待望の再販！シリーズファンも太鼓判を押す内容の「機動戦士ガンダムモビルスーツアンサンブル 05」。ラインナップはダブルオークアンタ、V2ガンダム、そしてゲドラフとアインラッド！

公開日：2023年8月7日 17:30

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電撃ホビー編集部

ハイクオリティなフル可動のモビルスーツフィギュアをリリースする人気ブランド「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE（モビルスーツアンサンブル）」。3ミリ径ジョイントを使った“重装×重奏”と呼ばれる組み替えも楽しめるため、集めれば集めるほど楽しみが広がるシリーズです。

近年は過去弾の順次再販が始まっている本シリーズ。その歴史の中でも評判高いのがこの第5弾です。クリアパーツをふんだんに使ったダブルオークアンタをはじめ、武器セットとの組み合わせで換装が楽しめるV2ガンダム、商品化機会の極めて少ないゲドラフ&アインラッドと、たいへん美味しいセレクション。機体セレクトも造形クオリティも折り紙付きの第5弾、早速レビューしていきます。

ダブルオークアンタ

『劇場版機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場した対話のための機体、ダブルオークアンタ。各部のGNレンズやGNソードV、GNソードビットはクリアパーツで非常にリッチな作り。GNソードVは写真のとおり腰部に帯刀でき、GNソードビットも分離できるなどギミック面も盛りだくさんです。

バストアップは多数のクリアパーツで美しく彩られます。マスクも凛々しい！

GNソードVはソードモードで付属。後述のMS武器セットには、ライフルモードのグリップが同梱されています。

GNソードビットは4基にアレンジ。3ミリ径ジョイントで接続されるので、フィギュアスタンドと併用して浮いたディスプレイも楽しめます。

V2ガンダム

『機動戦士Ｖガンダム』の後半主役機、V2ガンダム。ミノフスキードライブを搭載したMSです。ビーム・ライフルとビーム・シールドを装備しており、シールドはピンクのクリアパーツ。胸と背面でVの字を形成するイエローも鮮やかです。後述のMS武器セットで換装するためにパーツ分割も細く、精密感ある仕上がりになりました。

曲面構成が美しいデザインの頭部。カメラアイはクリアーパーツです。

ビーム・ライフルは本体とバレル下部の2パーツ構成となっています。厚みもあって存在感も十分。

ビーム・シールドは肘の関節部に加え下腕にもジョイントがあり、ポーズにあわせてマウント位置を変更できます。

ゲドラフ

『機動戦士Ｖガンダム』に登場したザンスカール帝国の量産型モビルスーツ、ゲドラフ。狐目のカメラアイを持ち、横に広い独特のプロポーションと特異なビーム・ライフル、アインラッドと呼ばれるタイヤ型支援メカを使いこなす、一度見たら忘れられない機体です。アレンジ体型ながら、特徴を的確に拾い上げた格好良い造形となっています。

頭部は塗装で塗り分け。表情の読めない不気味なデザインです。

肉厚なバレルを持つビーム・ライフルは2パーツでしっかり再現、側面には3mm径ジョイントも用意されています。

上半身の装甲はチョッキ状のパーツを被せる構造になっており、脇腹の動力パイプも別パーツ化されるなどこだわりのつくり。

ゲドラフのタイヤ型支援メカ、アインラッド。サブ・フライト・システムのようにゲドラフを中央に載せて飛行するほか、上部にはビーム・キャノンとマルチランチャーを装備、タイヤで敵を轢き潰すなど地球クリーン作戦に貢献しました。実際にゲドラフをはじめアンサンブルの機体が搭乗できるサイズです。タイヤの組み方がアイデアに溢れていて楽しい！

ゲドラフと組み合わせればもちろんジャストサイズ。世界観が広がります。

タイヤ下部には脚部を載せるフロアがあり、ここに機体を搭乗させます。

公式に推奨された遊び方ではありませんが、台座パーツのランナーがちょうど3ミリ径なので、ランナーを切り出してタイヤとゲドラフの背中を接続するとより安定した搭乗ポーズが楽しめます。

赤丸で囲んだ部分のランナーを切り出し、長さや角度はお好みで調節、写真のように接続すればオーケー。くれぐれも自己責任でお楽しみください！

アインラッドのビーム・キャノンやマルチランチャー、そしてタイヤは基本的に3ミリ径ジョイントで接続されているので、分解するとゲドラフの武器セットとしても優秀です。任意の武器を装備するのはもちろん、タイヤを装甲板や武装レールに見立てれば遊びの幅は無限大。

MS武器セット

MS武器セットの構成は、ダブルオークアンタのGNソードVをGNバスターソードにする刀身パーツと、ライフルモードにするグリップパーツ、そしてV2バスターガンダム用の換装パーツ一式となっています。

GNソードVをライフルモードに。このグリップも腰にマウントできます。

そして交換した刀身にGNソードビットを装着し、GNバスターソードへ。本体に迫るサイズの大剣は迫力満点です。

公式に推奨された遊び方ではありませんが、接続軸を浅く挿してライフルモードのグリップを使用すれば、GNバスターライフルにも。シューティングポーズも綺麗に決まります。

V2ガンダムの背面、腰部、脚部を換装し、ビーム・ライフルに連装式グレネード・ランチャーを取り付けてV2バスターガンダムへ。肩のメガ・ビーム・キャノンとスプレー・ビーム・ポッドでボリュームアップしながらも、良好なバランスにまとめ上げています。

背部ミノフスキードライブの横幅も大きく増し、よりいかつい印象になりました。アシンメトリーなデザインも魅力です。

メガ・ビーム・キャノンの長さがよくわかるサイドショット。武器セット込みとはいえ、通常弾を逸脱したような大ボリュームが嬉しいですね。

「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 05」をご紹介しました。贅沢なつくりのダブルオークアンタとV2ガンダムに、これらを引き立てる武器セット、そしてプレイバリューの権化といえるゲドラフ＋アインラッドと隙のない布陣です。ファンの間で評価が高く、復刻が望まれていたのも納得しきりの内容。ぜひこの再販を逃さず、お手元で鑑賞と重装をお楽しみください！