【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】オールレンジ攻撃を可能とした機動兵器を徹底紹介!その技術的な発展を紐解いていく!!

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本日2018年6月27日は、『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』最新17話が掲載された「月刊コミック電撃大王2018年8月号」の発売日! ヨーンとハンス、2人の戦いも佳境を迎え、より熾烈なものへとなっていきます。ハンスの駆るAMX-103 ハンマ・ハンマのオールレンジ攻撃に苦しめられるヨーンは、活路を見いだせるのか!? 互いに一歩たりともひくことのない激闘にご注目ください!!

 

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さて、前回の『審判のメイス』の記事にも登場した「オールレンジ攻撃」とは、モビルスーツ(以下、MS)やモビルアーマー(以下、MA)などの機動兵器本体から分離した攻撃端末を用いた戦法の1つ。有線もしくは無線式で操作される攻撃端末で敵機を包囲し、さまざまな角度から攻撃できる点を特徴とします。

 

今回の記事では、ハンマ・ハンマと同様に攻撃端末を用いたオールレンジ攻撃が可能な機動兵器を年代を追って紹介していきます!

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上の画像は、ハンマ・ハンマの有線式攻撃端末に苦しめられるヨーンです。この技術自体は一年戦争時から培われたもので、さまざまに発展したシステムの1つの到達点といえるものです。

 

●一年戦争期(宇宙世紀0079年)

かねてよりジオン公国軍においてはサイコミュの研究と並行して、有線式・無線式を用いた攻撃端末の開発が進められていました。結果、戦争後半にはMAN-03 ブラウ・ブロを筆頭に数機種のMS・MAが完成しました。その一部は実戦に投入され、MSではMSN-02 ジオングが、MAではMAN-08エルメスが多くの戦果を挙げています。

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ザク系MSの試験機が積み重ねたデータをもとに、完成したジオング。両腕は有線式サイコミュによって操作され、指からは高威力のメガ粒子砲を発射します。

 

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エルメスは「ビット」と呼ばれる無線式のビーム砲端末を多数搭載。地球連邦軍の艦隊に大損害を与えました。

 

●グリプス戦役期(宇宙世紀0087年~0088年)

ジオン公国軍から接収した技術をもとに、一年戦争後の地球連邦軍でもサイコミュの研究は続けられていました。しかし、その技術は主に機体制御などに用いられたようで、攻撃端末を装備した機体はMRX-010 サイコ・ガンダムMk-II程度しか知られていません。本機は両腕が有線式の攻撃端末となっているほか、ビームを反射する「リフレクター・ビット」を装備していました。

 

一方、ジオン公国軍の残党組織であるアクシズ(後のネオ・ジオン)ではAMX-004 キュベレイが開発されています。キュベレイは「ファンネル」と呼ばれる無線式の攻撃端末を多数搭載・制御することが可能で、MSサイズで初めて本格的なオールレンジ攻撃を可能とした機体といっても過言ではありません。

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キリマンジャロ基地攻防戦でヨーンが遭遇したMRX-009 サイコ・ガンダムも、機体制御にサイコミュを用いています。

 

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サイコミュ系の機体制御システムとして「バイオ・センサー」が実用化され、MSZ-006 Zガンダムなどに搭載されました。

 

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キュベレイはその性能ゆえに、パイロットには高いニュータイプ能力が要求されました。

 

●第一次ネオ・ジオン戦争期(宇宙世紀0088年~0089年)

ネオ・ジオン軍ではキュベレイからさらに発展した系列機が開発され、一部の高いニュータイプ能力を持つパイロットがファンネルのみならずMS本体をも遠隔操作した事例が報告されています。

 

ほかにも、ハンマ・ハンマには一般の兵士でも扱えるサイコミュが採用されていたり、AMX-014 ドーベン・ウルフにも同じシステムが搭載されています。

 

一方、この2機と同時期に開発されたAMX-015 ゲーマルクは、マザー・ファンネルとチルド・ファンネルの2種類を装備。前者を中継器としてチルド・ファンネルを操作することで、超長距離でも無線式攻撃端末の制御を可能としました。

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ネオ・ジオン軍は少数勢力ゆえに1機のMSに高い性能を求める傾向が強く、それが攻撃端末を装備した機体の増加に繋がりました。

 

 

有線、無線式攻撃端末技術の発展

サイコミュは、ニュータイプの発する感応波を増幅してそれを機体制御などに用いる技術です。そのため当初はニュータイプパイロットでなければ扱うことは不可能でした。しかしグリプス戦役期になると、人為的なニュータイプである強化人間が作り出されます。薬物投与などによって能力を高められた強化人間ですが、精神的な不安定さといったデメリットもありました。その後、地球連邦軍やネオ・ジオンでは一般兵でも使用可能なサイコミュが実用化されることとなります。

 

1つの技術が年代ごとに進化し、それが新たなシステムへと発展するという技術系譜も『ガンダム』シリーズの魅力の1つです。これまでも電撃ホビーウェブでは、MSや技術の発展の系譜を紹介していきました。次回からは「審判のメイス」阻止作戦を解説していきますのでお見逃しなく!!

 

 

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(C)創通・サンライズ


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