『リュウソウジャー』合体ロボや昭和のテレビを再現したアイテムが大賞に!「おもちゃ大賞2019」発表授与式レポート

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2019年6月11日(火)、東京おもちゃショー主催の日本玩具協会による「日本おもちゃ大賞」の発表授与式が行われました。のべ47社334商品が集まった選考フローにおける各7部門の大賞発表と、その表彰が行われた授与式の模様をレポートしていきます。

 

 

日本玩具協会会長・富山幹太郎さんは、2018年度の国内市場規模が8,398億円となり、同協会が調査を開始して以来最大規模であった2001年度とほぼ肩を並べる水準で、過去18年間における最高記録となったことを発表。その要因として「遊戯王OCG」「ポケモンカードゲーム」など、カードゲーム分野が前年度比123.9%となる1,086億円をマークしたことが最も大きな理由だと話しました。

 

見本市委員会専門委員の伊吹文昭さんからは、近年の業界トレンド説明がありました。前提として、この18年間のうちに15歳未満の子ども人口が1,828万人から1,542万人と15.6%減少していることに触れながら、それでもなお市場は2009年度を底に復調・拡大傾向が続いていると発表。

 

その2009年度からの9年間で特に伸びた分野は「女児玩具」「ぬいぐるみ」「カードゲーム・トレーディングカード」「男児キャラクター」であることをデータで示しました。なお、そのほかにも「ブロック」「ミニカー」「プラモデル」など、大人層を取り込んだジャンルが高い伸び率をマークしていると分析。また、東京おもちゃショー2019の見どころを3つのキーワードから紹介する場面もありました。

 

 

ボーイズ・トイ部門

ここからは、電ホビでもその模様をレポートした第三次審査会により選出された、各部門の大賞を発表。ボーイズ・トイ部門では、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の「騎士竜シリーズ01&02&03 竜装合体 DXキシリュウオースリーナイツセット」が受賞しました。長い歴史を誇る戦隊シリーズのロボのなかでも、ブロックジョイントを初めて組み込み、幅広い組み換え遊びを実現した本アイテムについて、「バンダイがこれまでに培ってきたノウハウが詰まっている」とアピールしていました。

 

 

ガールズ・トイ部門

ガールズ・トイ部門では、メガハウスの「MixWatch(ミックスウォッチ)」が受賞。子どもでも簡単に文字盤やフレームまで組み替えられるよう工夫を凝らし、日本製のムーブメントを使用するなど、実用品としての品質にもこだわったとコメント。今後もシリーズ商品の開発を行っていくと意気込みが語られました。

 

 

エデュケーショナル・トイ部門

豊かな情操の発育・知識&知恵の発達に寄与する楽しさが注目されるエデュケーショナル・トイ部門では、セガトイズの「テレビにうつって!リズムでえいご♪ ワンダフルチャンネル」が受賞。低年齢化が進む英語教育において、初めて英語に触れる子どもたちが体全体で学ぶ楽しさを知れるおもちゃであることをアピールしながら、共同開発者として企画段階から携わったというタレント・関根麻里さんにも大賞受賞の喜びを伝えたいとスピーチしていました。

 

 

共遊玩具部門

視覚や聴覚に障害がある子ども・そうでない子どももともに遊べるかどうかが審査される共遊玩具部門では、アガツマの「ねぇアンパンマン!はじめてのおしゃべりDX」が受賞。自分の声で反応するアンパンマンに驚いている子どもを見て、「もっといいものを作りたい」と決意を新たにしたことが語られました。

 

 

コミュニケーション・トイ部門

世代・性別を問わず遊べる点が主な評価対象となるコミュニケーション・トイ部門では、バンダイの「だれでも動画クリエイター!HIKAKIN BOX」が受賞。いまや子どもたちの憧れの職業であるYouTuber、そのなかでもトップを走り続けるHIKAKINさんの動画内で使用されているBGMや効果音を、ボタンひとつで再生して楽しめるアイテムとなっています。子どもがYouTuberになりきって遊ぶ様を動画に撮ったり、SNS上でのユーザー同士のやりとりなど、これまでにない新たなコミュニケーションを提案できるおもちゃだという魅力が語られました。

 

 

ハイターゲット・トイ部門

ハイターゲット・トイ部門では、タカラトミーアーツの「昭和スマアトテレビジョン」が受賞。商品を発表して以来、ユーザーから「ウチのTVは母親のチョップで直った」「チャンネルの奪い合いをした」など多くの思い出エピソードが寄せられたといいます。多くの人の思い出に深く刻まれている昭和のTVを再現し、「大人の琴線に触れる商品作りに近づけた」とコメント。

 

 

イノベイティブ・トイ部門

新たなユーザーを取り込む技術や機能・提案が評価されるイノベイティブ・トイ部門では、セガトイズの「夢ペット ねこ産んじゃった!/いぬ産んじゃった!/うさぎ産んじゃった!」が受賞。ペットのお産を疑似体験することで、生命の誕生について学べる本アイテムには、生まれる子どもの色や数も様々で、サプライズトイ的な側面も持ち合わせているとのこと。実物の試遊ができるおもちゃショーでは、子どもたちにたくさん遊んで欲しいと語られました。

 

前年度ヒット・セールス賞&特別賞

ここからは、前年度ヒット・セールス賞と特別賞の発表&授与。今回のヒット・セールス賞にはセガトイズの「WHO are YOU?」、タカラトミーの「L.O.L. サプライズ!シリーズ2 7サプライズ!」、バンダイの「DXジクウドライバー」と3つの商品が選ばれました。

 

特別賞には、60周年を迎えたタカラトミーの「プラレール」シリーズ、平成を代表する玩具となったバンダイの「たまごっち」シリーズが選出されました。

 

最終選考に残った商品はどれも粒ぞろいで、選考が難航したというおもちゃ大賞。各メーカーが商品開発にかける想いや意気込みなども垣間見える授与式となりました。これから待ち受ける令和という新時代に、どんなおもちゃたちが登場するのか。来年のおもちゃ大賞が楽しみです。

 

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2019年6月11日(火)

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