菓子売場など

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(C)創通・サンライズ

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