電撃30MM情報局~働くおじさんコンニチハ!~

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BANDAI SPIRITSのオリジナルロボット企画「30MINUTE MISSIONS(30MM)」。電撃ホビーウェブでは随時新製品情報を紹介していますが、この電撃30MM情報局では、サクッとカスタマイズした事例を紹介します。

 

今回は、ついに登場した3体目の機体! 30MM 1/144 eEXM-21 ラビオット[ホワイト](税込1,518円)がテーマです。これまで30MMは、アルト、ポルタノヴァのバリエーション機体のみでの展開でしたが、ラビオットは機体そのものが新規となっていて、2020年6月にはポルタノヴァ系の機体「シエルノヴァ」も登場予定ですから、よりいっそう世界が広がりますね! 妄想、そして実作業も捗ろうというものです。

 

さて。ラビオットですが、重量級のシルエットに加え、同時発売されたオプションアーマー2種

  • 30MM 1/144 特殊作業用オプションアーマー
    [ラビオット用/イエロー](税込440円)
  • 30MM 1/144 拠点攻撃用オプションアーマー
    [ラビオット用/ダークブラウン](税込440円)

は、いずれも作業用らしきアームが付属していて、これまでの戦闘タイプのものから、少し毛色が変わっております。私のような年配者にとっては、ザクタンクを彷彿とさせて、どうにも嬉しい! そこで今回は働く系の機体を作りたくなったのですが、何かひと手間加えたいなと。

 

そこで、特殊作業用を見てみると、アームと相まってフェイス部分や胸のアーマーも、何となく重機の運転席っぽい。ならば、ちょっと穴を開けてみたらどうだろう? と思った次第です。細かいディテールアップなどはなかなか大変な面もありますが、穴を開けるだけなら比較的お手軽なのではないかと思います。

 

▲特殊作業用の、胸とフェイス部分のアーマー。本来はこうして、シールを貼ることになっています。この、シール部分に穴を明けたら、ディテール的によりかっこよくなるのではと。

 

▲作業開始です。フェイス部分のパーツに至っては、窓枠部分のフレームが細く、うまくいくかどうか……。

 

▲パーツをくり抜く際は、裏側の構造も気になるところ。“窓”の裏には本体との接続用のダボがありまして、コレも一部削らないといけないかも……。

 

パーツをくり抜く際、表側がまっ平らだったとしても、その裏にはダボがあったり肉厚が違ったりして、きれいにくり抜けるかどうかは、パーツの形状次第なのですが、この特殊作業用のパーツは、ダボなどがあるものの行けそうだと思ったので、作業続行です。

 

パーツのくり抜きに関しては、ピンバイスで穴を開け、その穴同士をつなぎ合わせて、最後に整形するという手段をとりました。お手軽です。

 

▲作業開始。“窓”部分に穴を開けていきます。

 

▲胸部も同様。

 

▲デザインナイフで“穴”同士をつなぎ合わせていけば、大きな穴が開きます。

 

大きな穴が開いたら、窓枠(フレーム)に沿って、慎重にデザインナイフで切り取っていきました。ある程度キレイに切り取った段階で、平らな金属ヤスリで断面をならしていけばでき上がり。作業時間は30分ほどだったでしょうか。お手軽です。

 

▲フェイス部分の一部を切り取った状態。コレですよ! 窓の向こう側にラビオットのクリアーパーツがチラ見えするこの感じが、やりたかった!

 

▲さらに穴を開けていきます。まだ若干切り取り残りがありますね。ただ、あんまり神経質にやろうとすると、不器用な私は失敗して削りすぎ、「あっちを削ったらこっちも削り、こっちを削ってあっちも……」みたいになってボロボロになる可能性が。チャレンジするか、撤退するか……。今回は頃合いを見て撤退いたしました。

 

さて、このあとは少し色を付けてみようと思い、ガンダムマーカーのスミ入れペンを使ってフェイス部分のフレームを黒く塗り、スミ入れもしてみました。また、胸部は穴が開くとラビオット本体のジョイント部分がむき出しになってしまうので、アルトの胸部中央のパーツをもってきて付けてみました。こうして、余ったパーツを付け替えたりして遊べるのも30MMのよいところですね~。

 

▲黒いフレームの奥にラビオットの顔がキラーンと覗いています。スミ入れは……なんだか汚くなってしまいました。

 

なお、本体の目の部分に銀色を塗った上からクリアーパーツをかぶせたので、目が目立つのはその効果も出ているからかと。銀を塗るだけでけっこう光り方が違ってきますのでおすすめですし、過去記事「電撃30MM情報局~30MM 1/144 eEXM-17 アルト[ダークグレー]をメタル仕様にしてみた!~」のように、塗装をしなくてもワンポイントでキラッとさせられますので、お試しを。あ、スミ入れが汚かったりしたのは、ちょっと失敗でした。モールドの溝幅が広いので、拭き取りすぎてムラが出来てしまっています。もう少し丁寧に拭き取ればよかったですね。反省。

 

なお、写真を見て「あれ?」と思った方もいるはず。今回のラビオット用オプションアーマーに付属しているアームは、本来腰に接続するものなのですが、そこは30MM、自分なりに遊んでみて、肩に付けてみました。肩に接続したら前に伸びないので実用度的にどうなんだ? という疑問はありますが、まあ、「高いところの作業をするから」的な言い訳を自分にしつつ。

 

というわけで、完成です!

 

▲ラビオット 働くおじさん仕様。アーマーは、特殊作業用と拠点攻撃用の2種を、各2個ずつ使用しています。このアーム、無限接続ができるので、こうした使い方もおもしろいですね。

 

▲少し上から。アームが、なんとなくフルアーマー的ななにかに見えなくもない感というか、でも胸に位置するくり抜いたアーマーが運転席に見えて、重機っぽい感もあり。

 

▲背面から見ると、ご覧の通り。ポルタノヴァ(水中仕様)のバックパックにアーム基部を接続し、さらにオプションセットのジョイント(1でも2でも同梱されています)でアームにつないでいます。オプションセットのジョイント、超使えますよね!

 

▲武器……はないので、今回は作業用アームで“でっかい”マジックハンド的な何かを作ってみました。

 

▲マジックハンドはラビオットの銃側面に、こちらもオプションセットのジョイントを使って接続。そのまま持つと銃らしさが強くなるので、敢えて逆手持ちにしてみました。

 

▲各アームを展開すると、けっこう迫力出ます。アームの多用はけっこうオススメですね!

 

▲前回作成した陸戦型にバックパックを付けるの図。いやぁ、機体が増えていくと、自分なりの世界観もどんどん広がりますねぇ。

 

これにて、30MM 1/144 eEXM-21 ラビオット[ホワイト]の記事を終わります。今後はベースやエフェクトなど、シーン再現ができる製品や、ビークル系もリリース予定など、楽しみが倍増すること間違い無しで、作りたいものも増えますなあ! こうなると、小隊、中隊規模などで、自分なりの部隊を編成していくのも楽しそうです。まずは、新製品を待ちましょう!

(C)BANDAI SPIRITS 2019

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